2014年9月の読書
2014年9月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
新しい作家に出会うのは、心躍る。
畑野智美さんは、楽しみだ。
女性作家ばかりだなあ、最近読むのは。
神様は勝たせない (ハヤカワ文庫JA)の感想胸苦しくなるほどの青春の匂いがする物語。中学生のサッカー部を舞台に、大会の次へ進めるかどうか、分かれ目の試合、最後PK戦を軸にキャプテンやマネージャー、FWたちの過去と現在が交錯する。 読み始めれば、巻を措く能わず、物語に引き込まれていく。
読了日:9月2日 著者:白河三兎
どんでん返し (双葉文庫)の感想会話だけで書かれたミステリー、巧みな会話に引き込まれ、最後に「おお、そうきたか!」と心地よく騙される。30年以上前に書かれたものなので、携帯もなく、少し今読むと古びた印象があるけれど、ストーリーテリングの巧みさに魅了される。
読了日:9月4日 著者:笹沢左保
時の罠 (文春文庫)の感想時間をテーマに、四人の作家が競作! ちょっと豪華な顔ぶれ、この作者名を観ただけでも期待が高まる。辻村深月さん、湊かなえさんの作品が、両方ともタイムカプセルに絡み、そして、味わいが違うのが楽しい。
読了日:9月7日 著者:辻村深月,湊かなえ,米澤穂信,万城目学
王妃の帰還の感想男子のうかがい知れない、女子たちのマウンティングというか、グループ間抗争というか、女子は大変なのね。
読了日:9月11日 著者:柚木麻子
ナモナキラクエン (角川文庫)の感想小路幸也さんの描く家族は、まあ、いろいろあるけど、仲がいい。血のつながりで家族ができるのではなく、家族になりたい人が集まるから、家族になる。ということなのか。暖かい物語でした。
読了日:9月13日 著者:小路幸也
アレグリアとは仕事はできないの感想仕事場の機械は、疑似人格を持っている、というか、持たせてしまうのは、わかるなあ。我が社のミノ君はすこぶる機嫌がいいです。とかね。
読了日:9月13日 著者:津村記久子
国道沿いのファミレスの感想少しビターな青春小説であり、仕事の小説、恋愛小説。 6年半ぶりの故郷、訳ありの家族、友人、去った恋人、そして新しい恋人にはなにやら……。 家族と友情、仕事と恋情、ほろ苦い筆致で描かれ、最後は少し、ホッとするような。 この苦さは好きだな。
読了日:9月15日 著者:畑野智美
アイビー・ハウス (講談社文庫)の感想夫婦二組が一つの家に住む、夫婦たちのシェアハウス。蔦の絡まる家は、緑豊かで幸福そうだが……。人の生きてゆく有り様は様々、それを作者は少しの毒を持って描いてゆく。いやいやこんな夫婦はいないなとか、それはないなと想いながらも引き込まれてゆくのは、作者の毒に当てられたからなのか。
読了日:9月17日 著者:原田ひ香
狙った獣 (創元推理文庫)の感想終盤に向かって、不気味さと恐ろしさが幾何級数的にましてくる。半世紀も前に書かれたとは思えないすばらしさだ。
読了日:9月26日 著者:マーガレットミラー
こんなに変わった歴史教科書 (新潮文庫)の感想ええ~! と驚くこと。自分が習った歴史が、こんなにも変わっていたとは。島原の乱は、一揆に。江戸時代、鎖国はなかったとか。常識と思っていた歴史が……。
読了日:9月28日 著者:山本博文
あのころの、 (実業之日本社文庫)の感想六人の作家のアンソロジー。それは、甘酸っぱいようなほろ苦いような、切ないような胸苦しいような物語たち。
読了日:9月29日 著者:窪美澄,瀧羽麻子,吉野万理子,加藤千恵,彩瀬まる,柚木麻子
読書メーター
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 風に吹きはらわれてしまわないように リチャード・ブローティガン(ちくま文庫)(2026.02.20)
- 読了 カフェーの帰り道 嶋津輝 東京創元社(2026.02.17)
- 銀の海 金の大地1/氷室冴子/集英社 読了記録(2025.05.03)
- 2025/4 読んだ本(2025.05.02)
- 傲慢と善良(2025.01.10)
コメント