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2015.01.01

2014年の本棚

2014年の読書メーター
読んだ本の数:127冊
読んだページ数:39667ページ
ナイス数:774ナイス

嫌な女嫌な女感想
嫌な女の話かなと思っていたら、可愛い(ちょっと語弊があるけど)女の話だった。華やかでいつも男たちから賛美される夏子、彼女が起こすトラブルの尻ぬぐいをする遠戚になる弁護士の徹子。二人の人生は夏子のトラブルの度に交わる。 男に媚びて、小銭を巻き上げる小悪党の夏子が、なんとも生き生きとしている。孤独に、内に虚無を抱え込む徹子が、人々との交わりを通して変わっていく姿が、いいのだけれど、やるせない感じもする。 ふたりの人生の跡を追いつつ、ラストは、胸に迫る、震えるのである。
読了日:1月10日 著者:桂望実
アフリカッ!アフリカッ!感想
真っ直ぐな青年の挑戦と成長の物語。成長する姿に胸が熱くなる。
読了日:1月12日 著者:松村美香
まっぷたつの子爵 (ベスト版 文学のおくりもの)まっぷたつの子爵 (ベスト版 文学のおくりもの)感想
寓意に満ちた物語は、読むものに内省を促す。 戦争で体が真っ二つになってしまった子爵は、それまでの前途有望な若者から、悪の権化になってしまう。そこに……。
読了日:1月15日 著者:イタロカルヴィーノ
愛の妖精 (岩波文庫)愛の妖精 (岩波文庫)感想
純真な恋愛小説。とても清純です。 汚れ果ててしまったおじさんには、眩しい物語です。 裕福な農家に生まれた可愛らしい双子の男の子たち、彼らの近くには幼い頃から「こおろぎ」と呼ぶ、貧しく皮肉屋で棒のように細い男のような女の子がいた。しかし、彼女は貧相で不器量な女の子であり続けたわけではない……。 19世紀のフランスの田園を舞台に、純粋な愛の形を知るのである。 いやあ、名作です。心が洗われます。
読了日:1月22日 著者:ジョルジュサンド
エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)エンダーのゲーム〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)感想
映画より、当然なのだけれど、濃密な物語である。
読了日:1月26日 著者:オースン・スコット・カード
エンダーのゲーム〔新訳版〕(下) (ハヤカワ文庫SF)エンダーのゲーム〔新訳版〕(下) (ハヤカワ文庫SF)感想
そうか、そのように解決を図っていくのか。この物語はまだまだ続くのだな。壮大な物語の序章だったのだ。
読了日:1月30日 著者:オースン・スコット・カード
機龍警察 未亡旅団 (ハヤカワ・ミステリワールド)機龍警察 未亡旅団 (ハヤカワ・ミステリワールド)感想
参った! このシリーズは巻を追う毎に複雑精妙になり、巻を措く能わず、頁を繰るのももどかしい。女だけのテロリスト集団と警察内部の「敵」の存在、立ち向かう特捜部の面々の想い、が深みのある物語を作り出している。そして、最後に少しほんのりと心が温かくなる。
読了日:2月2日 著者:月村了衛
超高速!参勤交代 (らくらく本)超高速!参勤交代 (らくらく本)感想
エンタメ時代小説というから、軽いノリのものかな、と思っていたら、いやいやどうして、ぐっと心を鷲掴みされる小説でした。  民と一緒に湯船につかったり、通りすがりに農民から大根を渡されたりする、気のいい殿様、湯長谷藩主内藤政醇、彼のもとに五日以内に参勤交代せよとの命が下される。普通に行って七日かかるところを五日とは、期限までに参勤できなければ、藩は取り潰しに。理不尽な要求に、内藤政醇は敢然と挑む。知恵者の家老、武芸に秀でた家来らと共に、江戸を目指す。抜け道を案内するのはなにかわけありの戸隠流の抜け人、行く手を
読了日:2月3日 著者:土橋章宏
ぶたぶたは見た (光文社文庫)ぶたぶたは見た (光文社文庫)感想
家政夫ぶたぶたさん、何を見たのか、おどろおどろしい事件かと思いきや、そこはぶたぶたさん、ほっこりとするお話でした。ぶたぶたさんの料理が食べたい。
読了日:2月4日 著者:矢崎存美
天下り酒場 (祥伝社文庫)天下り酒場 (祥伝社文庫)感想
こんな奇想小説、好きです。
読了日:2月6日 著者:原宏一
密封<奥右筆秘帳> (講談社文庫)密封<奥右筆秘帳> (講談社文庫)感想
「この時代小説がすごい」(この時~と略するのかな)で、一位だったので読んでみた。一位は宜なるかな。右筆という事務の仕事と殺陣と合わない物語が見事に融合し、心躍る。うごめく陰謀、迫る暗殺者たち、ページを捲るのももどかしい。
