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2022.07.26

「林檎の木」を彼女は、読み終えたのだろうか?


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ここに一冊の本がある。
古びた函入りの文庫本である。
函も文庫もくすんだ緑色をしている。
旺文社文庫、ゴールズワージーの「林檎の木・小春日和」である。
古本屋で手にいれたものだ。
本を開くと、一枚の切符が滑り出てきた。
鋏が入った緑色の切符である。
日比谷から40円区間まで 
日付は、48-7.25と印字されている。
昭和48年7月25日だ。1973年、およそ50年前だ。

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この本は、誰が、どこで手に入れ、どこで読み、なぜ地下鉄の切符を栞のように挟み込んだのだろう。

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以下は、ノートを
https://note.com/naoki1958_/n/nce62293f6560

#痕跡本 #日比谷 #林檎の木 #ゴールズワージー #旺文社文庫

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