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2021年5月

2021.05.28

○○で困ったら、研修講師をしてみよう!

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それはもう苦しかった。治まったと思ったら、一瞬でぶり返す。
火曜日に突然はじまった。それはいつも突然はじまる。誰もが、9割5分ぐらいの人が一度ならず経験していることだ。
慌てることはない。
何だこれはと思いつつ、一定の対処法を用いれば、治まるものである。
還暦も過ぎていれば、かなりの経験者だ。ベテランといってもいいかもしれない。
ベテランは突然の事態にも落ち着いて対処できる。
それのベテランである私は、落ち着いて、「これまで何度も遭遇したことがある。しかし、あれで十分対処できる」という確信があった。そうだ、私の対処法でこれまで乗り越えてきた。乗り越えることができなかったことはない。乗り越えられなかったら、今頃はギネスブックの片隅に載ってしまってに違いない。

しかし、今回は手強かった。
いつもの手が通用しないのだ。
火曜日は「なんか、やっかいだなあ」と思いつつ、それと付き合っていた。
寝る時まで続いていたのだが、寝ている間は、治まっていたようだ。

水曜日、起きたときには治まっていた。
長い戦いは終わりを告げたのだ……
と、安心したところに、すぐやってきた。
何だ、まだ治まっていないのか。

まとわりつく小さな羽虫のように、それほどの害はないけれど、煩わしい。
なんとかしなくてはいけない。
これまでの方法がダメなら、他を試すしかない。

調べてみると、一見するとおかしな方法があるようだ。
両耳の穴に指を突っ込み強く押す。
いやいや、これは人前ではできないだろう、と思いつつ仕事部屋でひっそりと試してみた。

これが……
効かない!

それなら、腹式呼吸と組み合わせて、「耳穴の呼吸壱ノ型」!
水曜日は終日、やっかいだなと思いつつ仕事をして、休憩時間に「○○の呼吸、弐ノ型」とか治める努力を続けていた。
かなり焦ってきた。
今日は在宅仕事だからいいけれど、明日木曜日は研修がある。オンラインではあるが、相手先の施設設備を使って行う。外で他人と、クライアントと会わなくてはいけないのだ。
治めなくては、仕事にならない。
しかし、水曜日も治まらないままだった。

これほど長く続くと、不安になってくる。
他の理由もあるのではと調べると、さらに不安が増してしまった。
見なかったことにして、翌朝は早朝出立なので、早々に床についた。

木曜日、もちろん朝からそれは襲ってきた。やれやれ。
こんな状態で講師が務まるのだろうか。不安が募る。

クライアントの施設に着き、治まらないまま、担当の方々と挨拶を交わし、機材をセッティングした。
やれやれ、ちょっと大変そうだ。いっぱいの水を飲み、ヘッドセットをつけ、マイクをテストし、研修をはじめた。
「おはようございます。今日と明日皆さんとディベート研修をします、西部です。よろしくお願いします……」と声を出していく。

夕刻、その日の研修を終えたて、担当者からこういわれた。
「話しはじめたら、治まりましたね。朝はどうなるかと思っていましたが……」と。

そう、研修をはじめたら、2日の間何をやっても止まらなかったシャックリが止まったのだ。
やれやれ。

シャックリの原因は定かではないようだ。
横隔膜の痙攣なのだが、なぜ起こるのか諸説ある。
止めるには、深呼吸をする、水を飲むなどで、横隔膜をなだめる。
もうひとつ迷走神経を刺激するのも有効らしい。耳の穴に指を突っ込むのは、迷走神経を刺激するとのこと。

ということは、研修講師をするとことは、迷走神経を刺激することなのかもしれない。

教訓:シャックリを止めたかったら、研修講師として話をしよう。

シャックリで困ったときには、是非、お試しください。

#ディベート研修 #止め方 #迷走神経 #2日間も治まらないと困る #講師の業 #なぜか止まる

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2021.05.17

新幹線では身が強ばらる、ということ

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新幹線に乗る時は緊張する。

新大阪行き新幹線こだま、自由席車両に乗る。
コロナの緊急事態宣言中なので、乗客は少ない。
ガラガラである。

扉近く、ここに立っていては、「なんだろう、なにかあるのか」と奇異な目で見られそうだ。
しかたなくドアに近い席に、浅く腰掛ける。
背もたれを倒してはいけない。
目をつぶってはいけない。
到着時間の数分前にアラームが鳴るように、スマホをセットする。

これでも気が抜けない。
もし、もしも……
「のぞみ」に乗ってしまうと、望みがなくなってしまう。
「ひかり」では、気まぐれでひかりがみえない。
だから、
「こだま」しかないのだ。
こだまなら、まだ望みがある、ひかりは見えるのだ。