読了日:2月11日 著者:上田秀人
飛翔 軍鶏侍 (祥伝社文庫)飛翔 軍鶏侍 (祥伝社文庫)感想
軍鶏侍は、相変わらずスッと姿のよいこと。ジワリと心に染みてくる。中編の「巣立ち」が出色。仇を討つ者討たせる者、討たせたい者の心情が静かに伝わってくる佳作である。
読了日:2月17日 著者:野口卓
通りゃんせ (角川文庫)通りゃんせ (角川文庫)感想
タイムスリップして江戸時代にいってしまった青年のお話。江戸時代にタイムスリップするというと、大江戸神仙伝とか最近なら「仁」とかを思い起こす。神仙伝も「仁」も江戸市中の物語なのだが、本書は郊外の農村が舞台だ。百姓の厳しい生活が描かれ、江戸市中とはまた趣が異なり、読み飽きない。
読了日:2月20日 著者:宇江佐真理
美雪晴れ―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)美雪晴れ―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)感想
澪の凛とした姿勢に心打たれる。挫けない、真っ直ぐな姿勢が素敵である。次回で最終巻とは、なんとも寂しい。
読了日:2月22日 著者:高田郁
スコールの夜スコールの夜感想
財務官僚が描いた都銀の内側! 女「半沢直樹」なのか、と思ったら足下をすくわれる。もっと人間臭いのだ。ドロドロしている。そこがいい。大手都市銀行、男女雇用機会均等法下の女性総合職の主人公、男たちの社会で葛藤し、力強く生きていく。丁寧な取材で、細部が活写され、生々しく伝わってくる。 第5回日経小説賞受賞作。これからが楽しみな作家です。
読了日:2月24日 著者:芦崎笙
SOSの猿 (中公文庫)SOSの猿 (中公文庫)感想
人の痛みを傍観できない若者、原因の追及をやめられない男、二人に共通するのは「孫悟空」! いやいや。なんとも。
読了日:3月1日 著者:伊坂幸太郎
D1 警視庁暗殺部 (祥伝社文庫)D1 警視庁暗殺部 (祥伝社文庫)感想
なんとも痛快! ただ、勧善懲悪! 警視庁暗殺部! 考えることなく、楽しむお話だ。巨悪を撃つ! 斬る! わかりやすくてよいです。
読了日:3月3日 著者:矢月秀作
生存者ゼロ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)生存者ゼロ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
なかなか面白かった。洋上の石油採掘基地で、全員死亡する事件が起こる。細菌感染かと思われるのだが、洋上の孤立したところにどこから細菌が来たのか、そして、わずかの時間で全員が死亡したのはなぜなのか。重い過去を引きずる感染症学者、自衛隊員ら、人類の危機に立ち向かう姿が凛々しい。政府の大臣たちの姿が少々ステレオタイプなのが残念だけれども。ページを捲るのももどかしい、読ませる!
読了日:3月7日 著者:安生正
帰ってきたヒトラー 上帰ってきたヒトラー 上感想
これは、楽しい。現在によみがえってしまったヒトラー。誰も本物だとは思わない。パロディとして、彼はお笑いの世界へ。真面目に国を憂い、ふたたびを目指す彼に未来はあるのか。
読了日:3月13日 著者:ティムールヴェルメシュ
帰ってきたヒトラー 下帰ってきたヒトラー 下感想
際どい風刺小説と思っていたら、辛辣な風刺小説だった。私たちはいつも、何かに惑わされる可能性があるのだ。とても真面目で、熱心に取り組み、人を思いやる魅力的な人物だけれど、それは……
読了日:3月15日 著者:ティムールヴェルメシュ
放浪の戦士―デルフィニア戦記〈1〉 (C・NOVELSファンタジア)放浪の戦士―デルフィニア戦記〈1〉 (C・NOVELSファンタジア)感想
天狼院書店のファナティック読書会で、薦められた本。おじさんが読むには、ちょっと気恥ずかしい感がある。が、心躍るストーリーに魅せられ、読みふけってしまった。このあとは、一気に読んでしまいそうで怖いです。
読了日:3月17日 著者:茅田砂胡
放浪の戦士〈2〉―デルフィニア戦記 第1部 (中公文庫)放浪の戦士〈2〉―デルフィニア戦記 第1部 (中公文庫)感想
もう、早く続きが読みたいですよ。
読了日:3月18日 著者:茅田砂胡
白亜宮の陰影―デルフィニア戦記〈3〉 (C・NOVELSファンタジア)白亜宮の陰影―デルフィニア戦記〈3〉 (C・NOVELSファンタジア)感想
おお! それから!
