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2019年1月

2019年1月29日 (火)

2019年1月19日(土) 雑談力をつけるセミナー参加者の感想

2019年1月19日(土) 雑談力をつけるセミナー参加者の感想

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雑談力をつけるセミナー、受講された方々の感想です。
受講検討の参考にして頂ければ幸いです。

【大阪】02月03日(日) 雑談力をつけるセミナー
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/0111tyzs2xeq.html

【大阪】02月03日(日)ぷちゼミ コミュニケーション「力」UP――昼下がりの読書会――
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01iu6vzs2xm2.html

【東京】2月16日(土)雑談力をつけるセミナー
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/014wpf101k5tq.html

【東京】2月17日(日)ぷちゼミ コミュニケーション「力」UP――朝の読書会――
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/015hff102gfp7.html

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最初は2時間も初対面の方と雑談できるか不安でしたが、終わってみるとあっという間で、楽しく会話ができました。
聞き上手の地蔵トークが厳しかったです。
自分も普段から相づちをうまく打てるようになりたいと思いました。

(会社員・女性)
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新聞を数分眺めるだけでも、いくつかの話題が見つかったので、これから行っていきたいと思った。
また、今回学んだことを、今後初対面の人と話すときに練習するつもりで、怖がらず、そういう場に行きたいと思った。

(会社員・男性)
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「雑談なので、気張る必要はない」とは思っていても、慣れないとぎこちないと思った。
それを解消するためには続けることが大切なのだと、改めて感じた。
どうもありがとうございました。

(会社員・男性)
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雑談のやり方が少しはわかった気がします。
実践していきたいと思います。
新聞を読みたくなりました。

(会社員・女性)
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ワークを入れることで「体感」できた。
ワークも相手がずっと一緒じゃなかったのでよかった。
論理的でわかり易かった。

(会社員・男性)
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楽しく学ぶことができ良かったです。
新聞をもっと読んで情報を得られるようにしたいと思いました。

(会社員・女性)
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「聴き上手になる」の実習は大変わかり易く実感できました。

(会社員・男性)
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本日はありがとうございました。
自分が何が苦手で雑談がうまくできないのか、わかりました。

(会社員・女性)
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有意義な時間を過ごせました。
ありがとうございました。

(会社員・男性)
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継続し、雑談力をあげていくことが大切だと感じました。

(会社員・男性)
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―― N&Sラーニング ――

研修・セミナー・講座などのご依頼、お問い合わせ

2019年1月25日 (金)

【福岡】雑談力をつけるセミナー

こんにちは!

週末のコミュニケーションスキルUPセミナーです。
【満席】27日(日)10時~ 【若干空きあり】14時~
です。まだ間に合います。
是非、ご参加下さい。

ご予約お待ちしております。

【福岡】雑談力をつけるセミナー 

1月27日 (日) 2:00PM〜
https://www.street-academy.com/myclass/14067?conversion_name=delivery&sessiondetailid=339715&tracking_code=11acde1ea9a77deac2d955560e19fe49

3月3日 (日)10:00AM〜
https://www.street-academy.com/myclass/14067?conversion_name=delivery&sessiondetailid=390373&tracking_code=11acde1ea9a77deac2d955560e19fe49

3月3日 (日) 2:00PM〜
https://www.street-academy.com/myclass/14067?conversion_name=delivery&sessiondetailid=390374&tracking_code=11acde1ea9a77deac2d955560e19fe49


ご予約お待ちしております!

