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リチャード・ブローティガンの小説を読むというのは、言葉の海に漂うかのようだ。第二次世界大戦前から戦後間もない頃までの話を、1979年の視点から語る。池には、家具を並べる夫婦、きれい好きでビール好きな警備員、廃材で生活する老人、そして「ハンバーガーを買っていれば」と悔やみ続ける魚釣りに来る少年がいる。
その世界には、月曜の昼下がりのような侘しさが漂う。たゆたうような語りに読み入っているうちに、終わりまで運ばれてしまう。『アメリカの鱒釣り』を読み返してみようかな。日曜日の昼下がり、静かなカフェで読みたかった一冊でした。
2026.02.20 書籍・雑誌 | 固定リンク Tweet
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