読了日:3月20日 著者:茅田砂胡
空漠の玉座―デルフィニア戦記〈4〉 (C・NOVELSファンタジア)空漠の玉座―デルフィニア戦記〈4〉 (C・NOVELSファンタジア)
読了日:3月23日 著者:茅田砂胡
異郷の煌姫―デルフィニア戦記〈5〉 (C・NOVELSファンタジア)異郷の煌姫―デルフィニア戦記〈5〉 (C・NOVELSファンタジア)
読了日:3月23日 著者:茅田砂胡
獅子の胎動―デルフィニア戦記〈6〉 (C・NOVELSファンタジア)獅子の胎動―デルフィニア戦記〈6〉 (C・NOVELSファンタジア)
読了日:3月23日 著者:茅田砂胡
コーラルの嵐―デルフィニア戦記〈7〉 (C・NOVELSファンタジア)コーラルの嵐―デルフィニア戦記〈7〉 (C・NOVELSファンタジア)
読了日:3月23日 著者:茅田砂胡
風塵の群雄―デルフィニア戦記〈8〉 (C NOVELSファンタジア)風塵の群雄―デルフィニア戦記〈8〉 (C NOVELSファンタジア)
読了日:3月23日 著者:茅田砂胡
動乱の序章―デルフィニア戦記〈9〉 (C・NOVELS―ファンタジア)動乱の序章―デルフィニア戦記〈9〉 (C・NOVELS―ファンタジア)
読了日:3月24日 著者:茅田砂胡
憂愁の妃将軍―デルフィニア戦記〈10〉 (C NOVELSファンタジア)憂愁の妃将軍―デルフィニア戦記〈10〉 (C NOVELSファンタジア)
読了日:3月25日 著者:茅田砂胡
妖雲の舞曲―デルフィニア戦記〈11〉 (C・NOVELSファンタジア)妖雲の舞曲―デルフィニア戦記〈11〉 (C・NOVELSファンタジア)
読了日:3月25日 著者:茅田砂胡
ファロットの誘惑―デルフィニア戦記〈12〉 (C・NOVELSファンタジア)ファロットの誘惑―デルフィニア戦記〈12〉 (C・NOVELSファンタジア)
読了日:3月25日 著者:茅田砂胡
闘神達の祝宴―デルフィニア戦記〈13〉 (C・NOVELSファンタジア)闘神達の祝宴―デルフィニア戦記〈13〉 (C・NOVELSファンタジア)
読了日:3月27日 著者:茅田砂胡
紅の喪章―デルフィニア戦記〈14〉 (C・NOVELSファンタジア)紅の喪章―デルフィニア戦記〈14〉 (C・NOVELSファンタジア)
読了日:3月27日 著者:茅田砂胡
勝利への誘い―デルフィニア戦記〈15〉 (C・NOVELSファンタジア)勝利への誘い―デルフィニア戦記〈15〉 (C・NOVELSファンタジア)
読了日:3月29日 著者:茅田砂胡
伝説の終焉―デルフィニア戦記〈16〉 (C・NOVELSファンタジア)伝説の終焉―デルフィニア戦記〈16〉 (C・NOVELSファンタジア)
読了日:3月29日 著者:茅田砂胡
遙かなる星の流れに(上)―デルフィニア戦記〈17〉 (C・NOVELSファンタジア)遙かなる星の流れに(上)―デルフィニア戦記〈17〉 (C・NOVELSファンタジア)
読了日:3月30日 著者:茅田砂胡
遥かなる星の流れに 下―デルフィニア戦記〈18〉 (C・NOVELSファンタジア)遥かなる星の流れに 下―デルフィニア戦記〈18〉 (C・NOVELSファンタジア)感想
読み終わってしまった。長い物語は、なかなか終わらない楽しさがある。が、それにもまして、読み終えた寂しさが募る。
読了日:3月30日 著者:茅田砂胡
五十になるって、あんがい、ふつう。五十になるって、あんがい、ふつう。感想
日常の積み重ねが,生きてゆくことの証である。さらりとした文章に、日々を慈しむ姿が浮かんでくる。ところで、帯の写真と表紙の写真は対をなしている。帯は大事にしましょう。
読了日:4月3日 著者:岸本葉子
春、戻る春、戻る感想
瀬尾まいこさんの作品の根底には、人に対する暖かな視点がある。他者を暖かく受け入れる懐の深さを感じる。三十路を過ぎて結婚しようとする女性の前に、突然、年下の「兄」が現れる! ついに瀬尾まいこもミステリを書きだしたのか!と思ったら、さにあらん。一回りも年下の男性が、なぜ、兄なのか、正体不明の兄を受け入れていく女性、その婚約者と家族。「兄」の周りには、春の暖かい空気が流れているのだ。心がホッとする物語だ。
読了日:4月4日 著者:瀬尾まいこ
黄昏の岸 暁の天 十二国記 (新潮文庫)黄昏の岸 暁の天 十二国記 (新潮文庫)感想
魔性の子の裏では、こんな物語があったか。作者の雄大な構想力に感服する。そして、隻腕の将軍、本性を失った麒麟の行く末は……。
読了日:4月8日 著者:小野不由美
王女グリンダ〈上〉 (中公文庫)王女グリンダ〈上〉 (中公文庫)感想
デルフィニア戦記の原点。少し違う世界が楽しい。早く下巻が読みたい。
読了日:4月9日 著者:茅田砂胡
ぶたぶたカフェ (光文社文庫)ぶたぶたカフェ (光文社文庫)感想
相変わらず、かわゆくて、癒されて、そして、料理が上手である、ぶたぶたさんは。彼の食事に癒される。分厚いパンケーキを食べたい!
読了日:4月10日 著者:矢崎存美
王女グリンダ〈下〉 (中公文庫)王女グリンダ〈下〉 (中公文庫)感想
ほう、このデルフィニアでは,そうなるのか……。もう一つのデルフィニアが堪能できた。ダルトンの活躍する物語も読みたい!
