スポーツ

2010.04.20

プールサイド小景――慣れるより、習え!

 昨日からふたたび成人水泳教室に通い始めている。
 土曜日の敗北(背泳をしようとしたら沈んでしまった)が痛く、いちから取り組み直しだ。

 前回から引き続き来ている人が数名いる。やあやあと挨拶を交わす。
 戦友同士の連帯感のようなものが生まれつつある。

 クロールで無呼吸ながらだいぶ泳げだ。連続組はけっこう泳げたのである。

 講習の合間、プールの片隅でこんなことを話すのである。

 「やあ、嬉しいですね。カナヅチだったのが、溺れなくなって」
 「ホントに、全然泳げなかったんですからね」
 
 お互いの奮闘を称え合うのである。

 思えば数十年、泳げないままでいたのに、それが数回の講習で沈まなくなったのだから、これは凄い。
 川も海もプールも避けて過ごしていた夏の日々よ、さらば
 え~い、今年は泳ぐぞ!

 次は、息継ぎだ。

 今回は4回の講習だ。それで息継ぎができるようになりたい。
 毎回月曜日の夜が水泳だと、なかなか試写会にも行けないし、なんとかできるようになりたいものだ。

 それにしても、1回50分、5回の講習でカナヅチがちょとは泳げるようになるのだから、たいしたものだ。
 コーチの適確な指導の賜だ。

 がむしゃらに泳ごうとしても、何十年もカナヅチのままだった。
 適切な体の動かし方をしり、練習すればできるのである。

 少し取り組み始めたマラソンも、適確な指導の下に練習すれば、10マイルやハーフも走れるようになるのだろう。

 慣れるより、習え! だ。

 泳げるようになったら、次は「音痴」を改善したい。
 カラオケで気持ちよく歌いたい。
 今は、自分の歌声で気持ち悪くなってしまうのである。うう。

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2009.08.27

8月9日(日)から15日(土)まで

8月9日(日)
 ディベート甲子園の二日目
 さらに審判だけをして過ごす。
 そして、なかなか重い役割を与えられる。やれやれ。

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8月10日(月)
 この日は1試合だけなので体は楽だ。気持ちは楽じゃないけど。
 空いている時間は、高校生の即興ディベートを観戦する。
 この即興ディベートは、裏方は大変である。論題を考え、トーナメントの準決に進めなかった学校に説明をし、組合せを決めたりと、準備を念入りにして、進行は即興という離れ業なのである。
 この即興ディベートは、回を重ねるに従い、高校生の間でも認知されるようになり、今回は予選の段階で会場はいっぱいになっていた。
 この即興ディベートは、出場校の生徒達の訓練、鍛錬、練習のたまものである。本番のディベートに向かって、論理を組み立て、質問を考え、反論を用意する、という普段のディベートが、即興でもいかされるのである。
 それにしても、即興ディベートの決勝は、うまかったなあ。
 何人もの人が書いているが「話を本筋に戻しましょう」という名言も生まれた。楽しかった。
 高校の決勝を審判し、判定コメントをした。
 う~ん、このコメントが放送されたり、Webで流されたりするのかと思うと、冷や汗ものである。やれやれ。

8月11日(火)
 甲子園が終わって、娘の夏休みにサンシャイン水族館へ 
 夜は「男と女の不都合な真実」を試写。微苦笑。やれやれ、最後はあまりにも……

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8月12日(水)
 娘の夏休み、映画館へ。
 アイスエイジ3を3Dで鑑賞。いいねえ。

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 夜は「96時間」を試写。娘と父親の関係は……。考えされられた。

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8月13日(木)
 いろいろと準備をして
 夜は「ブラックウォーター」を鑑賞。ホラー映画なのだが、昔ほど怖さを感じなくなったような……、大人になったのか、感覚が摩耗してしまったのか、う~む。

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8月14日(金)
 夜は某病院にて「プレゼンテーション研修」1時間半。

8月15日(土)
 息子と「ホッタラケの島」を試写。
 主人公の少女の活躍に拍手を送る。

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 午後は近くの区営プールが無料開放なので、子どもたちといく。
 薯洗い状態のなか、夏の午後を過ごす。
 疲れ果てて爆睡。

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2006.09.24

久しぶり、ウォーキング大会

 楽しかったです。(^_^)

