日の出とともに起きる
我が家の朝は早い、ものすごく早い。やれやれ。
朝の4時半に娘が起き出す。
「ふぎゃー!」と大きな声を出して泣くか、静かにそこらを徘徊はじめる。
大声で泣かれてはねていられないし、動き回っては何かを壊したり、口に入れたり、目を離せない。
仕方ないので起き出すのである。
ほぼ日の出と同じだ。
妹の動き出す音に、兄も目を覚ます。
彼は、保育園の頃、暗い内に起きるのを生き甲斐にしていた。
小学校に入っていろいろと疲れるのか、妹より早く起きることができない。
とはいえ、5時にはもぞもぞと起きるのである。
息子は起きると、とりあえず机に向かう。
ひらかなの書き取りをしたり、漢字検定(子ども漢字検定だ)に向けて、漢字を読んだりするのである。
まあ、偉い、朝晩1時間は机に向かうのが習慣になりつつある。
息子の勉強机は居間にある。娘が遊んでいるときが散ってしまう。
そこで、私が娘と散歩に出かけるのである。
近くの公園が適度な散歩コースになっている。U字型の公園があるのだ。
札幌の大通公園をぐいとUの字に曲げたような形をしてる。
端から端まで歩くと3~40分ほどかかる。軽い運動になるのだ。
幸いなことに我が家は、このU字型公園の開口部分の真ん中当たりにある。
どちらからでも歩き始められる。はなはだ便利なのだ。
朝の公園は、思いの外歩いている人がいる。
朝の散歩とかウォーキングを楽しんでいるのだ。
そこをベビーカーを押しておじさんが散歩するのである。
なかなか目立つ。そんな朝早く赤ん坊を散歩させている人はいない。
すると、ひとびとはベビーカーの娘をのぞき込んで、
「あら、かわいい、坊やですか?」といってくる。
もちろん、すかさず私は言い返す
「娘です!」
幼児の顔は性別がわかりづらい。
着せている服も、中性的だ。
しかも、娘は兄にそっくりなのだ。
息子を赤ん坊の頃から知っている人は、娘を見て、「あら、○○ちゃん(息子の名前)、がまた小さくなったのかとと思ったァ!」とか「タイムマシンで昔に戻ったみたい」というのである。本当によく似ている。
息子の赤ん坊の頃の写真と娘の写真を並べると、全く違和感ない。
同一人物だと思う。写真の日付で辛うじて識別できるほどだ。
私もつい息子の名前を娘に向かって呼んでしまう。
おむつを替えるときに、改めて娘だと認識できるくらいだ。
そして、その息子のお下がりのキャップをかぶっていると、まあ、親でない限り男の子だと思ってしまうだろう。
ぶらぶら公園を散歩し、終点がラジオ体操会場だ。
夏休み、といえば、ラジオ体操。
ラジオ体操は、夏休みしかやったことがない。
まあ、そんなこんなで、息子と妻と合流し、どっこいせと体操をする。
なかなか、毎日体操をするというのは、気持ちがいい。
こんなことでもない限り、毎日身体を動かさないだろう。
ラジオ体操から帰ってきて、食事、なんだかんだをしていると、娘は保育園に、息子は学童保育にいく。
やれやれ、午前中が終わったかなと思って時計をまだ8時半だ。
娘と一緒に起き出して、4時間も経ったのにまだ8時半なのだ。
午前中はこれからである。やれやれ。
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