読了日:4月14日 著者:茅田砂胡
コーヒーと恋愛 (ちくま文庫)コーヒーと恋愛 (ちくま文庫)感想
獅子文六といっても、知っている人が少なくなってしまった。その時にこの本が新装刊! 男と女の間に流れるものは、時を経ても変わらないのだ。獅子文六の軽快な語り口、過日のホームドラマを思わせる展開に、思わず頬も緩むのである。
読了日:4月18日 著者:獅子文六
女のいない男たち女のいない男たち感想
短篇を読み進むに従って、タイトルの意味が明瞭になってくる。 喪失は再生への第一歩である、と書きたかったのだろうか。何度か読み返すことになりそうだ。
読了日:4月24日 著者:村上春樹
人生相談。人生相談。感想
人生相談から、その背景を描いていくのか、と単純に思っていたら、作者の手の平の上で遊ばれましたね。ふふ。え~と、もう一度読んで、あれとこれとそれとはどういう関係だったか、ということはアレは、それだったのか……。
読了日:4月30日 著者:真梨幸子
シャドウハンター 骨の街 上 (創元推理文庫)シャドウハンター 骨の街 上 (創元推理文庫)感想
モダンヒロイックファンタジー? 剣と魔法とかいうような世界は、なぜか心躍るものがある。「火星のプリンセス」を原体験に、どうにも惹かれてしまうのだな。このヒロインは、一種の貴種流離譚的苦難を味わうところが、面白い。このヒロインの成長を見守りたくなる。
読了日:5月5日 著者:カサンドラ・クレア
シャドウハンター 骨の街 下 (創元推理文庫)シャドウハンター 骨の街 下 (創元推理文庫)感想
禁断の愛! 韓流ドラマみたい、まあ、それがまた面白い。 ただ、カバーの絵がちょっと好きになれないなあ。
読了日:5月7日 著者:カサンドラ・クレア
レッドスーツ (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)レッドスーツ (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)感想
やられましたね。 なにやらおかしなことが起こっているらしい銀河連邦旗艦イントレピッド号、その謎を解き明かそうとする新任少尉と仲間たち、その謎はとんでもないものだった! トンデモSFかと思いきや、最後では泣かされます。 スコルジー侮るべからず! です。
読了日:5月13日 著者:ジョンスコルジー
書店員の恋 (日経文芸文庫)書店員の恋 (日経文芸文庫)感想
とても純な恋愛の物語、ふたりの男性の間で揺れ動く心、何を自分は求めているのか? 自省する心の内……。恋物語の全ての要素が詰まっている。何より、主人公の小説に対する思いが、本好きにはたまらない。
読了日:5月16日 著者:梅田みか
ブラ男の気持ちがわかるかい? (文春文庫)ブラ男の気持ちがわかるかい? (文春文庫)感想
この腰の引けたルポが楽しい。 北尾氏も五十路、オヤジの悲哀がにじみ出るエッセイに心揺さぶられる。
読了日:5月17日 著者:北尾トロ
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)感想
遅まきながら、読みました。 栞子さんの本に対する熱情は、心打たれるなあ。 このように本が紹介されると、ちょっと読んでみたくなる。
読了日:5月21日 著者:三上延
いろは匂へどいろは匂へど感想
30代半ばの女性と50代の男性の恋物語、というには爽やか過ぎる! 紫(ゆかり)の心情が丹念に描かれていて、物語の世界にひきこまれる。男が五十路にしては自由奔放なのが、またいい。職人というか芸術家だからこそ、思うがままに生きる姿が作り物めいていない、息づかいが感じられるのだ。5年後、彼らはどうなっているのか、その後の物語も読みたい。
読了日:5月22日 著者:瀧羽麻子
アナン、(上) (講談社文庫)アナン、(上) (講談社文庫)
読了日:5月26日 著者:飯田譲治,梓河人
アナン、(下) (講談社文庫)アナン、(下) (講談社文庫)感想
スピリチュアルなファンタジーって、なんだ? と思いながら引き込まれてしまった。ホームレスの男性が拾ってしまった赤ん坊、その子の周りでは不思議なことが……。赤ん坊の成長と周りの人の変化がドラマチックで、ぐいぐいと読んでしまった。まだ続きがありそうで、ちょっと消化不良?!
読了日:5月29日 著者:飯田譲治,梓河人
村上海賊の娘 上巻村上海賊の娘 上巻感想
醜女で悍婦、これは主人公としてはどうなのかと思うが、いやいやどうして……。
読了日:6月9日 著者:和田竜
村上海賊の娘 下巻村上海賊の娘 下巻感想
海戦場面の華々しくも凄惨なさまは、引き込まれる。景は、颯爽としていて、かつ剛勇、その生きる姿は心を打つ!
読了日:6月11日 著者:和田竜
シャドウハンター 灰の街 上 (創元推理文庫)シャドウハンター 灰の街 上 (創元推理文庫)感想
表紙は、なんだかもうであるが、話は面白い。
読了日:6月15日 著者:カサンドラ・クレア
シャドウハンター 灰の街 下 (創元推理文庫)シャドウハンター 灰の街 下 (創元推理文庫)感想
クラリーの成長に目が話せない。サイモンはデイウォーカーになったのか? 次の戦いが愉しみ!