 我が家の趣味、ウォーキング。娘が生まれてしばらく遠ざかっていた。けれど、娘も少し歩くようになったので、久しぶりに参加しました。

「第236回 とーぶ健康ハイキング 流山おおたかの森ハイキング」


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 つくばエクスプレスで流山おおたかの森駅へ、
 10時に受付を済ませて、出発。

 娘も張り切って歩き始める。
 たぶん大会参加最年少。
 随分な勢いで歩き、おお、これは逞しい、と感嘆する。

 ただ、歩きはじめて10分ほど(おそらく500メートルくらいか)でギブアップ。
 用意してきたおんぶっこ(背負子タイプのベビーカー、悪路ではリュックのように背負うこともできる)に乗った途端眠ってしまった。
 よく頑張りましたね。

 息子は3歳くらいからウォーキングによく行き(おそらく500キロくらいは歩いてる)、歩き慣れている。もう平然とドンドン歩いていく。逞しくなったもんだ。

 ハイキングといっても平坦な道をノンビリと歩く。
 緑の中も歩き、気持ちがいい。

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 昼食は柏の葉公園で。
 歩いた後のおにぎりは格別に美味しい。

 少しゆったりとしたら、再出発。
 柏の葉公園からゴールの江戸川台駅まではわずか、1時間もかからない。

 到着は午後1時40分。

 ゴール受付で、記念品をもらう。
 ただで参加して、記念品がもらえるなんて、ちょっとお得。


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 ただ歩くだけなんだけど、楽しい。

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2006.01.31

新宿シティハーフマラソン!

 過日、新宿シティハーフマラソンの大会に行ってきた。
 マラソン大会に行ったといっても、応援してきただけ。

 息子が2キロを、娘が50メートルを走るのだ。

続きを読む "新宿シティハーフマラソン!"

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2005.10.17

久しぶりのメトロウォーク、雨で途中棄権、残念!

 久しぶりに、メトロウォークに挑戦した。
 今回は半蔵門から二重橋前までの8.5キロ

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 夏の間は、子どもと歩くには、日射病や熱中症の危険があるので、休んでいた。
 季節も良くなり、よし、歩くぞと参加したのだ。

 今回は、下の娘も連れ、息子の友達(胎児の頃からのつきあいだ)も参加する。
 楽しくなりそうだった。

 当日、朝から雨、しかし天気予報では雨はすぐに上がり、晴れるだろうという予報、これを信じて出発。
 しかし、半蔵門に着いても雨は止んでいなかった。
 歩いているうちに止むだろうとスタートしたものの、赤坂あたりまで歩いたところで、雨脚が強くなってきた。下の娘を連れたまま、雨の中を歩くのは辛い。
 やむなく、ゴールすることは断念。
 息子はゴールしたかったとむくれていた。
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 天気予報を信じたのに。
 残念!だ。

 次は、う~ん、いついけるかなあ。

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2005.10.16

なわ跳び飛べた! スポーツ家庭教師のコーチ力は抜群

 過日、息子の通う小学校の運動会があった。
 運動会、そのハイライトというか、山場は徒競走だ。(まあ、対抗リレーの方が盛り上がるのだが、低学年の息子には関係がない)

 この小学校は、しっかりと順位をつける。愚かな悪平等主義はない。(徒競走で順位をつけないとか、最後はみんなで手をつないでゴールするとか、そんな偽善はないのだ)

 で、息子の徒競走の番になった。

 結果は、5人中5位であった。

 5番の旗の下、息子はグランドの砂をいじっていた。

 翌朝、妻から息子が夜泣いていたと話してくれた。
 曰く、「僕は足が遅いもん、保育園の時もビリだったし、これからもずっとビリなんだぁ……」
 と。
 胸が痛んだ。息子は、ビリだったのが辛かったんだなあ。

 「いつもそうだ、これからも常にそうなるに決まっている」というのは、イラショナルビリーフ(誤った信念)だ。
 このイラショナルビリーフを論駁するのはたやすいことだし、息子もイラショナルだということに気がつくだろう。そうすれば、深い悲しみも癒やされるだろう。残念と思うくらいになるかもしれない。
 不健全でネガティブな感情は、健全でネガティブな感情にはなるだろう。

 しかし、足が遅いことには変わりはない。
 この事実を受け入れて、別のことに心を向けることも出来る。
 このまま何もしないでいることも、足が速くなるために何かすることも出来る。

