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2026年2月

2026.02.20

風に吹きはらわれてしまわないように リチャード・ブローティガン(ちくま文庫)

リチャード・ブローティガンの小説を読むというのは、言葉の海に漂うかのようだ。
第二次世界大戦前から戦後間もない頃までの話を、1979年の視点から語る。
池には、家具を並べる夫婦、きれい好きでビール好きな警備員、廃材で生活する老人、そして「ハンバーガーを買っていれば」と悔やみ続ける魚釣りに来る少年がいる。

その世界には、月曜の昼下がりのような侘しさが漂う。
たゆたうような語りに読み入っているうちに、終わりまで運ばれてしまう。
『アメリカの鱒釣り』を読み返してみようかな。
日曜日の昼下がり、静かなカフェで読みたかった一冊でした。

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2026.02.17

馬齢を重ねることは、色々と痛くなるということ

今月、親族の不幸のため北海道に急遽帰省した。
北海道は雪。雪国仕様の靴を履いていたのだが、その時から左足に違和感があった。
東京に帰ってくると、歩くのもつらいほど足が痛い。足裏からくるぶしにかけて痛みが走る。「これは何か悪いこと(病気)なのか」と整形外科へ。

受付から診察まで待つこと2時間あまり。レントゲンを撮り、レントゲン写真を見ながら診断結果を聞くと、「骨に異常はありません。痛み止めを出しておきましょう」で終わりである。やれやれ。
実際、処方された痛み止めを飲むこと2日、痛みは9割ほど収まった。なんてこった。

それから、次は歯が痛い。冷たいもの、甘いものがしみて痛むのだ。
かかりつけの歯科を予約したが、10日先しか空いていなかった。繁盛している医院なのである。
それで、口内を見てもらうと、「では、チェックします。〇〇はC、〇〇はC……」と「C」ばかり聞こえてくる。不安である。

歯科でもレントゲンを撮り、レントゲン写真を見ながら診断結果を聞くと、「虫歯だらけですね。何か、最近食生活が変わりました?」と聞かれた。特に変わったこともないのだが、3ヶ月に一度の定期検診を受けなかったことが、この結果を招いてしまったのかもしれない。やれやれ。老人は歯が命だ。歯磨き励行、間食を控えていこうと心の中で誓ったのである。

それにしても、虫歯が多すぎる。治療にどれほどかかるのか、泣けてくる。
今日は虫歯で穴の開いた歯に詰め物をしておしまい。次回は麻酔をかけて治療だ。やれやれ。歯医者さんのあのドリル音が苦手なんだよな。麻酔も嫌いだし。「高血圧だと麻酔ができない」とか言われていたが、大丈夫かな。血圧高めなんだけど。

と、馬齢を重ねると、色々と痛くなるというお話でした。

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読了 カフェーの帰り道 嶋津輝 東京創元社

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読み終えて、ふっと息をついた。
上野、不忍、湯島あたりを歩いて、どこかのカフェに、できれば昔ながらの喫茶店に入って、ゆったりと珈琲を飲んでみたい。
タイ子やセイ、美登里の姿を思い浮かべ、「誰にでもその人だけの物語があるのだよな」などと思いつつ。

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