2019年1月20日 (日)

2019年1月12日(土) 1dayディベート集中セミナー参加者の感想

 

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1dayディベート集中セミナー、受講された方々の感想です。
受講検討の参考にして頂ければ幸いです。
福岡1月26日(土)
https://www.street-academy.com/myclass/13993…
大阪2月2日(土)
https://www.street-academy.com/myclass/22587…
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ディベートは本日初めての体験でしたので、大変難しかったです。
今後もっと勉強して、ロジカルシンキング力を向上していきたいと思います。

(会社員・男性)
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非常に勉強になりました。
普段、交渉などの場で雰囲気作りを最重要なものとして位置づけておりましたが、今回ディベートを実践してみて、改めてロジックの弱さを感じました。
自分の欠点として、この部分の改善のきっかけになる非常に勉強になる良い場となりました。
どうもありがとうございました。

(会社員・男性)
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参加目的である「会議で適切に発言するためのスキルを知る」は概ね達成できたかと思います。
ディベートで学んだ反対尋問や反駁で必要な傾聴能力や素早い思考力を身に付けることができれば、会議でも相手の発言の主張/データ/理由付でたりない部分を、丁寧に質問すれば意義のあるやりとりができるようになると感じました。1日ありがとうございました。

(会社員・男性)
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全く基本ができていないことを再認識しました。
演習においても、ロジカルに話せなかったため。
事前の資料の読み込み不足による根拠の薄さを
時間を設けて、また参加させて頂き体躯思います。

(会社員・男性)
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2019年1月19日 (土)

仕事をしてゆく上で、なにが必要なのか。

仕事をしてゆく上で、なにが必要なのか。

次にむかっていくためには、なにを身に付ければいいのか。

業務知識? 会計知識? 論理的思考? 
それとも、健康な身体、基礎体力? ……。

迷う。時間は限られている。
ならば、ディベートはどうだろう。
知的基礎体力を身に付けられる。
論理的に考え、伝え、聴き、書き、読む。
基本の5力を鍛える。

ディベートを6時間で、まずは体験を。

1月26日(土) 福岡

https://www.street-academy.com/myclass/13993?conversion_name=direct_message&tracking_code=6abff569ccc9704535df0b3d5979ecec

2月2日(土) 大阪

https://www.street-academy.com/myclass/22587?conversion_name=direct_message&tracking_code=30ae9b4c9a1b10b826de6efaa4acc1f8

2019年1月15日 (火)

■ 雑談力をつけるセミナー 東京・大阪・福岡 毎月開催中 ■

 

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「それは、扱うのが難しくて、困るんですよね」
「わかります」
「どうして、あんなに難しいんですかね」
……

ひと言、言葉を返すことで、思いの外、雑談ははずみます。

雑談は、話し手と聞き手で成り立っています。
当たり前のことですが、みんなが一斉に話をしていたら、会話になりません。
みんなが一斉に聞き手に回ったら、沈黙が続くだけです。
他の人が話をしていたら、聞き手が必要です。
聞き手が、話し手の話に共感してくれたら、話し手としては嬉しく、話は弾むものです。
共感を示すのが、「わかります」という柔らかいひと言です。

共感を示すなど、聞き手になったら、聞いていることをしっかりと伝えましょう。

雑談のちょっとしたコツを120分でお伝えします。

■【東京】雑談力をつける~初対面でも気楽に話せるようになりたい方へ~対人力、会話力に磨きをかける!~

https://www.street-academy.com/myclass/6476…

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■【大阪】初対面の人とでも気楽に話せる雑談力をつける~対人力、会話力に磨きをかける~

https://www.street-academy.com/myclass/14066…

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■【福岡】雑談力をつけるセミナー~対人力、会話力に磨きをかける~

https://www.street-academy.com/myclass/14067…

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2019年1月 9日 (水)

【本日締切】1月12日(土) 1dayディベート集中セミナー

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本日締切です。
ディベートは、ロジカルに考えること、伝えること、理解することの訓練です。
うまくいえない、反論されると怯んで何も言い返せない、相手の言っていることを理解するのが苦手、ならディベートで考える、伝える、理解するコツを掴んで下さい。
9日の23時59分までです。
お待ちしています。



Yesno

2019年1月 5日 (土)

