論理療法

2015.06.23

6月28日(日) ぷちおじさんの恋愛相談室というか、恋バナ会

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初夏、別れたり、出会ったり と変化の季節。

ある人は、この間の恋バナ会のあと、ダラダラ続いた恋人ときっぱりと別れ、

素早く新しい恋を得たとか。

新しい出会いに臆病になっていた人も、次へ挑戦をはじめるようです。

恋とか愛とか、生きていくのは、

まあ、なかなか、うまくいかないものです。

そんなこんなを、話してみたら、けっこうスッキリします

ということで、ぷちおじさんの恋愛相談室というか、恋バナ会です。

今回は、池袋にできた
新しい建物、カフェで
恋バナ会です。

ぷちおじさんのこと----------------------------------------------------

おじさんである私は、もう子どももいるし、恋バナでもない。
もっぱら聞き役である。

話し終えると、人は杯を傾け、にこりとしたりする。

なぜ、人は、女性は、恋に悩む女性は、
おじさんに話をするのだろう。
と、妻に聞くと

おじさんだからね
独身の同性に聞いても、頼りないし
既婚の同性には、どうせ勝ち組の話と、反発したくなるし

独身の異性は、危ないしね。いろいろ。

おじさんなら、経験があるからいろいろと話が聞けるし、知っていそうだし
おじさんなら、異性だから反発もないし
おじさんなら、もう、恋愛の対象でないから、危なくない
おじさんなら、結婚もしているし、子どももいるしね。
おじさんなら、……

だから、アラ還くらいのおじさんがいいのよ。

と。

そうなのか?
それならそれで、いい事だ。
でも、何となく釈然としないのはなぜだろう……。

ということで、はじめてみました。

恋とか愛とか、人生とか、相談室。

ぷちおじさんが、貴女の恋とか愛とか人生のこと、
悩ましいこと、苦しいこと、嬉しいこと、楽しいこと
お話を聴きます。

ぷちおじさんは、ちょっと小柄なおじさんです。
だからぷち。
もうアラ還(アラウンド還暦)

本業は、ロジカルコミュニケーションスキル、カウンセリングの講師です。

ぷちおじさんはどんな人?
http://www.nands.net/contents/chuumoku/kaisya/koushi.shtml

Photo


こんなことを書いています。

・「結婚しても男が「イクメン」や「カジメン」に絶対になってはならない理由」
http://tenro-in.com/writing/9554

・「なぜおじさんは若い女性を「ちゃん」づけで呼びたがるのか?」
http://tenro-in.com/writing/9778

・「お父さんは、もののふ(のようなもの)になりたい」
ttp://tenro-in.com/event/10077

・「なぜ嫁ぐなら絶対に「亭主関白な男」の方がいいのか?」
http://tenro-in.com/writing/10811

・「道頓堀の回転寿司で、途方にくれた……」
http://tenro-in.com/writing/11635

・「【誤解注意】私はこの漫画は好きなのです、と最初にお断りしておきます。フルーツバスケットの登場人物の見分けがつかない~長く深い関係ということについて~」
http://tenro-in.com/mediagp/11363

・「「ふん、つまらない男ね」と彼女は吐き捨てるように言った。――女性には決して言って欲しくない男性を凍り付かせる三つのキラーフレーズ+1」
http://tenro-in.com/mediagp/11180

・「そして、彼女は私をベッドに誘う~心地よく秘密めいた場所~」
http://tenro-in.com/mediagp/11041


※第一回目の参加者の感想など※
http://nands3.wix.com/putiojisan#!about1/cgcq

今回は、カフェで恋バナを、

今話題の池袋、新しいスポットにできたカフェで

・集まったら
 ぷちおじさんが 恋とか、愛とか、人生とか
 悩み、グチ、相談などなど
 お聴きします
 みんなでいろいろとお話を

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日時:6月28日(日) 午後2時~4時まで
場所:エ・プロント としまエコミューゼタウン店
費用:500円+各自の飲食代
定員:女性のみ 5名
申込:先着順

参加申込:http://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01dammxi4q52.html
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2013.12.29

メールマガジン 発行します。コミュニケーション力 スキルアップマガジン No.85

本日、午後、メールマガジン最新号を発行します。

申し込みは、http://www.nands.net/contents/kyoutuu/magazine/ から

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  もっと快適!コミュニケーション

  適切に伝える、的確に理解する力

  コミュニケーション力 スキルアップマガジン No.85

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様々なコミュニケーションスキルを取り上げ、

コミュニケーション「力」UPを目指します。

━━ 目 次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

            

■■ 英語は一人で学ぶより仲間と学んだ方が良い   古波倉 正嗣■■

■■ 環境シミュレーションができるまで

-日常に科学の想像力を- 間野 晶子■■

■■ ビジネスパーソンの議論力を鍛える――ディベート入門 第19回

   ――反駁の基本 森も木も見る 縦の流れ――   西部 直樹■■

■■ 公開講座 ご案内 ■■

○ 雑談力UP コミュニケーションの基本     東京

○ ロジカルプレゼンテーションの基本講座      東京・大阪

○ ディベートの基本講座              東京・大阪

■■ 勉強会 ご案内 ■■

●● ディベート・オープン・スペース(ディベート勉強会)例会 ●●

■■ コミュニケーション力 アップ カフェ会         ■■

■■ ウィークディ・コミュニケーション力 アップ カフェ会  ■■

        

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■■ 英語は一人で学ぶより仲間と学んだ方が良い      ■■

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筆者は長年一人で英語を学んできた。英会話学校等に通った経験もない。ほぼ独

