そして、見知らぬ天井を見上げることになった
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もうすぐ2月、あっという間だ。
それで、年始のあいさつもそこそこに、バレンタインである。
おじさんだから、バレンタインは関係ないけど。
我が家では年末に書き初めをする。年始に書くから書き初めなのだが、まあいい。子どもは宿題の書き初めを、大人は来年の抱負を一つの漢字に託して書く。
私が書いたのは
である。
これを見た妻は
なにこれ「桃」? ってなに?
と宣うた。
いや、桃ではない、「挑」だ。
まあ、「桃」とも読めないことはない。
書き初めにしては、なかなか恥ずかしい字ではある。
字の美醜はいまさらどうしようもないのだが、その意味が大事だ。
挑む、新しいこと、今までやったことのないことに挑戦しようというのが、今年の目標というか抱負である。
何か新しいことをする、というのはワクワクするものだ。
どんなことが起こるのか楽しみであり、少し恐れもある。
いろいろとやりたいこと、はじめたいことはある。
ダイエットに成功するとか、漢検1級をとるとか、芝居に出る、映画に出る、
新しいセミナーを開発、実施するとかとか……。
まず1月は、昨年末から習い始めた「ライティング」に挑戦してみた。
天狼院書店という本屋さんが主催する「ライティングラボ(講座)」を受講したのだ。
このライティング講座はエンタテイメントライティングである。
普段、研修などで自分が教えているのは、ビジネスライティングである。
同じように書くことなら、今更習わなくてもいいのではないか、と思うかも知れないが、これが、全然違う。
同じように止まっているボールを相手にするといっても、ゴルフとビリヤードくらいの違いがあるのだ。
なぜ、この天狼院書店のライティング講座を受けようと思ったかというと、この天狼院書店のWebにあがる記事がとても面白い、興味深いのである。
しかも、ベテランのライターが書いているのなら、それはそれでそうなのだろうと思うのだが、書店のスタッフ(アルバイト)の女子大生がが書いた原稿が、実にうまく、面白く、興味深いのである。それも一人ではなく、何人も。
彼女たちは、どうして文章がこれほどうまいのか、天狼院書店の店主にしてライティングの講師の方に聞くと、それは、
ライティングの奥義を教えて、彼女たちがその通り書いているからですよ、
というではないか。それもわずかの間で。
女子大生がわずかの間に、興味深い、面白い、素敵な文章を書けるようになったのだろう。どうしても、その秘密を知りたくなったのである。
そのライティングの妙というか極意は、簡潔にして精妙なものだった。奥義にして口伝なので、ここに記すことができないのが残念だ。
確かに、天狼院書店のサイトに掲載されている女子大生たちの文章は、この奥義の通り書かれているではないか。
その通り書けば、面白く、楽しく、興味深い、読ませる文章、記事ができそうである。
と言うは易く行うは難し、である。
スキル研修の講師として、スキル(技術)獲得の要諦は、言われたとおりに先ずはやってみること、と宣うている。
できない方は、言われたとおりにやっていない。だからできない。
言行一致、自分も天狼新書店ライティングラボの教え通り、書いてみた。
何とか、四苦八苦、七転八倒しながら書き上げたのが
「結婚しても男が「イクメン」や「カジメン」に絶対になってはならない理由」である。
当初は、天狼院書店のサイトに掲載されてラッキー!くらいに思っていた。
何人かに読まれたら、それは幸せなことだと思っていたのだ。
もちろん、密かに数千くらい読まれたら、嬉しい、と思ってはいた。
数日後、天狼院書店のサイトにこのような記事が掲載され、驚愕した。
「「先日のライティング・ラボの教えどおり、術を使って書いてみました」と投稿した西部さんの記事が3日間で15万PVに到達した理由」
何を血迷うているのか、15万って……。
どうやら、本当にそのような数になっているらしく、
書いた本人は、なんだかわからないことが起こっている、とぼんやりしてしまった。
まあ、たくさんの人に読まれても、メールの山が来るわけでも、電話が鳴り止まないわけでもない。普段と変わりないのである。
しかし、facebook上で、自分の原稿がリンク、シェアされているのをよく見かけるようになった。直接の知り合いでない人が、どんどんシェア(広める)してくれているのである。
1月30日で、Facebookの「いいね」が6万らしい。
どうもピンとこないのだが、それだけの数の人がいいねボタンを押してくれたのだろう。
恐るべし奥義!
