本屋さんの棚にはいくつもの小さな窓が開いている……
恒例の国際ブックフェアに行ってきました。
楽しいですなあ。いろいろな本や本にまつわることに触れることができて、それはそれは嬉しいです。
今日は、国別イベントの「韓国文学は今、文学における疎通とは~「生きること」を受け入れる勇気について~」というパネルディスカッションを観覧してきた。
登壇する韓国作家の方々、金衍洙(キムヨンス)さん、金愛爛(キムエラン)さんとも初見であった。
日本からは川上未映子さんが登壇。
実は、彼女をみたくて参加したようなものである。いやはや。
川上未映子さん、お美しい!
海外の作家との交流とか、いろいろと裏話とか、テーマについての話のあと(ここで、平野啓一郎氏が登場! ただ、知人のキムヨンス氏に会いに来たら、登壇と相成っていた)、最後のひと言として川上氏の述べたことが心に染みた。
このような趣旨だ(メモから起こしたので、正確なものではありません)
「この生きにくい社会をサヴァイブするなら、批評力を身につけなくてはいけない。それは本当のことなのか、確かめる目を持つことだ。
それには文学が力になるだろう。言論(報道や論評などのこと)ができないことができるからだ。新聞は本当のことが書けない、しかし、文学は倫理的なことなどを乗り越えて、書けるからだ。人を揺さぶる力がある。
サヴァイブする気のない人には、ただ生きていて欲しい。文学や娯楽であり、明るいムードを与えることができるだろう。
そして、本屋さんの棚には、たくさんの小さな窓が開いている。皆さん、読んでください」
本は小さな窓だ。窓をやり過ごすことも、窓そのものをみないこともできる。しかし、窓の外には、広大な世界が開けているのだ。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 銀の海 金の大地1/氷室冴子/集英社 読了記録(2025.05.03)
- 2025/4 読んだ本(2025.05.02)
- 傲慢と善良(2025.01.10)
- 最後の作品をめぐって(2023.08.08)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- サンタさんにお願いしたい(2025.12.24)
- 乙女の密告/赤染晶子/新潮文庫(2025.05.08)
- 2025/4 読んだ本(2025.05.02)
- AIにジブリ風をお願いしてみた(2025.04.20)
- 娘の卒業式(2025.03.18)
コメント