学である。

2年前の夏に友人(英語上級者)の誘いを受けて「英語で雑談する力をつける勉

強会」を立ち上げだ。

誘ってくれた友人は自身で「英語の構文を覚える勉強会」を既に開始しており、

覚えた構文を応用実践する場を求めていた。

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以下は、本誌にて

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2013.02.09

コミュニケーション能力は、どうしたら身に付く、向上できるのか【広告】

 仕事がら、コミュニケーション能力を身に付けたい、向上させたいという問い合わせや、相談を受ける。


 どのように身に付けるのか、向上させるのか、コミュニケーション能力の向上は、ごく簡単なことだが、難しい。

 あるとき、こんな相談というか、悩みを聞いた。
 就活中の学生と話をしていると、面接が苦手だという。
 はじめての人とコミュニケーションをとるのが難しいというのだ。

 コミュニケーションベタな学生には辛いことに、
 企業は学生にコミュニケーション能力を求めている。

「新卒採用(2012年4月入社対象)に関するアンケート調査結果」
(2012年7月30日日本経済団体連合会 http://www.keidanren.or.jp/policy/2012/058_kekka.pdf

によると、「選考にあたって特に重視した点(複数回答)」では、
コミュニケーション能力」が82.6%で、
2位の主体性(60.3%)3位チャレンジ精神(54.5%)を大きく引き離して1位である。

 就職を控えた学生はコミュニケーションに不安を感じ、企業は学生に「コミュニケーション能力」を求めているのである。

 この「コミュニケーション能力」というのが、いささかくせ者である。
 コミュニケーション能力とは何か、と問われると、答えが様々に返ってきてしまう。
 「コミュニケーション能力」の意味が人によって様々なのである。

 分かりやすく話す、
 相手の話を最後まで聞く、
 人間関係を適切に的確に構築する力
 プレゼンテーションを巧みにすること
 などなど。

 場面毎に求められるコミュニケーションも違ってくる。
 場面ごとのコミュニケーションも身に付けようとなると、それはそれは大変なことである。

 しかし、コミュニケーションをざっくりと見渡してみると、
 伝えること
 と
 受け取ること

 コミュニケーションはこのふたつで成り立っている。
 さらに、
 仕事の場面など、ロジカルなやり取りが求められる時と
 日常や人間関係の場合など、エモーショナルなやり取りが求められる時、
 このふたつに分けられる。
 ロジカルな 伝えること 受け取ること
 エモーショナルな 伝えること 受け取ること

 この四つスキルを身に付ければいいのである。
 ここの場面ごとのスキルはこの4つの応用である。

 ベーシックなスキルを学ぶことが、コミュニケーションベタから抜け出すことになるのである。
 コミュニケーションといっても、4つの領域の事である。これは簡単である。

 しかし、この四つの領域を網羅したような勉強の機会はなかなかない、それが難しいことである。

 では、この4つのスキルはどんなものがあって、どのように学ぶのかは、また頁を改めて。

 コミュニケーションのベーシックなスキルを 短時間、網羅的に学ぶセミナー

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2011.09.21

9月23日(金・祝) に無料のカウンセリング

日本人生哲学感情心理学会では、無料のカウンセリングをします。

お気軽においでください。

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PDFもあります。
「H23volunteer.pdf」をダウンロード

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2011.08.06

山形大学 四日間の集中講義

2010年、山形大学地域教育学科 キャリア講座 受講者振り返りレポートから抜粋
改行等は、web上での読みやすさを考慮して、西部が適宜改変したものです。

授業の内容は、今年も 山形で集中講義ですを参照ください。

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■4日間で学んだこと

 私が4日間で万田ことは、ロジカルに考えることは暮らしを豊かにするということである。ことのことを具体的に情報を吟味できるということから説明する。

 ロジカルに考えることは、情報を吟味するということに繋がっている。そして、授業を受けて、様々な演習をする中で、ロジカルな考え方は、日常生活においても私は重要だと思った。
 なぜなら、最近はあまりにも情報を鵜呑みにし過ぎている部分があるからである。例えば、ディベートをやった時に、最初は先進国がやっていることなら、是非日本も導入すべきだと思っていた。しかし、ロジカルに考えれば、先進国がやっているからという理由は、ただのデータであって、何の理由付もない。

 私は授業を通して、こうしたことは日常の中にもっとあふれているのだと思う。ダイエットに効くという食品が次から次へと品代わりして、売れたり、多くの人が電話で振り込め詐欺にあったりしている。私はもっとロジカルに考えれば、自分に必要な情報を吟味して楽しく生活できると感じた。「みんながそうしているから」のような曖昧さに気づいて、惑わされることがないからである。このことから、ロジカルに考えることは情報を吟味することに繋がると思った。

 以上により、ロジカルに考えることは、暮らしを豊かにすると学んだ。
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■四日間の集中講義を終えて、自分が論理性について普段意識をしていないことに気づきました。

 以下ポイントを2点挙げます。第一にラベリング、第二に具体性です。

 第一はラベリングです。ラベリングは、何を挙げていけばよいのか、わかりませんでした。なぜなら、自分が感じ、考えたことが端的に何なのか名前をつけたことがないからです。「これの理由はこれこれ」というようなハッキリとしたプロセスを経てものごとを考えるクセがついておらず、主張の大枠を捉えることがとても難しかったです。

 第二に具体性です。具体性は、根拠にとって必要です。なぜなら、根拠が具体的だと説得力が増すからです。しかし、その理由はどんなデータから雲の可という具体的知識がないため、主張や根拠が弱くなってしまいます。よって、根拠を具体的に考えられず、論理を作れませんでした。

 以上、ラベリング、具体性の二転から、自分が論理性について普段から意識していないことに気づきました。

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■四日間の集中講義で学んだこと

 今回の集中講義で学んだことは、論理的に伝わる話し方です。次の三点から説明します。
 第一に基本構造、
 第二にプレゼンテーションの方法、
 第三にディベートについてです。

 第一の基本構造です。
 会話には「データ」「主張」「理由付け」が組み合わされています。普段は「理由付け」がなくても通じることが多いが、「主張」がない文章は、何処か説得力に欠けてしまうように感じました。基本構造を学んでからは、「主張」があるか、伝わりやすいかを気にかけるようになりました。

