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2009.03.19

★★★★ イエスマン "YES"は人生のパスポート

 ま、見る前に飛べということだ。

 年齢を経るとどうもなにに対しても意味とか意義とか教訓とかを見いだしたり、それを周りに垂れたくなったりする。
 脳天気なコメディ映画にも人生の一片の真実を見つける(と思っている)のである。

 この映画、ジム・キャリーがとてもいい味を出している。081224_yesman_main

 彼は暗く引っ込み思案、何事にもいい訳をして、行動することがない。離婚もしてしまった。仕事もいまいちだ。友達の婚約パーティーもなんだかなんだと言って家に引きこもってしまう。彼の口癖は「No!」
 そんな彼を昔の友人があるセミナーに誘う、そこのカリスマは、何でも「Yes」と受け入れることだ、と説く。
 そして、彼もそれまでの「No」を「Yes」と言いはじめたら、人生が変わっていってしまうのだ。

 明るくて、さわやかに、多少の波乱はあっても、最後は幸せに……

 そんなにうまくはいかないよな、映画だから。
 とは思いつつも、まずは受け入れよ、躊躇う前に動け、というのは前向きな人生態度だな、と思う。
 逡巡していたり、エ~、できない、やりたくない、といっている間にチャンスの女神は通り過ぎてしまうのだ。

 書店には「断る」ことや「相手にYes」と言わせる方法の本があふれている。Yesという、受け入れるという本はほとんどない。断っていてははじまらないし、相手をコントロールしても自分は変われないのだ。
 受けて、行動することで何かがはじまるのではないか。

 例えば、我が息子は何でもほとんど「やる」というタイプである。「ちょっと塾にいってみるか」「スイミングにいくか」「一輪車やるか」「宮沢賢治の朗読劇に参加するか」「ミュージカルに出てみるか」「ウォーキングにいこう」「マラソンに出るか」「楽器やってみるか」……全てイエスとやっている。するとどうだろう、彼はまだ小学生だが、外に多くの知り合い、友人を持ち、毎日を楽しく(勉強は……だが)過ごしているのだ。
 行動する、それが何かを生み出すのだ。

 わたしも、映画が終わったあと、できるだけ「Yes」といってみようか、と思った次第である。
 何かが、代わりはじめるかもしれない。
 何もしなければ、何も変わりはしないのだから。

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