 かけっこの練習をしたり、学んだりすることも出来るのだ。
 親の役目は、こどもの問題解決のために、少しばかり手助けすることだ。

 もし、努力をしても速くならなかったら、その時は、またその事実を受け入れることが出来るように手助けをしよう。

 さて、どうするか。
 私も妻も、高校までは体育会だった。私は剣道、妻はテニスをやっていた。だから、体を動かすことは、まあ、昔取った杵柄、何とかなる。100メートルを13秒台で走ったこともある(35年前だけど)。まあ、遅くはない。が、走ることが専門ではない。速く走ることは出来るけれど、どうすれば速く走れるようになるのかは、うまく説明できない。

 ならば、餅は餅屋、そば屋でラーメンを頼んではいけないのだ。
 かけっこ教室を探す。コツを掴めば、それなりに走ることが出来るだろう。
 しかし、教室はなかなか無いし、あっても日程が合わない。

 そうだ、家庭教師だ。いつかテレビで見た、スポーツ家庭教師、個人教授を頼もう。
 
 ネットで探がす。お試し、があるところを見つけた。どのように教えるのか、こちらとしてもチェックをしてみたい。「お試し」があるのは、なかなかいい。

 来てもらった日は、あいにくの雨。
 かけっこの練習は出来ず、家の中で簡単に縄跳びを教えてもらう。

 縄跳びも息子はなかなか出来ない。
 2回飛ぶことが出来れば上出来。
 親が上体を起こして、とか何とか言っても聞かないし。

 家庭教師は、一つ一つ丁寧に説明をし、課題を少しずつクリアしていった。
 一つ課題をこなすたびに、励ましの言葉をかける。
 すると、どうだろう、わずか30分ほどの練習で、2回しか飛べなかった縄跳びが
 15回も飛べるようになったのだ。

 息子も大喜び、親も感動だ。

 家庭教師の人が帰った後も練習をしたら、30回も飛べるようになった。

 無手勝流で闇雲に練習するより、専門家に手ほどきを受ける方が、遙かに上達が早い。

 よし、この調子でかけっこと水泳も頑張れ、息子よ。

 個別の指導が効果を上げるなら、ディベートやプレゼンテーションも個別指導する、というのも手だな。息子の様子を見ながら、思った。どうやれば個別指導が成り立つのか、考えてみよう。

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2005.07.30

日の出とともに起きる

 我が家の朝は早い、ものすごく早い。やれやれ。

 朝の4時半に娘が起き出す。

「ふぎゃー!」と大きな声を出して泣くか、静かにそこらを徘徊はじめる。
大声で泣かれてはねていられないし、動き回っては何かを壊したり、口に入れたり、目を離せない。
 仕方ないので起き出すのである。
 ほぼ日の出と同じだ。

 妹の動き出す音に、兄も目を覚ます。
彼は、保育園の頃、暗い内に起きるのを生き甲斐にしていた。
小学校に入っていろいろと疲れるのか、妹より早く起きることができない。
とはいえ、5時にはもぞもぞと起きるのである。

 息子は起きると、とりあえず机に向かう。
ひらかなの書き取りをしたり、漢字検定(子ども漢字検定だ)に向けて、漢字を読んだりするのである。
まあ、偉い、朝晩1時間は机に向かうのが習慣になりつつある。

 息子の勉強机は居間にある。娘が遊んでいるときが散ってしまう。
そこで、私が娘と散歩に出かけるのである。

 近くの公園が適度な散歩コースになっている。U字型の公園があるのだ。
札幌の大通公園をぐいとUの字に曲げたような形をしてる。
端から端まで歩くと3~40分ほどかかる。軽い運動になるのだ。
幸いなことに我が家は、このU字型公園の開口部分の真ん中当たりにある。
どちらからでも歩き始められる。はなはだ便利なのだ。

 朝の公園は、思いの外歩いている人がいる。
朝の散歩とかウォーキングを楽しんでいるのだ。
そこをベビーカーを押しておじさんが散歩するのである。
なかなか目立つ。そんな朝早く赤ん坊を散歩させている人はいない。
すると、ひとびとはベビーカーの娘をのぞき込んで、
「あら、かわいい、坊やですか?」といってくる。
もちろん、すかさず私は言い返す
「娘です!」

幼児の顔は性別がわかりづらい。
着せている服も、中性的だ。
しかも、娘は兄にそっくりなのだ。
息子を赤ん坊の頃から知っている人は、娘を見て、「あら、○○ちゃん(息子の名前)、がまた小さくなったのかとと思ったァ!」とか「タイムマシンで昔に戻ったみたい」というのである。本当によく似ている。