 第二にプレゼンテーションの方法です。
 特に「すごい」と思ったことは、ナンバリング・ラベリングです。
 ナンバリング(順序)、ラベリング(見出し)をつけるだけで、これから話す内容を理解しやすくなるのです。自分の頭の中で整理されるので、聞いていて混乱することも、話していてグチャグチャになることもありませんでした。
 これは、プレゼンテーションをする際に、とても重要なことであると思います。

 第三に、ディベートです。ディベートは難しいです。
 なぜなら、相手の意見に応じて話をしなければいけないからです。一番苦戦したのが反駁です。相手のどこが違うのか、それを見つけるのに、大量の資料の分析を必要とするからです。相手の意見を批判しつつ、自分の意見を主張することは難しいと、身をもって体験しました。しかし、ディベートの仕方を学び、お互いに意見を交わすことは、大切なことだと感じました。

 以上、基本構造、プレゼンテーションの仕方、ディベートより集中講義で論理的に伝わる話し方を学びました。

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■私はこの4日間を振り返って「論理的な文章の書き方」を学ぶことができました。

 二つの理由から論理的な文章の書き方を学んだことを述べます。
 一つ目は授業を受ける前との比較、
 二つ目はディベートの結果です。

 一つ目は授業を受ける前との比較です。授業を受けたことで私は論理的な文章を書くことができるようになったと思います。なぜなら授業を受ける前は、自分の主張に対する根拠を述べていなかったからです。例えばレポートを課されても「~~ついて~~と感じました」というよに自分の感想しか述べていませんでした。よって、私は授業を受ける前との比較から論理的な書き方を学ぶことができたと思います。

 二つ目はディベートの結果です。私はディベートの結果から論理的な文章の書き方を学んだと思います。なぜなら、私は肯定側、否定側の両側面で勝つことができました。これは自分の主張を論理的に表すことができたからだと思います。したがって私はディベートの結果から論理的な文章の書き方を学んだと思います。

 以上、授業を受ける前との比較、ディベートの結果から、4日間で論理的な文章の書き方を学ぶことができたと思います。

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■4日間を通して学んだこと

 私は4日間を通して論理的に意見を伝える方法とその大切さについて学びました。

 次の2点からポイントを述べます。第1に伝える側、第2に聴き手です。

 1点目は伝える側です。
 伝える側は論理的伝える基本構成を用いることで、自分の考えの全てを端的にわかりやすく伝えることができます。なぜなら、論理的な基本構成には、主張、理由、例が上手に組み合わされ、相手が主張を理解するための情報が全て整っているからです。また、はじめにロードマップを示すことで、見通しを立てることもできます。
 私は、1日目に「学んだこと」を書きなさいといわれた時に、書きたいことはあるが書けないでいました。そして、まとまりのない文章になっていたように思います。
 しかし、4日間学ぶうちに構成のしかたがわかり、伝えたいことを端的にまとめられるようになりました。また、文章をまとめやすくなりました。これらのことから、伝える側として、自分の考えを論理的、端点にまとめることができるようになり、大切だと学びました。

 2点目は聴き手です。論理的に意見を伝えることは聴き手が話し手の意見を理解するために大切だと学びました。主張や根拠、例を聴き手が理解したり、よりの意見の正しさ、利点を知ったりするためには、論理的な基本構成をもとにまとめる方がよいからです。
 4日間たくさんの演習をして、基本構成で述べられた意見は聞きやすく、理解しやすかったです。同じ内容でも、基本構成を守った方が、理解できると実感しました。よって、論理的に意見を伝えることは、聴き手の理解を助けるために大切だと学びました。
 以上、伝える側、聴き手側の2点から、論理的に意見を伝える方法とその大切さを学びました。
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■4日間の授業を振り返って、学んだことは、
 コミュニケーションのスキルは向上させることができるのだということだ。

 これまで私は話すのが下手でいいたいことの半分も相手に伝わっていないということを感じていたけれど、4日間で論理的な思考の持ち方、話し方を学んだことで、自分の話し方を変えられるのだということがわかった。
 特に、ロードマップを示すということなどはこれまでの自分にはない発想であったが、そうすることで話し手も聞き手も見通しを持つことができ、より伝わりやすくなるのだと知ったのは大きな発見であった。また聴き手も話し手に聞いているという態度を示すということも、これまで意識していなかったことだった。

 このようにコミュニケーションをとる時のポイントを押さえることで、話し方、聞き方のスキルというは向上させることができるのだということがわかり、これから是非実践していこうと思えた4日間であった。

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■4日間の授業を通して「学んだこと」を述べる。

 論理的になることの重要性である。論理的なならないと相手に自分の話をわかってもらえないことがあるからだ。今までは、相手が私の話を理解しない時は相手が悪いと思うことが多かった。
 しかし、4日間で論理的な文章の基本を学び、違うとわかった。私がまったく論理的でないことも一つの原因だとわかった。
 このことから、4日間の授業で学んだこととして、論理的になることの重要性があげられる。

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■私がこの4日間で学んだことは、ロジカルに自分の考えを表現するということである。

 次の3点から述べる。
 第1にロジカルシンキング、
 第2にプレゼンテーション、
 第3にディベートである。

 1点目はロジカルシンキングである。
 これを学習したことにより、文章を論理的に見ていくことができるようになった。なぜなら、データと理由付と主張を分けて考えるという練習を何度かしたことで、今までただ読んでいただけだった長文を、なぜこのようなことがいえるのか、その根拠はどこにあるのかという見方が身についてきたからである。よって、私は4日前よりも文章を論理的に見ていくことができるようになった。