挑んでみたら、ビックリしてしまった。という顛末。
次の挑戦は、一発屋で終わらせないこと。
もう、次の原稿は載っている。
さすがに、最初のように数万のいいねをもらえるわけもなく、十数である。やれやれ。
第二弾は
「なぜおじさんは若い女性を「ちゃん」づけで呼びたがるのか?」
継続は力なり、そして継続が一番難しい。
どこまで、続けられるのか、せめて「桃」の季節までは、続けたいものである。
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富士通ジャーナルに
「相手の思いを理解する「論理的思考」と「聴く力」 」
第2回 話を「聴く」時の3つのポイント
が掲載されました。
人の話の聴き方のポイントを説明しています。
参照いただければ幸いです。
http://jp.fujitsu.com/about/journal/skill/logicalthinking/002.shtml
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某出版社から手紙が届いた。
出版社から手紙が来た時は、次の三つのことが考えられる。
・印税の支払い通知、あるいは重版のお知らせ
・原稿の依頼
・絶版のお知らせ
手にして嬉しいのは一番目が最高。
次がまあまあ嬉しい。――原稿を書くのは辛い……
最後が一番悲しい。さようなら、私の本、ということになる。トホホ
で、今回は
絶版のお知らせでした……
「論理的な話し方が面白いほど出来る本」が今月いっぱいで絶版になります。
プレゼンテーションの基本を書いています。
なかなかいいかなあ、と思っていたのですが、重版がかかることはほとんどなく、消えていきます。
やれやれ、もう。
今のうちに買って下さい。
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もっと快適!コミュニケーション
いいたいことがいえる話し方、聴きたいことがきける聴き方
コミュニケーション力 スキルアップマガジン No.30
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このメールマガジンでは、コミュニケーションにおける論理的な場面と
情緒的な場面の両方を取り上げていきます。
━━ 目 次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■5パラグラフ・コミュニケーションのすすめ ――古波倉正嗣■
■考え方を変えれば、人生は楽しくなる――どんな感情? ■
■セミナー案内
2月■論理力を鍛える! ディベート入門講座
3月■ロジカルシンキング&プレゼンテーション講座
■論理力を鍛える! ディベート入門講座
4月■論理力を鍛える! ディベート入門講座
5月■論理力を鍛える! ディベート入門講座
□ディベート・オープン・スペース(ディベート勉強会)例会ご案内
■本のコラム「ちょいデキ!」「知床の少女」
■編集後記
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■5パラグラフ・コミュニケーションのすすめ■
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私達は仕事において、言葉を通じて相互に情報を伝えあっている。ただ、
言葉にするだけでは不十分だ。情報を分かりやすく、論理的に情報を伝えっ
て初めて仕事は一歩前へ進む。
仕事上のコミュニケーションの基本である報告・連絡・相談(報・連・相)
に始まり、プレゼンテーションや会議での発言、または、文書作成やメー
ル作成においても、「分かりやすく・論理的」に伝えることは、昨今、一つ
の価値であるとさえ言われている。
では、どのようにすれば、分かりやすく、論理的に伝えることができるの
であろうか。今回は、比較的簡単に習得でき、その上で、効果的に情報を伝
えることを可能にする基本の型をご紹介したい。
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コミュニケーション力 スキルアップマガジン No.16
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このメールマガジンでは、コミュニケーションにおける論理的な場面と
情緒的な場面の両方を取り上げていきます。
━━ 目 次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■話しベタにさよならする方法――なぜ、あなたの話は回りくどいのか
■セミナー案内 ・(有)N&Sラーニング 公開講座のお知らせ
■編集後記
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話しベタにさよならする方法――なぜ、あなたの話は回りくどいのか
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話をしていて回りくどいとか、何を言っているのか、といわれたことがあ
りますか?
自分としては一生懸命に話しているつもりなのに、わかってくれない、と
憤りを感じたことがありますか?
なぜ、回りくどいとか分からないとかいわれるのでしょうか?
それはあなたの話は、「あなたにだけ」わかる話になっているからです。
例えば、昨日の営業報告は、
営業マンA
最近、港北の方面を攻めはじめていて、順調に受注をのばしているんですが
ね、そちらには以前から付き合いのある専門店Aさんには、商品の立ち上げの
頃からお世話になっていて、それでその店の社長が当社の製品を大変気に入っ
てもらっているんですが、この間、その社長にお会いしたら、えらい剣幕で、
「ちょっと話があるから」といって事務所に連れて行かれましてね、会議室で
社長と仕入れ担当の部長が来て、ウチの商品を二つもってきて、どうだいって
聞くんですが、どう見てもうちの商品ですし、そう申し上げると、二人からよ
く見てくれっていわれて、よく見ると値段が違うんですよ。片方が三割も安い
んで、ビックリしましたよ……、ほんと参りました。
上司
「で、何がいいたいんだよ!!!」
ここまで聞いて、専門店Aの社長は営業マンに何を伝えようとしているので
しょうか?
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続きは、講読後に!!!
