山形大学 四日間の集中講義
2010年、山形大学地域教育学科 キャリア講座 受講者振り返りレポートから抜粋
改行等は、web上での読みやすさを考慮して、西部が適宜改変したものです。
授業の内容は、今年も 山形で集中講義ですを参照ください。
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■4日間で学んだこと
私が4日間で万田ことは、ロジカルに考えることは暮らしを豊かにするということである。ことのことを具体的に情報を吟味できるということから説明する。
ロジカルに考えることは、情報を吟味するということに繋がっている。そして、授業を受けて、様々な演習をする中で、ロジカルな考え方は、日常生活においても私は重要だと思った。
なぜなら、最近はあまりにも情報を鵜呑みにし過ぎている部分があるからである。例えば、ディベートをやった時に、最初は先進国がやっていることなら、是非日本も導入すべきだと思っていた。しかし、ロジカルに考えれば、先進国がやっているからという理由は、ただのデータであって、何の理由付もない。
私は授業を通して、こうしたことは日常の中にもっとあふれているのだと思う。ダイエットに効くという食品が次から次へと品代わりして、売れたり、多くの人が電話で振り込め詐欺にあったりしている。私はもっとロジカルに考えれば、自分に必要な情報を吟味して楽しく生活できると感じた。「みんながそうしているから」のような曖昧さに気づいて、惑わされることがないからである。このことから、ロジカルに考えることは情報を吟味することに繋がると思った。
以上により、ロジカルに考えることは、暮らしを豊かにすると学んだ。
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■四日間の集中講義を終えて、自分が論理性について普段意識をしていないことに気づきました。
以下ポイントを2点挙げます。第一にラベリング、第二に具体性です。
第一はラベリングです。ラベリングは、何を挙げていけばよいのか、わかりませんでした。なぜなら、自分が感じ、考えたことが端的に何なのか名前をつけたことがないからです。「これの理由はこれこれ」というようなハッキリとしたプロセスを経てものごとを考えるクセがついておらず、主張の大枠を捉えることがとても難しかったです。
第二に具体性です。具体性は、根拠にとって必要です。なぜなら、根拠が具体的だと説得力が増すからです。しかし、その理由はどんなデータから雲の可という具体的知識がないため、主張や根拠が弱くなってしまいます。よって、根拠を具体的に考えられず、論理を作れませんでした。
以上、ラベリング、具体性の二転から、自分が論理性について普段から意識していないことに気づきました。
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■四日間の集中講義で学んだこと
今回の集中講義で学んだことは、論理的に伝わる話し方です。次の三点から説明します。
第一に基本構造、
第二にプレゼンテーションの方法、
第三にディベートについてです。
第一の基本構造です。
会話には「データ」「主張」「理由付け」が組み合わされています。普段は「理由付け」がなくても通じることが多いが、「主張」がない文章は、何処か説得力に欠けてしまうように感じました。基本構造を学んでからは、「主張」があるか、伝わりやすいかを気にかけるようになりました。
第二にプレゼンテーションの方法です。
特に「すごい」と思ったことは、ナンバリング・ラベリングです。
ナンバリング(順序)、ラベリング(見出し)をつけるだけで、これから話す内容を理解しやすくなるのです。自分の頭の中で整理されるので、聞いていて混乱することも、話していてグチャグチャになることもありませんでした。
これは、プレゼンテーションをする際に、とても重要なことであると思います。
第三に、ディベートです。ディベートは難しいです。
なぜなら、相手の意見に応じて話をしなければいけないからです。一番苦戦したのが反駁です。相手のどこが違うのか、それを見つけるのに、大量の資料の分析を必要とするからです。相手の意見を批判しつつ、自分の意見を主張することは難しいと、身をもって体験しました。しかし、ディベートの仕方を学び、お互いに意見を交わすことは、大切なことだと感じました。
以上、基本構造、プレゼンテーションの仕方、ディベートより集中講義で論理的に伝わる話し方を学びました。
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■私はこの4日間を振り返って「論理的な文章の書き方」を学ぶことができました。
二つの理由から論理的な文章の書き方を学んだことを述べます。
一つ目は授業を受ける前との比較、
二つ目はディベートの結果です。