 2点目はプレゼンテーションである。
 ここでは、素早く論理的に考える力、相手の思考も考えて、論理的に考えを主張する力が身についた。次の2点から述べていく、一つ目は、即興プレゼンテーションである。これにより、素早く論理的な考えを組み立てることが少しずつできるようになってきた。なぜなら、即興プレゼンテーションでは、ある題に対して素早く考えていかなければならず、時間をかけず論理的に考える訓練ができたからである。
 二つ目は、プレゼンテーションである。ここでは自分の考えを論理的に組み立てるだけでなく、相手がどう考えているかにも思考し、それに対する自分の考えを述べるという力が身についてきたように思う。なぜなら、プレゼンテーションでは予想される反論を考え、それに対して反論するという練習を行ったからである。
 以上により、素早く論理的に考え、相手の思考も考えて論理的に考えを主張する力が身についてきた。

 3点目は、ディベートである。
 ここでは、前述した2点を応用することで、相手と論理的に議論することが以前よりできるよになった。なぜなら、立論を組み立てる際には、論理的に考え、まとめる力が必要であり、上述した1点目と2点目のプレゼンテーションで学んだことを使い、ディベートの尋問や反駁では、即興プレゼンテーションの技能を活かされていたからである。
 ことのことから、ディベート今まで学んだことを全て活かして、相手と論理的に議論する力が身についてきたように思う。

 以上、ロジカルシンキング、プレゼンテーション、ディベートの3点から、ロジカルに自分の考えを表現するとを学んだ。

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■4日間の講義で実践することの大切さを学んだ。これについて次の2点から述べていく。一つは主張、二つ目は傾聴である。

 一つ目は主張である。
 私は以前より主張することに怯えなくなったと思う。なぜなら、何度も主張していくうちに慣れてきたからである。
 今までは主張することが苦手だったため、先生に当てられないような席で一時間ビクビクしながら授業を受けていた。しかし、この講義では場所は毎日くじ引きで決められ、指名も番号や誕生月など自分で避けることができないものばかりであった。そのため嫌でも当たり、主張のトレーニングになっていく。また授業内で演習も多かった。これより何度も主張せざるを得ず、その結果馴れ、主張が以前ほど嫌ではなくなった。よって、主張することに怯えなくなったといえる。

 二つ目は傾聴である。
 より傾聴できるようになったと思う。なぜなら姿勢を改めたからだ。
 演習の中に悪い聴き方、良い聴き方を演じてみるものがあった。ここで、悪い聴き方に腕を組むということがあった。私は腕を組むのがクセである。そのため今までは聴く姿勢をとることができていなかった。今は腕を組まないように意識している。演習しなければこのことに気づけなかっただろう。よってより傾聴できるようになったと思う。

 以上、主張、傾聴の2点より実践することの大切さを学んだ。
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■私が4日間を通して学んだことは、「論理的に書く、考える」ことである。
 「論理的に書く、考える」ことについて、以下の2点から述べる。
 第1に授業を受ける前の自分、
 第2に今の自分である。

 第1に、授業を受ける前の自分である。
 授業を受ける前の自分は、論理的な文章とはほど遠い文章しか書けなかった。なぜなら、構成の基本が全く身に付いていなかったからである。具体的には、2日目に配布された私のレポートからもわかるように、AREAができていない文章で、根拠も述べられていなかった。
 読み手か書き手かという視点も統一されていないものであった。これでは、言いたい事が伝わらない。このように、授業を受ける前の自分は論理的な文章とはほど遠い文章しか書けなかった。

 第2に今の自分である。
 今の自分は構成の基本を学び、それを意識して文章を書くようになった。なぜなら、自分の考えを相手にしっかり伝えたいと思ったからである。レポートでは、自分が書いた文章が論理的文章となっていないことに哀しくなった。また、ディベートでは聞き手に納得して欲しいのに、説得できないもどかしさ、理解してくれたときには嬉しさを感じた。
 ここから、相手に伝えたいという思いが強くなった。このように、今の自分は構成の基本を意識して文章を書くようになった。

 以上、授業を受ける前の自分と今の自分の2点から、4日間を通して学んだ「論理的に書く、考える」ことについて述べた。

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今年も山形で、集中講義です

今年も山形で、集中講義です

山形大学 キャリア教育 

昨年の8月 山形大学で集中講義をしてきた。
学部は地域教育学科 キャリア教育 という科目である。

4日間の集中講義は、以下の通り

1日目 ロジカルシンキング・ロジカルプレゼンテーション
2日目 気持ちを伝える・受け取る技術/ディベートの方法
3日目 ディベートの方法・ディベートの実践
4日目 ディベートの実践

キャリア教育という看板と内容が整合しているのかは、まあ、よくはわからないが、
ざっくりというとコミュニケーションスキルの訓練をしてきたのである。

テキストは、オリジナルを用いた。
参考にまでに、ダウンロードしてみることができます。

テキストはパワーポイントと連動し、書き込みをしたり、ワークブックを別途使って演習をするようになっているので、これだけではわからないところもあるけれど、参考になれば幸いです。

今年も8月半ば過ぎから集中講義をします。
学生がどんな反応をするのか、どうかわるのか、とても楽しみです。

昨年の学生の感想は
山形大学 四日間の集中講義をご覧ください。

「2010年 山形大学 キャリア教育テキスト1/4.pdf」をダウンロード

「2010年 山形大学 キャリア教育テキスト2/4.pdf」をダウンロード

「2010年 山形大学 キャリア教育テキスト3/4.pdf」をダウンロード

「2010年 山形大学 キャリア教育テキスト4/4.pdf」をダウンロード

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2010.05.10

REBT向上訓練のことなど、5月9日、昨日の覚え書き

 午前 娘と妻とでJ-REBT(日本人生哲学感情心理学会)の認定REBT心理士の向上訓練に参加。REBT(Rational Emotive Behavior Therapy)の資格取得者向けの勉強会である。
 テーマは「よりよく生きるための心理学」選択理論であった。