1月13日(日)【東京】ぷちゼミコミュニケーション「力」UP――朝・昼の読書会――

休日の朝に、コミュニケーションスキル・プレゼンテーション・雑談力に磨きをかける

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「アウトプットすればするほど、インプット出来るんだ」
と、あるクリエーターが言っていました。
本は読むだけではなくて、読んだ本のことを語ると、

次の本と出会うことができます。
だから、読書会で読んだ本のこと、楽しかった本のこと、泣けた本のことを語りましょう。
次に楽しめる本、泣ける本に出会えるかもしれないのですから。

【東京】ぷちゼミコミュニケーション「力」UP――朝・昼の読書会――

https://www.street-academy.com/myclass/9208?conversion_name=direct_message&tracking_code=b8e648e122f0a90a397a5ad5977ed9ef

1月12日(土)【東京】1日で学ぶ議論のコツ 1day ディベート集中セミナー

仕事をしてゆく上で、なにが必要なのか。
次にむかっていくためには、なにを身に付ければいいのか。

業務知識? 会計知識? 論理的思考? 
それとも、健康な身体、基礎体力? ……。

迷う。時間は限られている。
ならば、ディベートはどうだろう。
知的基礎体力を身に付けられる。
論理的に考え、伝え、聴き、書き、読む。
基本の5力を鍛える。

ディベートを6時間で、まずは体験を。

1月12日(土) 09:30~16:45

【東京】1日で学ぶ議論のコツ 1day ディベート集中セミナー

ロジカルなコミュニケーション「力」を鍛える 考える・伝える・聴く・判断する 力の基本「き」


―― N&Sラーニング ――

 

研修・セミナー・講座などのご依頼、お問い合わせ

2019年1月 3日 (木)

2018年12月15日(土)1dayディベート集中セミナー 参加者の感想

2018年12月15日(土)1dayディベート集中セミナー 参加者の感想

ディベートは、ロジカルなコミュニケーションスキルを鍛える演習技法です。
あるテーマに関して、実際に議論をすることで、
論理的に考える、伝える、理解するを鍛えていきます。

Yesno


以下は、1dayディベート集中セミナー、受講された方々の感想です。
受講検討の参考にして頂ければ幸いです。
【東京】1月12日(土) 1dayディベート集中セミナー
【福岡】1月26日(土) 1day ディベート集中セミナー
【大阪】02月02日(土)  1day ディベート集中セミナー
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ディベート、ロジカルシンキング、プレゼンテーションの困難さを実感しました。
自分がうまく考え、整理し、それをうまく説明できないもどかしさは本当に悔しく感じます。
特に最後の試合での至らなさを痛感しました。
同じ事を何度も言ったり、AREAに従った説明ができなかったり、自分の考えが他の人に全く伝わらなかったところです。
今後もいろいろな形で学んでいきます。

(会社員・男性)
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実践的かつ楽しく学べました。
ありがとうございます。
忘れないように、一万回、練習して身に付けます。

(会社員・男性)
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とても勉強になりました。
なぜならば、全く知らない世界をしれたからです。
例えば、AREAは今までの人生で聞いたこともなく、はじめての学びでした。
なので、とても学ぶことができました。

(会社員・女性)
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論理的思考力の全体像はわかりました。
思考の構造は「データ」→「理由付」→「結論」と単純なのと、資料がわかりやすかったです。
今までAREAを全然知らなかったのですが……。

(会社員・男性)
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コミュニケーション力 スキルアップマガジン No.112

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

  もっと快適!コミュニケーション
  適切に伝える、的確に理解する力

  コミュニケーション力 スキルアップマガジン    No.112
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

様々なコミュニケーションスキルを取り上げ、
コミュニケーション「力」UPを目指します。
━━ 目 次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■ スキルアップのための速読あれこれ(44)
    「大きなアピールは好きではない」           今村 洋一■■