読了日:6月17日 著者:カサンドラ・クレア
シャドウハンター 硝子の街(シティ・オブ・グラス) 上 (創元推理文庫)シャドウハンター 硝子の街(シティ・オブ・グラス) 上 (創元推理文庫)感想
一気に読んでしまった。
読了日:6月19日 著者:カサンドラ・クレア
シャドウハンター 硝子の街(シティ・オブ・グラス) 下 (創元推理文庫)シャドウハンター 硝子の街(シティ・オブ・グラス) 下 (創元推理文庫)感想
おじさんも、つい夢中になってしまう。納まるべきところに納まったけれど、続編の布石はしっかりと打たれている。次が楽しみだ。映画はコケてしまったけれど、続編は翻訳して欲しい。それにしても、この手のファンタジーのヒロインは、搦め手的な戦いばかりするのでしょうかね。「トワイライト」もそうだったしなあ。イザベルがヒロインの物語を読みたいとも思うのです。
読了日:6月21日 著者:カサンドラ・クレア
蔦屋蔦屋感想
やりたいことをやる、人がやっていないことをやる、江戸時代の起業家だね。その前向きな姿に惹かれるのだが、このお話の中では、松平定信の寛政の改革についての言及が、心に残る。「倹約馬鹿たちは見もしない。……強いるばかりで何もしてはくれない。」お題目を唱えることは、何も生み出さない。ここに作者の情念のようなものを感じた。
読了日:6月29日 著者:谷津矢車
英国一家、ますます日本を食べる (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)英国一家、ますます日本を食べる (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)感想
さらに、いろいろと食べてますね。知らない日本を知った。 また、日本でいろいろと食べて欲しいです。
読了日:6月29日 著者:マイケル・ブース
キャリアポルノは人生の無駄だ (朝日新書)キャリアポルノは人生の無駄だ (朝日新書)感想
この本を読んだら、自己啓発書は何も売れなくなってしまうではないか。キャリアポルノ、自己啓発書はいくら読んでも、書いてあるようには行かないし、読み続けている限り前には進めないのである。 本書の後半は、束だしのために書かれたような。
読了日:6月29日 著者:谷本真由美(@May_Roma)
書店ガール 3 (PHP文芸文庫)書店ガール 3 (PHP文芸文庫)感想
主人公たちは三巻目でそれぞれの問題を抱え、成長していく。そして、あの3.11を書店員たちはどのように迎えたのだろう。それを乗り越えていくのか。彼女たちの真摯な姿に目が潤んでしまった。
読了日:6月29日 著者:碧野圭
早稲女、女、男早稲女、女、男感想
大学時代に戻りたいなあ、と感慨にふけるのである。作者の視線は辛辣だけれど、人を信じる強さがある。
読了日:6月30日 著者:柚木麻子
推定脅威推定脅威感想
飛行機、自衛隊機が好きな人にはたまらないのだろうなあ。もちろん好きでなくても、知らなくてもぐんぐん読める。戦闘機の蘊蓄が話の流れに乗って展開される。なぜ、自衛隊機は落ちたのか、謎が思わぬ方向から解き明かされる。いやいや、のめり込んでしまう。新しい書き手の登場である。まあ、恋愛場面は……なんともだけれど。
読了日:7月3日 著者:未須本有生
All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)感想
映画の原作になったので、読んでみました。異星人との戦闘、タイムループ、青年の成長、淡い恋、最後は……。映画の方がカタルシスはあります。がこの終わり方もまたいいですね。星は二つ半。
読了日:7月6日 著者:桜坂洋
きみのために棘を生やすのきみのために棘を生やすの感想
女性が描く性愛は、男性が描くものよりしっとりとしている。
読了日:7月8日 著者:窪美澄,彩瀬まる,花房観音,宮木あや子,千早茜
魔女の目覚め 上 (ヴィレッジブックス)魔女の目覚め 上 (ヴィレッジブックス)感想
ほ、ほう 少し冗長かな。ヒロインはどうして自分に自信を持たない女性が多いのか。(トワイライトもそうだった)
読了日:7月18日 著者:デボラ・ハークネス
魔女の目覚め 下 (ヴィレッジブックス)魔女の目覚め 下 (ヴィレッジブックス)感想
ついに、そうですか。次はどうなるのか? 次が楽しみになります。
読了日:7月21日 著者:デボラ・ハークネス
嘆きの美女嘆きの美女感想
美女は美女として悩みがある、そして、毒吐き女にも。コミカルで、スピーディな展開に引き込まれて、一気読みでした。
読了日:7月25日 著者:柚木麻子
あまからカルテット (文春文庫)あまからカルテット (文春文庫)感想
柚木さんが描く女性たちは、誰もが魅力的。そして、女同士の友情が爽やか。
読了日:7月25日 著者:柚木麻子
オキシペタルムの庭オキシペタルムの庭感想
瀧羽作品の中では、今までになく、少し重たい物語。主人公の心の葛藤、恋人への信頼と懐疑。一見正しそうなことが、万能の策ではないことに気づかない盲信の怖さ。 読み応えがありました。
読了日:7月25日 著者:瀧羽麻子
ハルさん (創元推理文庫)ハルさん (創元推理文庫)感想