 講師は磯部隆氏

 選択理論は知っていたけれど、触れるのは初めてであった。
 極粗くいうと「人間関係を悪くすることが出来るのであれば、よくすることも出来るでしょう」ということ。つまり何らかの変化を起こすことが出来るのであれば、よい方向にも変化させることが出来るだろう、という考え方である。
 人間関係をよく保ちたいなあ、と思っているのに、挨拶もしないのであれば、うまくいかない。ならば、その欲求に沿った行動をとればいいのである。
 今は、挨拶はしない、という行動を選択しているのだから、選択をし直して挨拶をはじめればいいのである。
 基本的な考え方は
 「人生はセルフコントロール――人生の主人公はあなた!」
 ということなのだ。

 セラピーでは
 「どうなったらいいですか?」
 「そのために、何をしていますか?」
 「それは、効果がありますか?」
 「よりよい「方法」を考えていきますか?」
 が基本となっているらしい。

 REBTととても近しい考え方で、REBTのセラピーにも応用できそうである。

 最後に、磯部氏より提言があった。
 「REBTカウンセリングと感情教育」
 「REBTをベースにした アサーティブ・コミュニケーション」
 「REBTをベースにした コーチング」
 感情教育はフロベールの小説のことではもちろんなく、感情の理解とコントロールの教育のことである。
 自分の感情に気づき、抑制していく術を身に付けることである。
 これは、確かに大事だ。攻撃的にならないために、鬱にならないためにも。
 何より、感情はコントロールすることが可能であることを理解して欲しい。
 アサーションやコーチングにREBTが重要な役割を担うだろう。REBTアサーティブ心理士やREBTコーチの資格があったら挑戦したいものだ。

 午後は娘と一緒にお台場、有明へ。
 DVDの試写会があったのだ。「ティンカーベルと月の石」ディズニーのDVDの試写会である。
 もう3回目で娘も慣れたもの。
 ティンカーベルの物語は恋と冒険、人生の挑戦と成功ともう定番のお話しで安心してみることが出来た。

 早々に帰宅して、早寝。ふ~。

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2009.11.09

日々の記録 10月

10月1日(木)
 某所でディベート研修
 夕刻 「狼たちの死刑宣告」試写
 アクションたっぷり、法と正義とは、親の愛情を感じる。
 そして、何より、リアルな感情表現が素晴らしい。

10月2日(金)
 某所でディベート研修

10月3日(土)
 REBT学会
 千葉の某大学で開催。
 日本人生哲学感情療法学会は、こぢんまりとしていて居心地がよい。
 「危機介入」におけるREBT、「グループセラピー」を体験。グループREBTは、なかなか効果も高そうだ。

10月4日(日)
 REBT学会
 基調講演を聴き、分科会へ。
 疲れた。

10月5日(月)
 準備に追われる
 夕刻「サイドウェイズ」試写
 菊地凛子がかわいらしかった。
 過ぎた青春、人生の岐路に立ってどこに行くのか、カルフォルニアの風景の中で感じる郷愁、きれいな映画であった。

10月6日(火)
 某所でディベート研修
 某社との打合せも

10月7日(水)
 某所でディベート研修
 夕刻「きみがぼくを見つけた日」を試写。
 これは、良かった。タイムトラベルものの傑作である。

10月8日(木)
 台風襲来と思ったら、東京は強風だけ、雨はなく、朝から時折晴れ間ものぞく。
 が、電車は大幅に遅れる。
 某社でディベート研修
 開始時刻になっても、1/4しか受講者がいない!
 一時間遅れで開始、六時間遅れてやって来た受講者もいた。いやはや。

10月9日(金)
 某所でディベート研修 二日目
 少人数でみっちりと研修をする

10月10日(土)
 娘の運動会
 晴れて良かった。
 一生懸命走る、踊る娘が愛おしい。
 午後、息子は某イベントに出るため移動、妻も付きそう。
 娘は運動会終了後、韓国文化院で韓国アニメ上映会に。
 なかなか楽しかった。お土産をもらって帰宅。
 息子のイベントは、かなり感動的だったらしい。
 小学校時代のいい思い出になったろうなあ。

10月11日(日)
 掃除と洗濯と、娘が思いの外、服を畳むのが上手。
 将来が楽しみである。

10月12日(月)
 家でなんだかんだと。
 夕刻、妻と息子が買い物に出かけた隙に、娘と近所では美味しいと評判のケーキ屋さんに誕生日ケーキを買いに出る。
 妻の誕生日をしっとりと祝う。

10月13日(火)
 某所でプレゼンテーションの研修。
 昼休みに、他社の研修打ち合わせ。
 この時節に研修の依頼があるだけでも御の字である。
 夕刻 「REC2」を試写。グロいホラー。バイオハザート系のものかと思ったら、さにあらず、オカルト系だった。同行者はいなかったが、一人楽しむ。

10月14日(水)
 某所でプレゼンテーション研修の二日目。
 プレゼンテーション研修では、演習を数多くするのが一番である。
 スキルがどんどんついていくのが実感できる。
 ただ、「AREA」が難しい。
 夕刻、「ホースメン」を試写。チャン・ツィイーが妖艶でよかった。が中途半端。もやもやしてしまう。チャン・ツィイーをもっとしっかりと使えばよかったのに。なんだかなあ。もったいない映画。

10月15日(木)
 神奈川の某社に打ち合わせ。
 移動に1時間半、往復で3時間もかかる。間に「風が強く吹いている」を読了。
 いい小説だなあ。爽やかに泣けてくる。
 高島屋に腕時計の電池交換を頼む。ドイツのユンハンスの電波時計。シンプルなデザインが気に入っているのだが、思いの外電池がすぐになくなってしまう。電波時計は、気軽に電池交換が出来ないので、それが面倒。このメーカーのものは扱ってくれるみせも少なく、なかなか大変だ。
 某省への競争入札、落札できずの連絡が……。
 教育を金額だけではかっていいのかなあ。
 夕刻、「パイレーツ・ロック」を試写。
 大変楽しい映画であった。大人のおとぎ話みたいな感じである。
 60年代の自由を希求する若者の姿が愛おしい。