■■ 一匹と一編の物語 マンボウ                 わたなべみさと■■

■■ 「今度の週末、花火を見に行きませんか?」         木村 保絵■■

  ■■ アサーティブでいこう! アサーティブに行動する  西部 直樹■■

■■ 公開講座 ご案内 ■■

○ 雑談力をつけるセミナー                   東京・大阪・福岡
★ 1dayディベート集中セミナー           東京・大阪・福岡

■■ 勉強会 ご案内 ■■

●● ディベート・オープン・スペース例会   東京・大阪・福岡   ●● 
      ●● ぷちゼミ コミュニケーション「力」UP――朝の読書会―― ●●

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■■ スキルアップのための速読あれこれ(44)
    「大きなアピールは好きではない」        ■■
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 ときどきとなるが居酒屋巡りを行っている。できるだけチェーン店ではない、個人経営の地味な店に入る。成功も失敗(?)もあることで、最近は「居酒屋巡り」ではなく「居酒屋探検」と言ったりしている。
 初めてこうした店の暖簾をくぐるのは、少しの緊張感がある。けれど、このドキドキ感もそれは楽しい。

 先日は、地元の郷土料理の店に入った。正直なところキレイではないし、大丈夫なのだろうか?という疑問しかなかった。メニューもない。話を聞くとメニューも限られているという。しかし、生ビールを飲むと、「申し訳ないので、これサービスです」と煮魚の料理が出てきた。頼んだ刺身の料理も他では食べることのできない絶品と言えるものだった。
 老夫婦が無理をすることなく、お店をやっている。大きく売上を伸ばすような考えもないのだろう。まさに、自然体だ。知る人ぞ知るという居酒屋だった。

 年齢を重ねるにつれて、宣伝的なアピールというものが苦手になってきた。居酒屋で言うならば、チェーン店に代表される立派な写真の、長ったらしいメニューの名前など、どうでもいいと思うようになってきている。特に居酒屋という存在でいうと、落ち着いて酒を飲みたい。つまり、そこに大きなアピールのようなものは介在して欲しくないのだ。自然体で、無理なことをしない居酒屋の方が、本当の意味の居酒屋道を歩んでいるようにも思う。

 宣伝的な大きなアピールが苦手な理由は、もうひとつ確かなものがある。速読の講習というものを自分で行っているだけでなく、過去に速読教室という場所で仕事をしていたことが大きい。一般的に、そうした教室と呼ばれるところは、売上の30%は広告宣伝費となる。簡単に言うと、10万円の受講料を支払ったならば、3万円はその宣伝媒体に支払うお金ということだ。もちろん、何の業界であっても、何らかの宣伝があり、そこにお金は使われる。何も悪いことではない。問題は、その宣伝が有意義なものかどうかだ。

 上手くは言えないが、超えてはいけない一線のようなものがあるはずだ。速読の業界というところでは、3倍、5倍、10倍、20倍、すごい、超、メガ、などなど、形容詞のオンパレードだった。何の根拠もなく、「うちは他とは違って〇〇倍になります」と宣伝し、そこに人が集まる。広告の文言を信じて疑わない人も多くいる。実にくだらない世界ではあるけれど、集客にはアピール必要であり、現代のサービス業はアピールすることに躍起になっている……。

 実はこの2、3年、私の行っている速読講習は、個人対象ではなく、企業研修が中心なっている。何かアピールをしたかというと、何もない。依頼があり、講習を行った。言うならば自然体で行ったことが、次へ繋がっているのかもしれない。

 もちろん、こうした自然体がどこまで続くのかはわからない。現代社会は、相反する2つのことのバランスなのかもしれない。いつになっても悩みの消えることはないのだろう。しかし、夜になれば、リラックスできる居酒屋で酒を飲む人生を送っていきたいと思う。

今村洋一 (リーディングフィールズ代表 http://readingfields.com/)

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■■ 一匹と一編の物語 マンボウ            ■■
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夏場の混みあった居酒屋は、冷房がきいていても人の熱気で蒸し暑い。そんな中、一瞬だけ真顔になった彼女の目線は、その暑さを払いのけるくらい冷たいものだった。ふわふわした癒し系の雰囲気をまとう後輩の女の子の目は呆れと落胆が入り混じったような冷めた視線を放ったのだ。すぐに彼女は、はっと我に返るように愛らしいたれ目をきゅっと細めて、極めて冗談ぽい調子で言った。