泣けました。 娘を持つ親としては、もう、なんだか……。 娘が結婚する日に、それまでの娘とのことを思い出し、これから旅立つ娘の幸せを願うしかない。父親の喜びと哀しみが、どうしてこの高も鮮やかに描かれているのだろう。 それにしても、電車の中で読むのではなかった。
読了日:7月28日 著者:藤野恵美
ランチのアッコちゃんランチのアッコちゃん感想
作者の巧みな話術に乗せられて、物語の中にスッと溶け込んでいく。 noといえない三智子と颯爽としたアッコ女史の対比の妙と仕掛けられた謎がページを捲らずにはいられない。アッコちゃんは次はどこで顔を見せてくれるのかな。
読了日:7月29日 著者:柚木麻子
東京ロンダリング (集英社文庫)東京ロンダリング (集英社文庫)感想
事故物件に住むことを生業とする主人公と彼女を巡る人模様。設定の奇抜さに目を奪われてしまいそうだ。だが、奇計の生活を描くことで普遍的なものを明徴させようとしているのかも知れない。作者の巧みな筆運びに、さらさらと読めてしまうけれど、この本の奥は深そうだ。
読了日:7月30日 著者:原田ひ香
私にふさわしいホテル私にふさわしいホテル
読了日:8月2日 著者:柚木麻子
ヤッさん (双葉文庫)ヤッさん (双葉文庫)
読了日:8月4日 著者:原宏一
フロム・ミー・トゥ・ユー (8) (東京バンドワゴン)フロム・ミー・トゥ・ユー (8) (東京バンドワゴン)感想
7作目まで読んでいると、登場人物たちは身内のような感覚になる。彼らの知られざる過去、これまでのお話の中でかけらのように触れられたエピソードが語られる。青が突然堀田家に現れた時のこと、我南人と秋実さんとの出会いの場面などなど、どれも気持ちが柔らかくなるお話たちだ。
読了日:8月5日 著者:小路幸也
女子高柔道部物語 (講談社F文庫)女子高柔道部物語 (講談社F文庫)感想
「シックスティーン」の柔道部版かと思ったら、思い切り裏切られました。いい意味でね。女子高の柔道部に思いつきで入ってしまった文化系女子の青春。汗と涙と、もう、暴走する思春期の娘たち! リアルな青春にちょっとほろ苦い想いがこみ上げます。黄金色の稲穂の道を自転車で走る場面は、田舎育ちにはぐっと来るものがありました。
読了日:8月6日 著者:小野綾子
ぱりぱりぱりぱり
読了日:8月8日 著者:瀧羽麻子
その手をにぎりたいその手をにぎりたい
読了日:8月10日 著者:柚木麻子
ぶたぶた図書館 (光文社文庫)ぶたぶた図書館 (光文社文庫)感想
いつ読んでも、何を読んでも ほっこりとしてしまう。やさしい物語。今度の舞台、メインは図書館。このシリーズのキーワードは、「再生」なのだ。そこがやさしいものへ誘うのだろう。それにしても、ぶたぶたさんはなかなかの読書家だ。いろいろな本が出てくる。巻末のリストを見ながら、新しい本に出会うのもの楽しみ。
読了日:8月10日 著者:矢崎存美
#アホ男子母死亡かるた#アホ男子母死亡かるた感想
腹の皮がよじれるくらい笑った。 なぜ、うちの息子のことを他の人は知っているのだろう。と思うくらい、男子は共通してアホなのか。 娘と比べると、同じ人類だとは思えない。 男子を子育て中の方、子育てが終わった方全ての人に。
読了日:8月14日 著者:
初恋料理教室 (一般書)初恋料理教室 (一般書)感想
料理が包む人生。食べることは生きること。料理教室に通う一人一人の人生の一コマが、美味しい料理と共に語られる。思わず笑顔になる物語たち。摂食障害から立ち直ろうとする姉弟の物語、仕事一筋の夫と見守る妻の物語、などどれも心に染みる。
読了日:8月14日 著者:藤野恵美
神去なあなあ日常神去なあなあ日常感想
林業小説! にして、少年が青年になっていく物語。面白く読めました。
読了日:8月17日 著者:三浦しをん
唸る長刀 ((幻冬舎時代小説文庫))唸る長刀 ((幻冬舎時代小説文庫))感想
規格外れの人には、整えられた枠など窮屈だ。窮屈と思いつつ、その枠の中で生きていかざるをえない武士たち。規格外の身の丈七尺の進はどうするのか。やたらと強く、残忍な押し込み強盗団、腕に覚えある捕り方たちもなす図術もない。
読了日:8月18日 著者:谷津矢車
ふりだし 馬律流青春雙六 (学研M文庫 や 16-1)ふりだし 馬律流青春雙六 (学研M文庫 や 16-1)感想
江戸時代の経営指南書? 設定の斬新さ、話運びの鮮やかさ、楽しめる一冊です。浪人の丈衛門は、仲間と怪しげな仕事で糊口凌いでいた。ある仕事で出会った桜色の小袖姿の美しい少女に出会う、それが彼の運命を変えることになる。癖のある脇役たちがまた魅力的で、話に引き込まれます。 続編を期待したい。
読了日:8月21日 著者:谷津矢車
天の梯 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)天の梯 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)感想
ここ数年、楽しみにしていた物語、いつか終わりが来ることはわかっていたけど、最終巻を手にすると、やはり、少し辛い。 澪は、そうなったのか。雲外蒼天の人生、見事な大団円を迎え、ホッとした。けど、その後を知りたい、読みたい。番外編が愉しみ。