10月16日(金)
 息子の教育相談。忘れ物、片付け、集中力というか継続力のなさを嘆く。子育てはと書いて「我慢」と読むだな。
 その後、某医院でニンニク注射を打つ。ちょっと体がふらつく。効いているような気がする。
 準備、事務作業、経理などをしているとあっという間に夜である。
 合間に15分カットで1ヶ月で伸びた髪を切る。
 ふう。

10月17日(土)
 公開講座
 妻と子どもたちはウォーキングに。いいなあ。歩きたかった。

10月18日(日)
 ディベート勉強会

10月19日(月)
 某高校で授業
 本日は、速読の授業
 読む基本を学んでもらいたい、との想いからこの授業をしている。
 講師は、I氏。
 義務教育で、読書の基本を学ばせてほしい。
 ただ、熟読するだけでなく、状況に応じて読み分ける力をつけてほしい。
 原稿の依頼が来ているのだが、なかなか取りかかれず。どうする!

10月20日(火)
 経理をする。
 今年は、世界的不況の影響もあり、赤字に転じる。やれやれ。
 夕刻「風が強く吹いている」を試写。
 小説を読んでいたので、映画がよくわかった。
 よくをいうなら「ハイジ」の優れたコーチとしての能力をもっと描いてほしかったな。
 尚、東商ホールは最前列でも大丈夫であることを発見。画面が奥なので、十分に鑑賞できるのだ。

10月21日(水)
 大分に移動。
 空港から市内へはホバークラフトに乗船。まあ、それだけ。

10月22日(木)
 大分でディベートの研修。
 大分駅から単線に乗って研修会場まで。大学生の通学とぶつかる。
 ここの大学でも、集中講義をしてみたい、と思わせる学生たちであった。

10月23日(金)
 大分でディベートの研修 二日目
 誕生日だったけど……
 まあ、それほど嬉しいものでもなくなった。

10月24日(土)
 某社の原稿を書く。
 金町にできた葛飾中央図書館に出かける。個人の勉強スペースが2時間無料で借りられる。
 一日4時間まで可能だ。コンセントが有り、パソコンが使える。
 スペースを確保して、2時間くらいは他のことをしてしまった。あと1時間は本を読んでしまった。やれやれ。あと30分というところで、調子が出てくる。が、個人スペースは終了。近くのターリーズで続きをする。ターリーズのカウンター席には、コンセントがあるのだ。さらに1時間粘ってようやく完成。やれやれ。10枚ほどの原稿にどれだけかかるのか……。

10月25日(日)
 事務仕事をこなす。
 子どもたちはスポーツクラブのハロウィンパーティへ

10月26日(月)
 高校の授業。英語でディベート。授業の担当ではないので、気楽に見ていた。

10月27日(火)
 某所でプレゼンテーション研修。

10月28日(水)
 某所でプレゼンテーション研修。終了後仙台へ移動。

10月29日(木)
 仙台でロジカルシンキング・ディベート・メンタルタフネス研修
 欲張りだけど、なかなかコンパクトにまとまった研修です。

10月30日(金)
 仙台で、研修2日目。
 夜帰京。

10月31日(土)
 高校公開授業。月曜日の授業を公開するのだ。
 英語でディベート。なかなか良いディベートをしていたぞ。
 夕刻、息子のガールフレンドを招いてハロウィンパーティ。
 私は、パーティの隣の部屋で、NPOの会議を休んで、原稿の直し、企画書を書き、事務処理をする。いやはや。

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2009.10.10

2009年9月の読書について

☆☆☆☆☆しがみつかない生き方――「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール
                      香山リカ               幻冬舎
 香山リカしの本は何冊か読んだが、本書は力の入った一冊である。
 それまでの本が力が入っていなかったのかどうかはわからないが、この本は彼女の真摯な訴えが、心のこもった文章が響くのである。
 「恋愛」や「子ども」「人生の意味を問うこと」や「仕事の夢」とかにしがみつくな、と彼女は説く。
 自己啓発本的には噴飯ものの主張をしているのである。
 仕事にはやり甲斐がなければいけないとか、人生の意味を問うても答えはない、とか……。
 特に出色なのが、「努力することが必ずしも結果に結びつかない、その現実を受け入れよ」といこと。
 努力は何らかの結果に結びつくはずだ、と思うのだが、人生は有為転変、突然の事故、病でそれまでの計画が狂ってしまうこともある。
 そうなのだ、こうすれば、「絶対に」こうなる、ということはないのである。
 絶対がないこと、必ずということがないこと、を受け入れることから普通の幸せがあるというのだ。
 さらにはやりの勝間和代氏へも言及する。「断る力」でなく、「耐える力」だという。
 勝間氏のように絶え間なく依頼が来る人は「断る」ことも可能だろうが、普通は依頼が来ない状態に「耐える」ことだというのだ。
 その通り、断るほど依頼が来てほしい。「耐える力」が試されているのだ。やれやれ。

 REBT(旧名論理療法)でいうところの、無条件の受け入れということではないか。
 こうでなければならない、と絶対的条件をつけるから苦しくなるのだ。
 あるがままを観て、受け入れるところからはじまるのだ。
 こうでなくては、「カツマー」にならなくては、と苦しくなった時に一読あれ。

☆☆☆☆☆素浪人横町 人情時代小説傑作選  池波正太郎 山本周五郎 滝口康彦 他 新潮社
 浪人を主人公とした選集である。選者の選択眼が素晴らしく、どの作品も読み応えがある。
 特に滝口康彦の緊迫した短篇は胸に迫るものがある。
 山本周五郎の「雨上がる」もしっとりとしていて良かった。

☆☆☆  ハリウッド警察特務隊       ジョゼフ・ウォンボー         早川書房
 巧みな構成、鮮やかな人物描写、ハリウッドの街角が生き生きと行間からたちのぼる。
 小さな事件が積み重なり、一つへと集約していくのは前作と同じ。
 警官群像を描きながら、一つの事件を、人生を浮かび上がらせる。素晴らしい作品だ。