息子の赤ん坊の頃の写真と娘の写真を並べると、全く違和感ない。
同一人物だと思う。写真の日付で辛うじて識別できるほどだ。
私もつい息子の名前を娘に向かって呼んでしまう。
おむつを替えるときに、改めて娘だと認識できるくらいだ。
そして、その息子のお下がりのキャップをかぶっていると、まあ、親でない限り男の子だと思ってしまうだろう。

ぶらぶら公園を散歩し、終点がラジオ体操会場だ。
夏休み、といえば、ラジオ体操。
ラジオ体操は、夏休みしかやったことがない。
まあ、そんなこんなで、息子と妻と合流し、どっこいせと体操をする。
なかなか、毎日体操をするというのは、気持ちがいい。
こんなことでもない限り、毎日身体を動かさないだろう。

ラジオ体操から帰ってきて、食事、なんだかんだをしていると、娘は保育園に、息子は学童保育にいく。

やれやれ、午前中が終わったかなと思って時計をまだ8時半だ。
娘と一緒に起き出して、4時間も経ったのにまだ8時半なのだ。

午前中はこれからである。やれやれ。

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2004.10.28

歩け、歩け、目黒から品川へ

 先週の土曜日、久しぶりに「駅からハイキング」に参加した。
 一家揃っての参加だ。まだ3ヶ月弱の娘はさすがに歩けないので、母に抱かれていたけれど。

 目黒から品川まで、約10キロの行程だ。

map.JPG

 東京に住み始めて20年余りになる。が、目黒、品川の辺りはほとんど知らない。息子は、「目黒はサンマが美味しいんだよね」と得意げに話していた。彼は、最近落語の本を読んだのだ。

 目黒の駅を出て、太鼓橋 takobasi.jpg
を渡り、いくつかの商店街を抜ける。
 途中、高田道場を発見! takada.JPG
おおここか、桜庭はいるかな、と少し嬉しくなる。特に格闘技ファンというわけではないのだが、K1やプライドがテレビで中継されると、一応は観てしまう、それくらいなのだけれどね。

 とごし銀座 togosi.JPG
 を抜け、大崎を抜け、品川へ。珍しい博物館 hisui.JPG の横を通り過ぎる。品川駅の近く sinagawa.JPG
 が、ずいぶんと近未来的になっているのに驚く。

 約3時間半で完歩だ。6歳の息子も、途中ほとんど休むことなく歩き通した。一年前は、最後の1~2キロになると、私が肩車したり、抱っこしたりしていたのに、逞しくなったものだ。

 逞しくなったのは息子ばかりではない。私の腹や首回りも、最近とみに脂肪で逞しくなりつつある。歩いて脂肪を燃焼させなくては。

 ウォーキング大会はできれば、毎週参加したいものだ。なかなか、そうもいかないのだけれど。

 将来は、日本各地のウォーキング大会や○○デイマーチに参加したい。海外の大会に出ることが夢だ。

 海外へ出かけるためにも、日々の鍛錬が必要なのだが、なかなか思うようにいかないのが辛いところだ。

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2004.06.22

風の音の大地

 6月半ば、北海道に帰省した。
 この時期に帰省したのは、妻が出産する都合からだ。今第二子を妊娠中で、出産予定は8月中旬である。だからお盆の時期に帰ることはできない。産後すぐも無理だ。冬に帰るのは、寒くて辛い。一度吹雪のため飛行機が飛ばず、女満別から札幌まで列車で移動して、ようやく帰ったことがある。あれはかなりひどい体験だった。ということで、この時期に帰ったのである。

 ほぼ一年ぶりの故郷は、初夏の候で、涼やかだった。この爽やかな時期に、何もしないのももったいないので、オホーツクツーデーマーチに参加した。

 ツーデーマーチはいつもの駅からウォーキングとは違い、参加費を払って参加する。いろいろなサービスもあったり、楽しいイベントの演出もある。開会式があり、企業や団体の出店もあり、楽しいお祭りのようなのだ。
 五歳の息子も華やかな雰囲気に浮かれて、出発前から張り切っていた。