読了日:8月23日 著者:高田郁
人生オークション (講談社文庫)人生オークション (講談社文庫)感想
原田ひ香は人を左後ろ斜め45度くらいから見ている。ような気がする。少しザラッとサラッとの間の手触りをもつ人間観が、読み手を物語に引き込んでゆく。人生の敗残者的な伯母、彼女の持ち物をネットオークションにかける日々。もう一篇は、はがき職人と眼鏡店店員の恋の物語。物語の鍵は、「そう思われてしまうこと」と「諱」と、いささか「なんだ?」と小首を傾げたくなる。だから、読まずにはいられない。
読了日:8月24日 著者:原田ひ香
動物学科空手道部卒業高田トモ! (双葉文庫)動物学科空手道部卒業高田トモ! (双葉文庫)感想
トモの姿を見ることはこれで終わりなのかな。子どもの成長を見る思いで読んでいた。学生の頃は自分のことで精一杯、周りを見る余裕なんてなかったな。思い出すとほろ苦いものがこみ上げてくる。次は大人たちの物語が読みたい。
読了日:8月27日 著者:片川優子
消えてなくなっても (幽ブックス)消えてなくなっても (幽ブックス)感想
晩夏の候に読み終え、季節にそれはそれはぴったりの本だった。心を病むあおの、山中にあるとある治療院を訪れ、同じ年頃のつきのと出会う。治療院のさばけた節子先生との三人暮らしがはじまる。自然の中で成長していく様は、心温まるものだ。そして、最後に……。
読了日:8月30日 著者:椰月美智子
神様は勝たせない (ハヤカワ文庫JA)神様は勝たせない (ハヤカワ文庫JA)感想
胸苦しくなるほどの青春の匂いがする物語。中学生のサッカー部を舞台に、大会の次へ進めるかどうか、分かれ目の試合、最後PK戦を軸にキャプテンやマネージャー、FWたちの過去と現在が交錯する。 読み始めれば、巻を措く能わず、物語に引き込まれていく。
読了日:9月2日 著者:白河三兎
どんでん返し (双葉文庫)どんでん返し (双葉文庫)感想
会話だけで書かれたミステリー、巧みな会話に引き込まれ、最後に「おお、そうきたか!」と心地よく騙される。30年以上前に書かれたものなので、携帯もなく、少し今読むと古びた印象があるけれど、ストーリーテリングの巧みさに魅了される。
読了日:9月4日 著者:笹沢左保
時の罠 (文春文庫)時の罠 (文春文庫)感想
時間をテーマに、四人の作家が競作! ちょっと豪華な顔ぶれ、この作者名を観ただけでも期待が高まる。辻村深月さん、湊かなえさんの作品が、両方ともタイムカプセルに絡み、そして、味わいが違うのが楽しい。
読了日:9月7日 著者:辻村深月,湊かなえ,米澤穂信,万城目学
王妃の帰還王妃の帰還感想
男子のうかがい知れない、女子たちのマウンティングというか、グループ間抗争というか、女子は大変なのね。
読了日:9月11日 著者:柚木麻子
ナモナキラクエン (角川文庫)ナモナキラクエン (角川文庫)感想
小路幸也さんの描く家族は、まあ、いろいろあるけど、仲がいい。血のつながりで家族ができるのではなく、家族になりたい人が集まるから、家族になる。ということなのか。暖かい物語でした。
読了日:9月13日 著者:小路幸也
アレグリアとは仕事はできないアレグリアとは仕事はできない感想
仕事場の機械は、疑似人格を持っている、というか、持たせてしまうのは、わかるなあ。我が社のミノ君はすこぶる機嫌がいいです。とかね。
読了日:9月13日 著者:津村記久子
国道沿いのファミレス国道沿いのファミレス感想
少しビターな青春小説であり、仕事の小説、恋愛小説。 6年半ぶりの故郷、訳ありの家族、友人、去った恋人、そして新しい恋人にはなにやら……。 家族と友情、仕事と恋情、ほろ苦い筆致で描かれ、最後は少し、ホッとするような。 この苦さは好きだな。
読了日:9月15日 著者:畑野智美
アイビー・ハウス (講談社文庫)アイビー・ハウス (講談社文庫)感想
夫婦二組が一つの家に住む、夫婦たちのシェアハウス。蔦の絡まる家は、緑豊かで幸福そうだが……。人の生きてゆく有り様は様々、それを作者は少しの毒を持って描いてゆく。いやいやこんな夫婦はいないなとか、それはないなと想いながらも引き込まれてゆくのは、作者の毒に当てられたからなのか。
読了日:9月17日 著者:原田ひ香
狙った獣 (創元推理文庫)狙った獣 (創元推理文庫)感想
終盤に向かって、不気味さと恐ろしさが幾何級数的にましてくる。半世紀も前に書かれたとは思えないすばらしさだ。
読了日:9月26日 著者:マーガレットミラー
こんなに変わった歴史教科書 (新潮文庫)こんなに変わった歴史教科書 (新潮文庫)感想
ええ~! と驚くこと。自分が習った歴史が、こんなにも変わっていたとは。島原の乱は、一揆に。江戸時代、鎖国はなかったとか。常識と思っていた歴史が……。
読了日:9月28日 著者:山本博文
あのころの、 (実業之日本社文庫)あのころの、 (実業之日本社文庫)感想
六人の作家のアンソロジー。それは、甘酸っぱいようなほろ苦いような、切ないような胸苦しいような物語たち。
読了日:9月29日 著者:窪美澄,瀧羽麻子,吉野万理子,加藤千恵,彩瀬まる,柚木麻子