☆☆☆  ころころろ            畠中恵                新潮社
 相変わらずうまい、そして少しずつ世界が広がっている。
 白沢の夢の話、若旦那の目の話、今までにない趣向で楽しませてくれる。

☆☆☆☆ 武士道エイティーン        誉田哲也               文藝春秋
 武士道シリーズの完結編? 
 人生の岐路に立つ彼女たち、それぞれの道に進んでいくのだが、彼女たちを取り巻く人々の物語もはさまれ、物語の奥行きが深まっている。
 その後のその後を読んでみたい。
 武士道サーティン、フォーティン、エイティンとかね。

☆☆☆☆ 買おうかどうか          岸本葉子               双葉社
 岸本さんのエッセイは、かわいらしい。私と同世代の女性のエッセイを表するには適切とはいえないかもしれない。だが、彼女のこだわりや一つのものに熱中してしまう様子は、微笑ましく、愛らしいのである。
 買うかどうか、買ってみたらどうだったのか、を描いているだけなのだけれど、文章に引き込まれてしまうのは、さすがです。

☆☆☆  裁判長!ここは懲役4年でどうすか 北尾トロ               文藝春秋社
 北尾トロのルポルタージュは、何とも腰の引けているところがいい。
 暑苦しい情熱とか鋭角な正義感とかドロドロとした怨念とかがない。
 何となくやってみたら、こうでしたというのが心安く、心地よいのだ。
 何となく裁判を傍聴したら、こうでしたというルポである。
 大事件でもなく、ベタ記事にすらならないような裁判に人生が垣間見える。
 傍聴者が多かったら張り切る裁判官や検事、反省すると言いながら、どくろマークの服を着てくる被告人、泥沼の離婚裁判、うごめく怪しい傍聴マニア等々。
 裁判員になる前には読んでおきたい一冊だ。

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2009.10.08

日々の記録9月1日~30日

8月31日(月)
 翌日の研修の準備、資料のチェック、などなど。仕事は何で終わらないのだろう。
 高校の授業の準備も、一学期の最後に書かせたレポートの評価をしていない。う~ん、週末にしようかな。
 夜は「BALLAD 名もなき恋のうた」を試写。
 新垣結衣が凛としてて可憐。草彅君が男臭い武士を演じ、それが様になっていたなあ。
 クレヨンしんちゃんのアニメを実写化したのだが、しんちゃんがしんちゃんでないのが残念。
 悪くない映画だった。

9月1日(火)
 某所でプレゼンテーション研修。受講者は90名。いやはや大変。
 この研修は人気らしく、1.5倍くらいの応募があったらしい。いいねえ。
 終了後、仙台に移動。
 仙台では駅の立ち寿司を食す。美味!
 新幹線の中で「バンコックデンジャラス」を鑑賞。
 ニコラス・ケイジはいい役者さんだけど、アクションは似合わないような気がするなあ。
 ラストがなんだかなあ、余韻があるような、それはないよな、と肩すかしを食ったような。
 DVDで観てよかった。

9月2日(水)
 某所でディベート研修。
 夜は蕎麦を食す、その店にあった蕎麦かりんとうも買ってホテルで摘む。
 思わずかりんとうを食べ過ぎたのか、夜中に胃が痛む。
 何とか胃の中のものを出したら、スッキリとする。なんだよ。
 最近、我が胃は繊細になってしまったよう。

9月3日(木)
 某所でディベート&メンタルタフネス研修 2日目。
 ちょっと疲れ気味か。
 帰りの新幹線で「警察署長ジェイ、影に潜む」を鑑賞。
 パーカーの原作をうまく映像化している。いいぞ。

9月4日(金)
 午後から、某所でディベート研修3/3回目。
 試合を観て講評する。
 講評では次のことを話す。
「説得するとは、聞き手に考えさせてはいけないのです。つまり、聞き手が議論を聞いて「~~はどういうことなのかな」と惑わせてはいけないのです。
 惑わせないためには、根拠を持って説明をして下さい。
 そして、審判は審査基準を私的に変更しない。 メリットとデメリットを比べるという基準なのに、「反駁の数が多かったので否定です」とされては、ディベートをしている方としては、たまったものではありません。……」
 研修では、いつも初心者を相手にしているので、講評もワンパターンになりがち、まあ、聞いている受講者は毎回変わるので、わからないだろうけれども。言っている方が飽きてしまう。ふ~。
 夜は、「カムイ外伝」試写。
 崔洋一監督が舞台挨拶に登壇。映画にかける熱い思いを語る。
 映画は監督の熱情に違わず面白かった。原作の(といっても読んだのはずいぶん昔だけれど)カムイの孤影悄然とした心象風景を映し出していた。松山ケンイチの表情がいい。

9月5日(土)
 ディベート入門講座 今回はほぼ満席。講師見習いがひとり。
 説明の様子はビデオに撮り、振り返りもした。いろいろと気づいたよう。
 会社でのプレゼンになれていても、講師としての説明はまた違う。その違いに気づいただけでもよしとしよう。これからだ。

 毎回講義をしていて気になることがある。
 若い人ほど、聴く態度ができていない。
 パワーポイントとテキストの形式が違うと、途端にわからなくなる。
 そして、資料に答えを探そうとする。

 聴く態度、説明箇所を開いて聞くことができない。他のところを読んだり、ぼんやりしたり。何だろうなあ、と思っていると、アンケートに「~の部分はわかりづらかった」とか書かれたりする。それは聞いていないからだろう! と思うのだが、こちらの説明にも落ち度はあるのかも。ただ、説明とは関係のない他のところを読んでいてはわからないよな。
 35歳以上の人だとあまりないのだが、20代の若者には聴く態度ができていない人が多い。
 集中できないのか、なんなのか。