 地方の大会に出たのは初めてで、数万人規模の東京近郊の大会に比べると、数百人程度の参加者でいたってこぢんまりとしていて、それはそれでうち解けた感がある。

 ツーデーマーチと二日間の大会なのだが、日程の都合上1日だけの参加となった。
 参加したコースは13キロ、と一番短いものだ。網走の市内を抜け、川沿いの公園を歩き、海沿いの丘の上のハイキングコース、そしてオホーツク海の海岸沿いに辿ってゴールする。
 歩いている間、息子は同じく参加者からは注目を浴び続けた。参加者のほとんどは50歳~60歳以上らしく、私も比較的(!)若い部類に入るほどなのだ。未就学児は、いや子どもそのものがほとんどいないのだ。だから、小さな息子が歩いていると、次々と声をかけてくれる。「お~、東京から、5歳か、頑張ってるなあ、偉いなあ」背中に名前や年齢を書いたゼッケンを付けているのだ。
 歩くことは積極的に好きではない息子だが、次々と、声をかけられ、ほめられ、励まされると、やはりうれしそうだ。

 網走の市街を歩き、郊外の公園へいく。公園は、静かに流れる川に沿って細長く続き、土曜日にかかわらずほとんど人影もない。静かな中を三人で歩き続ける。公園を抜けると、山の中のハイキングコースになる。海外沿いの丘陵地帯に設けられ、木々の間からオホーツク海や遠く知床連山、斜里岳を望むことができる。林の中を初夏の湿り気のない風が吹き抜け、木々を、葉を揺らす。林の中で聞こえるのは、私たちの話し声と、葉擦れの音だけだ。
 登り下りしながらハイキングコースを抜けると、オホーツク海沿いの道に出る。海を右手に見ながら、網走まで歩いていゴールするのだ。いつも網走まで行くときは車で走り抜ける道をゆっくりと歩く。オホーツク海は澄んでいて水底まで見透せる。浜風は潮の香りと少し腐ったにおいが混じっていて、あまり爽やかとはいえなかった。ちょっと残念。
 途中、新聞社の取材を受けた。地元の北海道新聞からだ。小さな子が参加していると聞きつけて、待ち受けていたのだ。この様子は翌日の地元版に載ったのだが、子どもも自分のことが載るが、うれしかったようだ。

 そんなこんなで、やっとこさゴール。途中へたばりかけた息子も、ゴールして、用意してきたおにぎりを食べ終えると、元気を盛り返してきた。やれやれ。

 少し網走の市内を散策して、バスで実家へ帰る。バスの中では、三人とも眠りこけていた。
 自然の中を歩き、都会の汚濁を浄化できたような気がする。来年は、息子も小学校に入り、下の子は1歳にもならないだろうし、この時期に旅行することは難しくなる。
 子どもたちの手がかからなくなったら、また来よう。

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2004.05.29

スポーツチャンバラで疲れ果てる

 23日の日曜日は、「あそびの日」ということで、中野区のとある中学校にスポーツチャンバラの体験に行った。スポーツチャンバラは、チャンバラ遊びをスポーツ化したものだ。防具として剣道の面を軽くしたものを身につけ、空気で膨らませた剣で戦う。特段のルールはなく、相手の身体のどこでもうまく叩くことができれば一本になるらしい。
 その中学校の体育館では、その地区の大会が開かれており、幼稚園生から大人までの試合の様子を見ることができた。体験の方は、防具と剣が貸してもらえて、まあ勝手に体験するというようなものであった。息子と二人、防具をつけてやり合ってみた。風船を少し堅くしたような剣は、当たっても痛くなく、どこを当ててもいいといういい加減なルールが遊び心を誘う。結構楽しいのだ。
 しかし、一応剣道の体験(小中高とやって弐段である)と、5歳児ではまあ勝負にはならない(本気を出さなくてもいいのだが、まあ、勝負に情けは無用である)。負けてばかりで子どもはすぐに飽きてしまい、ダンゴムシを探しはじめた。そこで30分ほど歩いたところにある公園で昼食にする。公園で少し遊んだ後、東中野にあるスーパー銭湯へ。露天風呂あり、ジャクジーありの中々のふろだ。
 十分に暖まったところで、帰途につく。子どもは電車の中で眠りこける。抱っこしておろすのだが、これがなかなか重い。
 夕食後、7時前に床につく。なんだか疲れ果ててしまったのだ。
 十分に寝たからと思っていたのだが、翌日は頭痛に悩まされる。風邪かな。節々も痛い。仕事がはかどらない。

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