プールサイド小景――慣れるより、習え!
昨日からふたたび成人水泳教室に通い始めている。
土曜日の敗北(背泳をしようとしたら沈んでしまった)が痛く、いちから取り組み直しだ。
前回から引き続き来ている人が数名いる。やあやあと挨拶を交わす。
戦友同士の連帯感のようなものが生まれつつある。
クロールで無呼吸ながらだいぶ泳げだ。連続組はけっこう泳げたのである。
講習の合間、プールの片隅でこんなことを話すのである。
「やあ、嬉しいですね。カナヅチだったのが、溺れなくなって」
「ホントに、全然泳げなかったんですからね」
お互いの奮闘を称え合うのである。
思えば数十年、泳げないままでいたのに、それが数回の講習で沈まなくなったのだから、これは凄い。
川も海もプールも避けて過ごしていた夏の日々よ、さらば
え~い、今年は泳ぐぞ!
次は、息継ぎだ。
今回は4回の講習だ。それで息継ぎができるようになりたい。
毎回月曜日の夜が水泳だと、なかなか試写会にも行けないし、なんとかできるようになりたいものだ。
それにしても、1回50分、5回の講習でカナヅチがちょとは泳げるようになるのだから、たいしたものだ。
コーチの適確な指導の賜だ。
がむしゃらに泳ごうとしても、何十年もカナヅチのままだった。
適切な体の動かし方をしり、練習すればできるのである。
少し取り組み始めたマラソンも、適確な指導の下に練習すれば、10マイルやハーフも走れるようになるのだろう。
慣れるより、習え! だ。
泳げるようになったら、次は「音痴」を改善したい。
カラオケで気持ちよく歌いたい。
今は、自分の歌声で気持ち悪くなってしまうのである。うう。
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