9月6日(日)
 自宅でノンビリと過ごす。ふ~

9月7日(月)
 高校の2学期授業の開始
 テストをする
 そのまま名古屋へ移動

9月8日(火)
 名古屋の女子大で集中講義 1日目

9月9日(水)
 集中講義2日目

9月10日(木)
 集中講義3日目

9月11日(金)
 集中講義最終日
 ディベート試合をして、振り返り。
 学生達の反応、感想が素直でよい。
 新幹線で帰京し、そのまま新宿厚生年金会館へ。
 子どもたちと試写会仲間で「マーシャル博士の恐竜ランド」を試写。
 ジュラシックパーク子供版を期待していたのだが、何だかちょっとシュールなコメディだった。未就学の娘は退屈気味だった。まったくもう。

9月12日(土)
 家で、仕事。やれやれ。
 夕刻、NPOの会議。

9月13日(日)
 おうちモード。
 家事をしたり、子どもたちと遊んだり、でもほとんどは仕事。やれやれ。

9月14日(月)
 高校で授業、レポートの書き方がうまくなってきた。よしよし
 一旦帰って事務処理をいくつか
 夜は「ココ・アヴァン・シャネル」を試写。
 今年はココ・シャネル生誕100年ということで、映画が3本、舞台はいくつか、テレビ番組は数知れず、の状態である。
 この映画は、ココ・シャネルの恋愛に焦点が当たっている。報われない愛、家族を希求し、叶えられなかった人生を描いている。彼女が生み出したブラックドレスやマリンルック、ツイードスーツなどの斬新なモードや香水には触れられていない。ちょっと残念。

9月15日(火)
 都内の女子大学で集中講義 4日間の第一日目
 どんな学生が来るのか、楽しみであり、不安である。
 都内のこぢんまりとした大学で、付属の幼稚園から、小中高まで同じキャンパス内にある。
 晩夏から初秋、まだ後期がはじまっていないキャンパスは人気も少なく、閑散と深閑としているかと思いきや、子どもたちの歓声がこだましていた。そう、大学以外は2学期がはじまっているのだ。
 登録は二十人、出席は16名うち聴講が2名、7割の出席率はまあまあか。
 都外から来ている子たちが多いためか、学生は至って素朴にしてまじめである。
 一日目ロジカルシンキングを順調に教えることが出来た。
 終了後、「ドゥームズデイ」を試写。
 なんだかもう、やけくそに張り切っているけど、まとめきれずB級に転落してしまったようなお話。
 深夜のTV映画劇場向け

9月16日(水)
 女子大での集中講義2日目
 
9月17日(木)
 集中講義3日目
 夕刻、「カイジ」を試写

9月18日(金)
 集中講義4日目
 夕刻「ワイルドスピードMAX」を試写

9月19日(土)
 息子の運動会

9月20日(日)
 高校の文化祭を見学

9月21日(月)
 調子が悪く、寝込む。のどが痛い。熱はないので、市販薬を飲んで布団の中で「ターミネーター:サラ・コナーズクロニクル」を鑑賞。

9月22日(火)
 体調も回復したので、家の掃除。子どもたちにも手伝わせて、秋の中掃除をする。

9月23日(水)
 連休最終日、やっと終わるよ。
 息子は1時間ほど電車とバスを乗り継いで、アクアスロンに参加。私は娘と留守番。
 午前中、近くの住宅展示場へ。りかちゃん人形の無料プレゼントがあるのだ。娘と並んで、何とかゲット。ついでに家を観るのが好きな娘と、展示場を散策。このご時世か、営業の方の接客が丁寧で気持ちいい。こちらは冷やかしなのに、スマンスマンと思いつつ、いろいろとお菓子とかをいただく。
 夕刻、息子と妻と合流して人形劇「三國志総集編」を鑑賞。
 これがなかなかどうして、面白かった。人形のすばらしさ、演出の巧みさで観ているものを飽きさせない。口上を述べる弁士がいて、モニターと背景スクリーンを巧みに使い、立体的な構成になっていた。凄い。

9月24日(木)
 一日、仕事。
 たまっていたものを片付けるのだが、片付かない。もう。
 高校の授業の準備をして、事務処理、メールの返信をしていたら、あっという間だ。
 夕刻は、「クヒオ大佐」を試写。
 これがもう、おかしく、やがて哀しい秀逸なコメディであった。ああ、楽しかった。

9月25日(金)
 某社でロジカルプレゼンテーション研修
 夕刻、近所の公園で「音楽の夕べ」を鑑賞
 近くの小学校、中学校の金管クラブ、吹奏楽部の演奏会である。
 息子はユーフォニューム担当、なかなかいいぞ。
 帰宅後、息子は「少しはメロディも担当したんだよ」と嬉しそう。

9月26日(土)
 某社でロジカルプレゼンテーションの研修2日目
 土曜日開催は、ちょっと辛い
 夕刻、「ブックトークオフ」のオフ会
 本のことを語るのは楽しい。

9月27日(日)
 ディベート・オープン・スペース例会
 「日本は農業政策を戸別補償に切り替えるべきである」でディベートをする。
 夕刻、NPO会議 ふ~

9月28日(月)
 高校の授業、ディベート試合を二つ。生徒達はそれなりにこなしていた。
 やっと、一つの成果が現れつつある。
 午後は某社のビデオ撮り。
 なかなか難しい。
 某大学の受講者も見学。彼女の将来に何らかのプラスになれば幸いだ。

9月29日(火)
 経理をする。
 今期は売上微増なれど、赤字になりそう。
 夕刻「パンドラの匣」を試写
 川上未映子がなかなかいい役者をやっていた。

9月30日(水)
 一日準備に追われる。なんだかんだで結構なんだかんだあるのである。
 いやはや。
 夕刻「エスター」を試写
 怖ろしい。ホラーで一番怖ろしいのは、オカルトものより人間の狂気が一番怖い。
 かなりビビった。

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