週末は、2日間のディベート研修だった。
リモートでの研修だったのだが、講師はクライアントの研修所から講義をするスタイルだったのである。
クライアントの研修所があるところまで、通うのである。
在来線では、少し時間がかかる。新横浜から至近ということで、東京駅から新幹線に乗っていた。

近頃は年齢のためか、電車の中ではすぐに居眠りをしてしまう。
上野から池袋に行こうとして、山手線の中で居眠りをしてしまい、気がつくと新大久保ということもあった。
山手線なら乗り過ごしても、引き返すのは簡単だ。
だが、「のぞみ」だと名古屋まで行ってしまう。引き返すと数時間の遅刻になってしまう。
「ひかり」でも新横間の次が浜松なんてのもあるので、気が抜けない。
「こだま」なら、寝過ごしても小田原だ。引き返しても、うまくすれば間に合う。

なので、居眠りをしないように、乗り過ごしたりは決してしないように、
新幹線では緊張気味に乗るのであった。
幸い、居眠りをすることもなく遅れることなく研修所に着くことができた。
新幹線に乗るのなら、東京から鹿児島とか、札幌にのんびりと行ってみたいものである。

#ディベート研修 #ディベート #新幹線 #新横浜 #居眠り #乗り過ごし #寝過ごし #眠ってはいかん

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2021.05.12

本日登壇します。






本日登壇します。

本日、研修の紹介・体験セミナーに登壇します。

5月12日(水) 16:30~
【無料】ロジカルスキル研修 オンライン紹介&体験セミナー

公益財団法人日本生産性本部

日本生産性本部で開催している公開セミナーの紹介と極簡単な体験です。

セミナーや研修の本番はそれほど緊張しないのです。
しかし、これを紹介するとなると、緊張します!




1人以上の画像のようです

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2021.05.10

休日の昼食は涙味

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味付け焼き豚肉のせ丼、土曜の昼食だ。
なんかしみじみと味わった。
今月に入ってから、妻はほとんど家にいない。
これからもしばらくはいないままだろう。
しばし娘との二人暮らしだ。
義母が脳梗塞で倒れ、リハビリと介護で妻は実家に泊まっているのだ。
料理上手な妻がいないので、食事は至って簡素だ。
店屋物とか、コンビニ弁当とか、卵焼きとか目玉焼きとかに飽きてきた。
クックパッドのお世話になろうかな。
午前中にオンラインセミナーを終え、ダイニングにいくと娘が北京鍋を振っていた。
肉の焼ける香ばしい匂いがする。
普段料理らしい料理などしない娘が……
「ちち(娘には私はこう自称している)の分は、あるかな~~」
自分の分だけ作ったのかと思ったのだ。
「あるよ、ご飯はこれ」といってご飯の盛られた丼を指さす。
娘が昼食を作ってくれたのだ。
「おお、そうか」と平静を装いつつ、豚丼を頬張る。
「いや、おいしいねえ」と言えば
「なんか味薄くない」と肉に文句をいう娘。
父としては、薄味でも濃い味でも、おいしいですよ。
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2021.05.05

朗読を楽しむ


朗読を楽しむ
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「キートン山田さんに似てますよ」
「え、そうですかぁ…… 『と思うまる子であった』」
「似てる~~!」
少し頬を赤らめるオーバー還暦のおじさん……。

連休の後半、朗読ワークショップに参加した。
2時間ほど、オンラインのワークショップだった。

腹式呼吸、発声、などの基本を学び、「枕草子」を朗読し、ショートショートを読んだ。
2時間余りが、あっという間だった。

参加者で交代に読んだり、役割分担をしてみたり。
その中で、ショートショートの地の文を読んだとき、講師の方から言われたのである。
いままで、「あなた、トム・クルーズにそっくりね、目と鼻と耳と口の数が」(妻談)と言われたことはあるが、キートン山田さんははじめてである。
「ちびまる子ちゃん」のナレーションを担当されていた。朴訥でとぼけた味わいのあるナレーションだったなあ。
嬉しい!

わたしは、褒められると伸びたいタイプなのである。

ひっそりとClubhouseで開催している自著の音読と短い小説の音読読書会、これを「朗読」と改め、ひっそりと続けていこう。

トム・クルーズに顔のパーツの数が同じで、キートン山田風ナレーションができるかも知れない私の朗読会は
Clubhouseで「西部直樹」を検索して、フォローしてください。
開催のお知らせが届きます。

こもりんこと湖森 章月さん、ありがとうございました。

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