「お前はマンボウか」

彼はとても傷つきやすい人間だった。その日は交際中の彼女が夜、おやすみの電話をしてくれなかったことを気にして、会社の同期の集まりで愚痴をこぼしていた。仲間内では、それがいつものことだったから、誰も気にしなかった。いつも少し口論になったときや、お揃いで買ったものを不注意で壊してしまったときなんて見ていられないくらい傷ついているし、嘆きやぼやきの無い日なんてほとんど無い。数日間彼女とのラインの既読がつかないときはこの世の終わりのような眼をしていた。

だから、いつもは男性陣が、まぁ気にするなとなだめるのを私はぼーっと眺めているだけなのだが、この日だけは違った。たまたま同席した後輩の女の子がいたからだ。彼女は小首をかしげながら真剣な様子で彼のぼやきをふむふむと聞いて、一通り彼が話し終わるのをまってゆっくりと口を開いた。

「もう、そんなんじゃあお前はマンボウか!! って感じですよ」
ちょっと前に流行ったゲームを思い浮かべてマンボウと呼ばれた男を見やると、ちょっととぼけた感じの表情と相まって、笑いのツボをこれでもかと刺激してくる。腹筋の痙攣に耐えかねて私は離席した。

マンボウは傷つきやすい、ということが以前話題になった。寄生虫や、朝日の眩しさや、ちょっとの刺激やストレスで死んでしまうという話だ。そして、それを題材にした弱いマンボウを育成するゲームが流行った。

彼をマンボウと称するなら、彼はちょっとの刺激で死ぬ、というよりも死にそうなほどの大きな傷を心に作っていくのだろう。もしかしたらそれを誰かに見せて慰めてもらわないとやりきれないのかもしれない。彼は、マンボウであると同時にきっとレールなのだな、とも思った。灼熱の太陽にじりじりと焼かれ、泣きながら痛みに耐える傷を負ったレールである。

『負傷した線路と月』という童話では、汽車を走らせるためのレールが、ある日重い荷物をのせた汽車に傷つけられてしまう。つけられた傷の痛みや太陽に照らされる暑さに耐えかね泣いてしまったレールは近くに咲くなでしこの花や、夕立の雨、そして夜空の月に冷酷な汽車に傷つけられたことを話し、なぐさめてもらう。そして月は、犯人である汽車が今どこにいるのか、探すことになるのだ。

物語の視点がレールから月に移ると、物語を読み進める私たちは、月と一緒に考えを巡らせていく。線路の負った痛みは、いったい誰の所為なのだろうと。
日ごろ強く辛抱しているレールだって、傷を負って、痛みを抱えきれなくなれば、思い切り泣いて、花のように優しく慰めてくれる存在を求めてしまう。そうやって慰められる痛みもあれば、過ぎていく時間が忘れさせてくれる痛みだってある。

朝日で死ぬなどの、マンボウの死について出回っている噂はほとんどデマなのだそうだ。飼育の難しい生き物ではあるけれど、まだわかっていないことも多いのだという。現にマンボウは、過酷な海の中で、1度に3億個に達するといわれているほど、おびただしい数の卵を産み、デリケートなりに現在まで生き残っているのだ。

マンボウに限らず、誰だって人それぞれ弱い部分を持っているはずで、そういうところと付き合いながら、生きている。時には、自分も、他の誰も悪くないのに傷つくことだってたくさんあるだろう。そんな時は傷ついたあのレールのように泣いたり、慰めてもらったりしてもいい。でもそのうち、その傷をいつまでも眺めているわけにもいかなくなって、また前を向いて生きていくのだ。

