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2008.07.29

ここ数日の小確幸

 小確幸=ささやかだけれど慥かな幸せ、ささやかではあるが慥かな幸せをもたらすものこと

 ここ最近の小確幸は、映画である。
 映画を観ること自体幸せなのだが、いい映画を観た時は、さらに幸せは倍増する。

 ここ3回の試写会は、いい映画ばかりで、まさに小確幸であった。

・「画家と庭師とカンパーニュ」

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 静かでエスプリの効いた佳作。
 何十年かぶりに故郷に戻ってきた画家、庭師として雇った男はかつての小学校の同級生だった。再会からはじまる友情、さまざまな紆余曲折を経て再び交わる二人の人生。フランスの片田舎の風景と相俟って、静かなでゆっくりとした映像が心に染みるのである。

・「コレラの時代の愛」

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 滔々と流れる大河のような愛の物語。
 コレラが蔓延する19世紀末、南米コロンビアを舞台にした、半世紀におよぶ愛の物語である。
 若くして出会った二人、電信局のしがない配達員の男、ロバ商人の娘、二人の愛は高まり、二人は結婚の約束をする。だが、よりよい結婚を望む娘の親に反対され、二人の仲は引き裂かれてしまう。数年後再び出会った二人、しかし娘は突然翻意してしまう。
忘れられない男は彼女のことを秘かに想い続けるのだ。そして50年後、二人の人生はまた交叉することに。
 2時間の長尺なのに、その長さを感じさせない。ユーモアと鮮明な映像が滔々とゆく人生の河の流れ、観るものを滑らかに運んでくれるのである。
 見終わった時、思わず、「あ~」と嘆息してしまったものである。

・「アクロス・ザ・ユニバース」

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 映画でしか味わえない楽しみ。
 ミュージカル映画は映画でしか楽しめない。
 映像と音楽が一体になった世界は、映画でしかなしえない空間だ。

 ビートルズの音楽だけで作られた映画、それだけで期待は高まる。
 激動の60年代を背景に、リバプールからニューヨークへ。
 ベトナム戦争と公民権運動に揺れ動くアメリカ。
 
 音楽と映像の一体感は素晴らしい。舞台でも本でも、音楽だけでも味わえない、陶然となるような空間が表出される。
 いいなあ。

 いい映画は見終わった後、いいなあとしみじみとしてくる。
 しみじみと感慨にふけっている時、それが小確幸なのだ。

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