ギャングエイジとの抗争と岸本さん
朝から息子はご機嫌斜め。
何を言っても、「いいもん」「やらない」「しらない」
の反抗盛り。
娘を保育園に送っていって帰ってきたら、息子は「学校に行かない!!!!!」と大泣き中。
やれやれ。
なだめすかし、だまして自転車に乗せたまではいいのだけれど、学校の門のところまで来ても降りない。
無理矢理降ろして、抱え上げても大暴れ、私の眼鏡はどこかにふっとんでしまうは、自転車は倒れそうに鳴和で、一騒動。
ちょっと降ろすと校門を出て「学校には行かない!!!!!!!!!!」と叫ぶばかり。
ここで根負けをして「行かなくていいよ」としてしまっては不登校のはじまりだ。
正面突破作戦を変更、少し歩いて裏門から送り込む作戦に。
「おばあちゃんのうちに行こうか」と適当なことを言いつつ、なだめすかして少し裏門の方へ歩き出す。すると、担任の先生が来てくれた。
申し訳ないことにこの時はじめてお会いした。
正門での悶着を他の先生が教えてくれたのだ。ありがたい。
いろいろとなだめすかすが、彼は登校すること頑なに拒否、こちらも彼がこのまま帰るのを拒否。膠着状態になる。
そのまま裏門へ。
入りたがらない息子、先生にランドセルを渡し、裏門にとにかく押し込む。
それでも出ようとする息子、門を開かないように足で押さえる先生(ベテランの女性だ)、そのまま息子を置き去りにして帰ってきた。
いやはや、一日のエネルギーの95%くらいを消費した。
このギャングエイジは何年続くのか……。
疲れ果てた身体に鞭打って仕事をする。
事務と研修の準備だ。
午後からは岸本葉子さんの講演を聴きに行く予定。
しかし、少しくじけそうになる。疲れ果ててしまったから。
それでも気力を振り絞って日比谷へ向かう。
妻と一緒に会場へ。
場内に入るロビーのところで岸本さんを見かける。
挨拶をすると岸本さんが会釈を返してくれる。
年に一度くらい講演会でお会いするだけ(サイン会があればすかさずサインをもらったり、写真を撮ったりはするけど、ミーハーなのよ)なのに、覚えていてくれたのだ(と思う)。うれしい。
ますます岸本さんのファンになってしまう。
がんと共に生きる、というセミナーの一つとして岸本さんの講演がある。
今のところ(検診を受けていないだけだが)この病気とは関係ないのだけれど、身内ではガンで亡くなった人もいるし、日本人の二人に一人がかかる病気なのだ。
もし、というときの心構えとして、先達の話を聴いておいて損はない。
が、折角の岸本さんの話も、朝からの疲れから少し気を失ってしまったところがある。残念である。
岸本さんの講演が終わり、他の人の講演とパネルディスカッションはパスして、有楽町の無印を少しだけ覗く。
帰ったら、息子も帰宅していた。
朝のことをガミガミ言わず、これからのことを話し合おう、と妻とは了解済み。
息子も下の娘に親を取られたような気がしているのかも知れない。な、ということで親子で風呂に入り、裸の付き合いをする。
学校に行ってみると、楽しかった、というので一安心。これなら大丈夫だろう。
話し合いが功を奏したのか、裸の付き合いがよかったのか、息子は久しぶりに勉強を(ほんのわずかだが)自ら取り組んだ。よしよし。
教育には時間がかかるもの(いろいろな意味で)とわかっているのに、我が子になると短期間で結果を求めたくなってしまう。困ったものだ。
ああ、とにかく明日も機嫌よく過ごせますように……。
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