ビールを飲んで愚痴をこぼしていたマンボウ君も、繊細ながらも、進んでいかなくてはならない。たくさん生まれたマンボウの稚魚が、全員そろって大人になることのない過酷な世界の中であろうとも、生きていく方法を築いていくしかないのだ。そうだ、立ち上がれマンボウ君! そう心の中で激励の言葉を送りながら席に戻る途中、元いた席から陽気な笑い声が聞こえた。

※紹介した本 「負傷した線路と月」小川未明 著

本好きの事務員 わたなべみさと

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■ 「今度の週末、花火を見に行きませんか?」             ■
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「月が綺麗ですね」
夏目漱石が「I love you」をそう訳したというのは、有名な話です。
わたし自身、初めてその話を聞いた時は、「そんな表現があるのか!」と随分驚きました。
しかし、歌詞やドラマなどのセリフを見てみると、
意外とそういうフレーズは多くありますよね。
「好き」や「愛してる」とハッキリ言わずに、別の表現で想いを伝える。
上手くいくと相手の心をグッと掴むことができますが、失敗すると「クサイな」「キザだな」なんて思われてしまう。
ことばにするのは、なかなか勇気のいる表現でもあります。
この季節特有の表現でいうと、「花火を見に行きませんか」もそれに当たるかもしれません。
わたしの生まれ育った街・函館市では、毎年夏に花火大会が三回開催されます。
高校生の頃は、そのどれか一つには好きな人と一緒に行こうとみんな必死になっていました。
ところがこの「花火を見に行きませんか」がなかなか言えない。
なぜなら二人で一緒に花火を見に行って、そこで告白するというのが流れでしたから、誘いを断られた時点で、告白するチャンスも逃してしまう。
それは告白をせずに振られたようなもの、不戦敗を告げられたことになるのです。
高校1年生の夏、わたしは当時片思いしていた人をなかなか誘うことができず、友人に相談し、何名かのグループで一緒に行くことになりました。
―2人で話ができたらいいな。
そんな風に思っていた矢先のことでした。
ついさっきまでみんなでワイワイしていたのに、気付くと、彼と別の友人の姿が見えなくなっていました。
なんと、その彼が友人に告白をしていたのです。
結局彼は振られてしまい、後日その彼に今度はわたしが振られ、なんだかドミノ倒しのようにその夏の恋は終わりました。

かつて「月が綺麗ですね」「そうですね」と思いを伝え合ったように、今年の夏もどこかで「花火を見に行きませんか」「はい、行きましょう」と穏やかな恋がどこかで生まれているのでしょうか。
もしかしたら「花火」と「OK」のスタンプの絵文字だけでそんなやり取りがされているかもしれませんね。
あなたは大切な相手に「好き」や「愛している」という言葉を使わずにどんな言葉でその想いを表現しますか? 
その言葉が見つかった時、きっと、あなたが2人で大切にしたいこと、相手に対して思っていることが、言葉を通じて見えてくることでしょう。

マーケティングライター 木村保絵

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■ アサーティブでいこう!  アサーティブに行動する         ■
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コミュニケーションのスタイルには、
率直な自己表現
受身的
攻撃的
の三種類があることを説明してきました。

率直な自己表現は自分にストレスを溜めることなく、他者へ配慮したものになります。
ただ、よいとわかっていても、なかなか率直にはなれません。

率直になれない、それは思い込みが邪魔をしているからです。
思い込みを見つけたら、どうしたらいいのか。
人見知りの人が抱いているかも知れない「思い込み」
『他の人は、わたしが望むように行動をしなければならない、そうしない人はダメだ』

3つの質問で、思い込みをチェックして、どうやら不当な思い込みだなとわかったら、
思い込みの文章を適切なものに、合理的なものに変えました。

「他の人は、わたしが望むように行動をして欲しい。もし、望むような行動をしてもらうに越したことはないが、もし、そうでなかったとしても、その人がダメだとはいえない」
という文章になったのです。
この新しい考え方を自分のものにするためには、次の二つのことをします。
1つ目はこの考え方を確認しながら、前の思い込みになっていた場面をもう一度想起することです。
2つ目は、書き直した文章を見えるところにおくことです。