ロスジェネの逆襲ロスジェネの逆襲感想
出張の移動に読もうと思って読み出したら、止まりませんでした。一気呵成に読みふけってしまった。半沢直樹のブレのない姿勢に共感します。だから、惹かれるのでしょうね。
読了日:10月3日 著者:池井戸潤
銀翼のイカロス銀翼のイカロス感想
銀行版水戸黄門というか、必殺仕掛人、はたまたハードボイルドだ。え~と、それで銀翼はどうなったのかな、気になる。
読了日:10月4日 著者:池井戸潤
あたえる人があたえられるあたえる人があたえられる感想
実践できるかどうかにかかっている
読了日:10月5日 著者:ボブ・バーグ,BobBurg,ジョン・デイビッド・マン,JohnDavidMann
映画じゃない日々 (祥伝社文庫)映画じゃない日々 (祥伝社文庫)感想
おじさんが読んで、深く反省する物語たちです。なぜって、女心を、いや人の気持ちがわかっていなかったことにです。ふう。添えられた短歌がまた心を打ちます。
読了日:10月6日 著者:加藤千恵
サラは銀の涙を探しに (サラの柔らかな香車)サラは銀の涙を探しに (サラの柔らかな香車)感想
七海の片思いの物語であり、その道の彼方を目指してしまった男の物語でもある。最後は哀しすぎる……。
読了日:10月7日 著者:橋本長道
ハニー ビター ハニー (集英社文庫)ハニー ビター ハニー (集英社文庫)感想
書名の通り、甘く、そしてほろ苦い恋の物語たち。色恋沙汰とは遠ざかってしまったおじさんにも響くものですね。
読了日:10月10日 著者:加藤千恵
下町ロケット (小学館文庫)下町ロケット (小学館文庫)感想
挫折と再生、そして、矜持をもって生きる姿。ある種の勧善懲悪的展開に胸がすく想いがする。
読了日:10月12日 著者:池井戸潤
突変 (徳間文庫)突変 (徳間文庫)感想
ある時、ある街の一部が異世界に転移してしまう。その街に住む人々のドラマが見事に描かれている。説得力のある異世界の描写が、物語世界に引き込んでいく。一気読みの一冊
読了日:10月18日 著者:森岡浩之
スコーレNo.4 (光文社文庫)スコーレNo.4 (光文社文庫)
読了日:10月22日 著者:宮下奈都
探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA)探偵はバーにいる (ハヤカワ文庫JA)
読了日:10月25日 著者:東直己
かたづの!かたづの!
読了日:11月4日 著者:中島京子
石の血脈 (ノン・ポシェット)石の血脈 (ノン・ポシェット)感想
伝奇小説の白眉、久しぶりに読んだ、と思う。ほぼ40年ぶりに読んだのだが、その大嘘は、古びていない。古代から連なる伝承、神話、宗教、怪異をここまでまとめ上げ、一つの物語にしてしまう力業に感動を覚える。
読了日:11月13日 著者:半村良
リンクス (中公文庫)リンクス (中公文庫)感想
続きが気になる。 はやく続きをお願いしたい。
読了日:11月14日 著者:矢月秀作
ちょちょら (新潮文庫)ちょちょら (新潮文庫)感想
プロジェクトX江戸留守居役編だな。頼りなげな主人公が世間の荒波に揉まれて逞しくなっていく様は、清々しい。
読了日:11月19日 著者:畠中恵
ツ、イ、ラ、ク (角川文庫)ツ、イ、ラ、ク (角川文庫)感想
恋はするものでなく、落ちるもの。墜落してゆくふたりの姿は読んでいて、清々しいほどである。それまでの群像劇がいささかもどかしいのだが……。
読了日:11月30日 著者:姫野カオルコ
傭兵代理店 (祥伝社文庫)傭兵代理店 (祥伝社文庫)感想
もう派手なドンパチ、美女と孤独な男、危機と脱出、一時、楽しめるお話。
読了日:12月1日 著者:渡辺裕之
鹿の王 (上) ‐‐生き残った者‐‐鹿の王 (上) ‐‐生き残った者‐‐
読了日:12月8日 著者:上橋菜穂子
鹿の王 (下) ‐‐還って行く者‐‐鹿の王 (下) ‐‐還って行く者‐‐感想
壮大にして緻密な物語だった。
読了日:12月11日 著者:上橋菜穂子
万死の追跡 〔傭兵代理店〕 (祥伝社文庫)万死の追跡 〔傭兵代理店〕 (祥伝社文庫)感想
最強の傭兵部隊との対決、手に汗握る展開、娯楽小説の王道です。
読了日:12月16日 著者:渡辺裕之
青い約束 (ポプラ文庫)青い約束 (ポプラ文庫)感想
高校時代の友情と恋、20数年を経てのかつての友人との再会、それまでの人生を背負い、あの夏の出来事が蘇る! 青春時代、恋と別れ、謎とそして不惑をすぎた男たちの仕事と家族と、「泣かせようとしているでしょ」とわかっても、胸に迫ってくる。目頭が熱くなる。
読了日:12月16日 著者:田村優之
みんなの少年探偵団 (一般書)みんなの少年探偵団 (一般書)感想
懐かしい雰囲気、おどろおどろしく、かつばかばかしさがいっぱいです。
読了日:12月20日 著者:万城目学,湊かなえ,小路幸也,向井湘吾,藤谷治
骨を彩る骨を彩る感想
この人は侮れない。エンタテイメント的な小説家と思っていたら、ぐっと心を掴まれた
読了日:12月22日 著者:彩瀬まる

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