一つ目は授業を受ける前との比較です。授業を受けたことで私は論理的な文章を書くことができるようになったと思います。なぜなら授業を受ける前は、自分の主張に対する根拠を述べていなかったからです。例えばレポートを課されても「~~ついて~~と感じました」というよに自分の感想しか述べていませんでした。よって、私は授業を受ける前との比較から論理的な書き方を学ぶことができたと思います。
二つ目はディベートの結果です。私はディベートの結果から論理的な文章の書き方を学んだと思います。なぜなら、私は肯定側、否定側の両側面で勝つことができました。これは自分の主張を論理的に表すことができたからだと思います。したがって私はディベートの結果から論理的な文章の書き方を学んだと思います。
以上、授業を受ける前との比較、ディベートの結果から、4日間で論理的な文章の書き方を学ぶことができたと思います。
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■4日間を通して学んだこと
私は4日間を通して論理的に意見を伝える方法とその大切さについて学びました。
次の2点からポイントを述べます。第1に伝える側、第2に聴き手です。
1点目は伝える側です。
伝える側は論理的伝える基本構成を用いることで、自分の考えの全てを端的にわかりやすく伝えることができます。なぜなら、論理的な基本構成には、主張、理由、例が上手に組み合わされ、相手が主張を理解するための情報が全て整っているからです。また、はじめにロードマップを示すことで、見通しを立てることもできます。
私は、1日目に「学んだこと」を書きなさいといわれた時に、書きたいことはあるが書けないでいました。そして、まとまりのない文章になっていたように思います。
しかし、4日間学ぶうちに構成のしかたがわかり、伝えたいことを端的にまとめられるようになりました。また、文章をまとめやすくなりました。これらのことから、伝える側として、自分の考えを論理的、端点にまとめることができるようになり、大切だと学びました。
2点目は聴き手です。論理的に意見を伝えることは聴き手が話し手の意見を理解するために大切だと学びました。主張や根拠、例を聴き手が理解したり、よりの意見の正しさ、利点を知ったりするためには、論理的な基本構成をもとにまとめる方がよいからです。
4日間たくさんの演習をして、基本構成で述べられた意見は聞きやすく、理解しやすかったです。同じ内容でも、基本構成を守った方が、理解できると実感しました。よって、論理的に意見を伝えることは、聴き手の理解を助けるために大切だと学びました。
以上、伝える側、聴き手側の2点から、論理的に意見を伝える方法とその大切さを学びました。
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■4日間の授業を振り返って、学んだことは、
コミュニケーションのスキルは向上させることができるのだということだ。
これまで私は話すのが下手でいいたいことの半分も相手に伝わっていないということを感じていたけれど、4日間で論理的な思考の持ち方、話し方を学んだことで、自分の話し方を変えられるのだということがわかった。
特に、ロードマップを示すということなどはこれまでの自分にはない発想であったが、そうすることで話し手も聞き手も見通しを持つことができ、より伝わりやすくなるのだと知ったのは大きな発見であった。また聴き手も話し手に聞いているという態度を示すということも、これまで意識していなかったことだった。
このようにコミュニケーションをとる時のポイントを押さえることで、話し方、聞き方のスキルというは向上させることができるのだということがわかり、これから是非実践していこうと思えた4日間であった。
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■4日間の授業を通して「学んだこと」を述べる。
論理的になることの重要性である。論理的なならないと相手に自分の話をわかってもらえないことがあるからだ。今までは、相手が私の話を理解しない時は相手が悪いと思うことが多かった。
しかし、4日間で論理的な文章の基本を学び、違うとわかった。私がまったく論理的でないことも一つの原因だとわかった。
このことから、4日間の授業で学んだこととして、論理的になることの重要性があげられる。
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■私がこの4日間で学んだことは、ロジカルに自分の考えを表現するということである。
次の3点から述べる。
第1にロジカルシンキング、
第2にプレゼンテーション、
第3にディベートである。
1点目はロジカルシンキングである。