このようにして、思い込みが書き換え、考え方が変わったら、行動を変えていきます。
人見知りという行動パターンを変えていくのです。

人見知りは、他者に期待しすぎる、という面がありました。
他者に期待しすぎないとどうなるのか、2つのパターンが考えられます。
初対面の人と接したとき、
・なにもしない。
・自ら話しかける。
この2つがあります。
どちらも選ぶことができるのです。
今までは、なにもしないで、相手から話しかけてくることだけを期待していた。というのに比べると、自由度は格段に上がります。

・なにもしない。というのは、今までと変わりないのではないか、と見かけ上は思います。
しかし、中身は大きく違うのです。
なにもしなくても、気にならない状態なのです。
それまでは、相手から話しかけてこないかな、と気を揉んでいたものです。
他者への過剰な期待がない分、心が穏やかです。

・自ら話しかける。というのは、これまでとは大きく違うことになります。
この時も、他者への過剰な期待はしないこと。
わたしが話しかけたら、話しかけられた方はにこやかに、感じよく受け答えをすべきである、そうでなければ、最低の人だ。と思っていると、辛いことになります。
気さくに話をしてくれる人もいれば、拒絶をする人もいるのです。
他人の行動は、こちらの期待通りにすることはできません。

次は、どのように声をかければいいのか、初対面の人とどのように話しをするのか、アサーティブな行動についてお話をしていきます。
それは次号で。

REBTアサーション・ファシリテーター 西部直樹

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※  N&Sラーニング 公開講座
  http://nands.way-nifty.com/nands/koukai.html     ※
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★1dayディベート集中セミナー 開始!
 ロジカルシンキングの基本・プレゼンテーションスキルの基礎
 そして、ディベートの初歩を1日で学べる講座です。

http://www.nands.net/contents/bunnrui/personal/debate/index.shtml

・東京、大阪、福岡で開催!

・【東京】08月19日(土)
・【大阪】08月26日(土)
・【福岡】09月03日(日)
・【東京】09月09日(土)
・【大阪】10月14日(土)
・【東京】10月28日(土)
・【福岡】11月11日(土)
・【大阪】12月02日(土)

■ 雑談力をつけるセミナー コミュニケーションの基本   東京・大阪・福岡
http://www.nands.net/contents/bunnrui/personal/zatudan/index.shtml

・【大阪】08月27日(日) 10:00~12:00
・【福岡】09月02日(土) 12:30~14:30
・【東京】09月16日(土) 13:30~15:30
・【東京】10月07日(土) 13:30~15:30
・【大阪】10月15日(日) 10:00~12:00
・【福岡】11月12日(日) 10:00~12:00
・【大阪】12月03日(日) 10:00~12:00

●● ディベート・オープン・スペース(ディベート勉強会)例会 ●●

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□ ディベート・オープン・スペース(ディベート勉強会)例会案内 □
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※ディベートの勉強会は、東京・大阪・福岡で開催です。
◆◆東京◆◆
○日時:08月20日(日)午後2時~5時
○場所:足立区北千住 東京芸術センター 9階 会議室
■内容
 ●自己紹介(スピーチ練習付き)
 ●論題を決めるところからはじめます
・論題の検討
・リンクマップの作成
・マイクロディベートなど
○費用:一般 1,000円 大学生・高校生・中学生 0円
○申込:ディベート・オープン・スペース 申込
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/018mtkyw94j8.html

○予定:
・09月24日(日) 北千住 東京芸術センター
・10月22日(日) 北千住 東京芸術センター

◆◆大阪◆◆
○日時:08月27日(日)午後2時~4時30分
○場所:大阪市中央区北浜東3-14 エル・おおさか 会議室
■内容
 ●自己紹介(スピーチ練習付き)
 ●論題を決めるところからはじめます
・論題の検討
・リンクマップの作成
・マイクロディベートなど
○費用:一般 1,000円 大学生・高校生・中学生 0円
○申込:ディベート・オープン・スペース 申込
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01r9q5ys4xpw.html