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過日脱稿した原稿の初校がきた。
あらためて活字になったのをみると、よくも書いたものだと感慨深いものがある。
パソコンで書いているので、プリントアウトすると活字なんだけれども、パソコンのフォントと書籍の字体は違い、書籍らしい佇まいなのである。
章立てがされ、見出し、小見出しが付き、挿絵とか図解のスペースが空き、ホントに本らしくなっているのだ。
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メールマガジン『読書の時間』に、雑文を連載しています。
読書に関するあれやこれやを書いています。
このメールマガジンは、私の速読の師匠が発行しています。
リーディングフィールズのHPもブログもクールで素敵です。
有限会社N&SラーニングのHPもクールにしたい!
と思う日々です。
自分の発行するメールマガジンはどうしたのだ、と問われると、
申し訳ありません、というしかありません。
書きそびれてしまうんですね。
「締め切りです」と催促をする人もいないし、原稿が書けたらと思っている内に日々が過ぎてしまう。
やれやれ。
先延ばしにするのは、「何かを恐れている」からなのでしょう。
そこら辺の考察は、またあとで。
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妻が美容院にいった日、夫は妻の変化に一言言わなくてはいけない。(妻の変化に気がつかないのは、トラブルの元である)
夫はつい、こんな言い方をしてしまう。
「おや、今日は、ずいぶんときれいだね(歯が浮くなぁなどと思いながら)」
夫は思うのだ。妻が美容院に行ったことにきちんと気がついたし、褒め言葉も言ったぞ、これで妻の機嫌もいいはずだ。
しかし、コトはそうは運ばない。
妻は、すかさずこう切り返してくるのだ。
「あら、今日は、ということはいつもは汚いということ、ブスだっていいたいわけ、え、そういうこと、どうなのよ。
いつもいつも生活に追われて、子どもたちを追い回しているし、あなたの世話もしなくちゃならない、そんなのではいつもきれいに着飾ることもできないじゃない。
あなたの稼ぎが少ないから、パートに出なくちゃならないし、私は忙しいのよ、それなのに何よ、たまに美容院に行ったらその時だけ、とってつけたように褒めて、いつもはどうなのよ。
え、あなたはどうなのよ。自分の身の回りのことくらい自分でしたらどうなの。
そうすれば、私も少しはお化粧をしたり、身繕いする時間もできるわよ、妻がブスのままでいいの、いいわけないわよね。
だったら、今日の晩ご飯はあなたが作ってよ。わかった!。
ああ、中華がいいわね。餃子をたらふく食べたいわ。
じゃあ、餃子を100個お願いね。」
と、褒めたはずが餃子を100個も作らなくはならい羽目に陥ってしまうのである。
どう言えばよかったのだろう。
まず、「今日は」という言う言い方には、どんな意味があったのか、吟味をしてみることだ。
副助詞の「は」には、【判断の対象や叙述の内容がその範囲内に限られることを表わす。――新明解国語辞典第5版】という意味があるのだ。
つまり、「今日はきれいだ」というのは、今日だけきれいである、他の日はきれいではない、ということを示すことになるのだ。だから、妻からやりこめられることになったのである。
他の日はどうなのか、美容院に行っていない日についても言及し、かつ、プラスの意味を持たせなくてはいけない。
たとえば、同じく副助詞の「も」を使ってみる。「も」には【類似した事柄を列挙したり同様の事柄がまだあることを言外に表わしたりする――新明解国語辞典第5版】という意味がある。
すると、
「おや、美容院に行ったの、今日もきれいだね」
「あら、ありがとう、そろそろ夕食よ」
とまあ、波風立てずに済むのである。
今日も、きれいなのだから、他の日もきれいである。といっているのだ。
しかし、この言い方では、及第点はとれても高得点は望めない。
なぜなら、今日、美容院にいって起こった変化(普段よりもさらにきれいなった――多分)に触れていないからだ。
今日は普段よりもきれいだ、しかも、普段の日もきれいだ、ということ無駄なくいうためには、再び副助詞「は」を使うのである。
例えば、こんな風にいってみよう
「おや、美容院にいったの、今日は一段ときれいだね」
ポイントは「一段と」と一言入れること。
今日は普段と比べて格段にきれいである、と表現できる。
しかも、いつもはきれいであることを抜かしていない。
いつもきれいだし、今日は美容院にいったので、普段に比べて格段にきれいさが増した、事になるからだ。
すると妻はこう応えてくれるだろう
「あら、ありがとう。そろそろ夕食よ、一本つけておくわね」
と、普段はつかないビールが一本余計に出てきたりする。褒美がでてくるのだ。
これで夫婦仲も円満である。
――さて、この話はどこで使おうかな――
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