これを学習したことにより、文章を論理的に見ていくことができるようになった。なぜなら、データと理由付と主張を分けて考えるという練習を何度かしたことで、今までただ読んでいただけだった長文を、なぜこのようなことがいえるのか、その根拠はどこにあるのかという見方が身についてきたからである。よって、私は4日前よりも文章を論理的に見ていくことができるようになった。
2点目はプレゼンテーションである。
ここでは、素早く論理的に考える力、相手の思考も考えて、論理的に考えを主張する力が身についた。次の2点から述べていく、一つ目は、即興プレゼンテーションである。これにより、素早く論理的な考えを組み立てることが少しずつできるようになってきた。なぜなら、即興プレゼンテーションでは、ある題に対して素早く考えていかなければならず、時間をかけず論理的に考える訓練ができたからである。
二つ目は、プレゼンテーションである。ここでは自分の考えを論理的に組み立てるだけでなく、相手がどう考えているかにも思考し、それに対する自分の考えを述べるという力が身についてきたように思う。なぜなら、プレゼンテーションでは予想される反論を考え、それに対して反論するという練習を行ったからである。
以上により、素早く論理的に考え、相手の思考も考えて論理的に考えを主張する力が身についてきた。
3点目は、ディベートである。
ここでは、前述した2点を応用することで、相手と論理的に議論することが以前よりできるよになった。なぜなら、立論を組み立てる際には、論理的に考え、まとめる力が必要であり、上述した1点目と2点目のプレゼンテーションで学んだことを使い、ディベートの尋問や反駁では、即興プレゼンテーションの技能を活かされていたからである。
ことのことから、ディベート今まで学んだことを全て活かして、相手と論理的に議論する力が身についてきたように思う。
以上、ロジカルシンキング、プレゼンテーション、ディベートの3点から、ロジカルに自分の考えを表現するとを学んだ。
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■4日間の講義で実践することの大切さを学んだ。これについて次の2点から述べていく。一つは主張、二つ目は傾聴である。
一つ目は主張である。
私は以前より主張することに怯えなくなったと思う。なぜなら、何度も主張していくうちに慣れてきたからである。
今までは主張することが苦手だったため、先生に当てられないような席で一時間ビクビクしながら授業を受けていた。しかし、この講義では場所は毎日くじ引きで決められ、指名も番号や誕生月など自分で避けることができないものばかりであった。そのため嫌でも当たり、主張のトレーニングになっていく。また授業内で演習も多かった。これより何度も主張せざるを得ず、その結果馴れ、主張が以前ほど嫌ではなくなった。よって、主張することに怯えなくなったといえる。
二つ目は傾聴である。
より傾聴できるようになったと思う。なぜなら姿勢を改めたからだ。
演習の中に悪い聴き方、良い聴き方を演じてみるものがあった。ここで、悪い聴き方に腕を組むということがあった。私は腕を組むのがクセである。そのため今までは聴く姿勢をとることができていなかった。今は腕を組まないように意識している。演習しなければこのことに気づけなかっただろう。よってより傾聴できるようになったと思う。
以上、主張、傾聴の2点より実践することの大切さを学んだ。
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■私が4日間を通して学んだことは、「論理的に書く、考える」ことである。
「論理的に書く、考える」ことについて、以下の2点から述べる。
第1に授業を受ける前の自分、
第2に今の自分である。
第1に、授業を受ける前の自分である。
授業を受ける前の自分は、論理的な文章とはほど遠い文章しか書けなかった。なぜなら、構成の基本が全く身に付いていなかったからである。具体的には、2日目に配布された私のレポートからもわかるように、AREAができていない文章で、根拠も述べられていなかった。
読み手か書き手かという視点も統一されていないものであった。これでは、言いたい事が伝わらない。このように、授業を受ける前の自分は論理的な文章とはほど遠い文章しか書けなかった。
第2に今の自分である。
今の自分は構成の基本を学び、それを意識して文章を書くようになった。なぜなら、自分の考えを相手にしっかり伝えたいと思ったからである。レポートでは、自分が書いた文章が論理的文章となっていないことに哀しくなった。また、ディベートでは聞き手に納得して欲しいのに、説得できないもどかしさ、理解してくれたときには嬉しさを感じた。
ここから、相手に伝えたいという思いが強くなった。このように、今の自分は構成の基本を意識して文章を書くようになった。
以上、授業を受ける前の自分と今の自分の2点から、4日間を通して学んだ「論理的に書く、考える」ことについて述べた。
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