« 献血ルームで健康を誓う | トップページ | 畑村式「わかる」技術――★★★★★ »

2006.03.07

効果10倍の〈教える〉技術――★★★★

効果10倍、というタイトルに惹かれて読んでしまった。

これまでの講義スタイルの研修では、身に付くのは10%しかないという。

研修のスタイルを変えないと、研修は「イベント」になってしまう。

ではどうすればいいのか、というのが本書である。

効果10倍の〈教える〉技術
吉田 新一郎著
PHP研究所 735円

さまざまな授業方法を取り入れること。研修の前後が大事だというのだ。

まず、新しい研修モデルが示されている。

 1)引きつける
 2)インパクトのある体験や情報の提供
 3)体験や情報の振り返りと共有
 4)応用する
 5)プログラム全体の振り返りと評価
 

 このサイクルは、ディベート研修では普通にやっていることではないか。と嬉しくなった。

 この学びだけでは学んだことは活かされないので、さらに、研修の前後で上司のサポートや研修後のフォローアップが重要だという。

 本当に研修で学んだことを、活かし、職場を変えていこうと思ったら、まずは上司から変わってもらわなくては。
そして、やりっ放しで終わるのではなく、適切なフォローも大事だ。

 本書は、学びについて企業の研修のみならず、学校教育にも言及している。
 示唆に富む、が、もう少し具体例が欲しかったなあ。事例紹介が欲しいところだ。

 まあ、ディベートの研修が、新しい学びとほぼ同じだ(と思う)ことに、意を強くしたのである。
 細かいところでは、新しい学びを良とすれば、まだまだ改善の余地はあるのだけれども……。

|

« 献血ルームで健康を誓う | トップページ | 畑村式「わかる」技術――★★★★★ »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 効果10倍の〈教える〉技術――★★★★:

« 献血ルームで健康を誓う | トップページ | 畑村式「わかる」技術――★★★★★ »