◆◆福岡◆◆
○日時:09月02日(土)午後3時~4時45分
○場所:福岡市中央区天神1-1 アクロス福岡 会議室
■内容
 ●自己紹介(スピーチ練習付き)
 ●論題を決めるところからはじめます。
・論題の検討
・リンクマップの作成
・マイクロディベートなど
○費用:一般 1,000円 大学生・高校生・中学生 0円
○申込:ディベート・オープン・スペース 問い合わせ・申込
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01jcxsys4yb3.html

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□ ぷちゼミ コミュニケーション「力」UP――朝の読書会―― □
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○日時7月29日(土) 10時~11時30分   
○場所:タリーズ 八重洲地下街店
○カフェ会の流れ

・自己紹介
・ワンポイントセミナー 「本を紹介しよう――1分間プレゼンテーション」
 聞いている人に、この物語を読んでみたいと思わせるプレゼンを目指します。
 本を一冊お持ち下さい。
 これは 是非読んで欲しい という本をお持ち下さい。
 文芸書(小説・エッセイなど)に限ります。
※ビジネス書・自己啓発書・ノウハウ本・スピリチュアル系の本はお断りします。
・フリーディスカッション
○費用:500円+各自の飲食代
○申込:https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01i2nmyygpz6.html


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――■ 編集後記 ■――
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梅雨が明けましたね。
夏になると、いつもワクワクします。
なにがあるというわけではないのですが、突き抜けるような青い空と
じりじりとした暑さが、心を揺さぶるのです。
北海道に生まれ、東京に越してくるまで、
30度を超す暑さを体験したことがありませんでした。
原体験が今までにないものを期待してしまうのかもしれません。
今年は、北海道も猛暑日を何日か記録し、
涼やかな大地からはかけ離れてしまったようですが……
熱中症などお気を付け下さい。
いい夏を!

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2019年1月 2日 (水)

コミュニケーション力 スキルアップマガジン No.111

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

 

  もっと快適!コミュニケーション

  適切に伝える、的確に理解する力

 

コミュニケーション力 スキルアップマガジン No.111

 

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 

様々なコミュニケーションスキルを取り上げ、

コミュニケーション「力」UPを目指します。

 

━━ 目 次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

■■ スキルアップのための速読あれこれ(43

    「ブックカフェにお願いしたい」         今村 洋一■■

 

■■ 一匹と一編の物語 ライオン          わたなべみさと■■

 

■■ 雨の日はBAHALA NA  木村 保絵■■

 

■■ アサーティブでいこう! 適切な考え方を馴染ませる  西部 直樹■■

 

■■ 公開講座 ご案内 ■■

 

○ ディベートベーシック講座           東京・

○ 雑談力をつけるセミナー          東京・大阪・福岡

New! 1dayディベート集中セミナー       東京・大阪・福岡

 

■■ 勉強会 ご案内 ■■

 

●● ディベート・オープン・スペース例会 東京・大阪・福岡   ●●      

●● ぷちゼミ コミュニケーション「力」UP――朝の読書会―― ●●

 

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■■ スキルアップのための速読あれこれ(43

    「ブックカフェにお願いしたい」     ■■

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 最近は、ブックカフェという場所が増えてきたように思う。書店でも座って本

を読めるところが多くなってきた。本に関しての場所が、より良い状態になって

いくのは嬉しい。しかし、こういうことを書くと怒られてしまうだろうか。まだ

まだ心がトキメクところまではいかない。インテリアとして本は置かれているけ

れど、本当に本を読むのに適した場所になっているかというと、そうでないこと

」も多い。

 

 例えば、僕のお願いしたいのは、椅子だ。ブックカフェでは珈琲が美味しくなっ

ている。しかし、椅子の座り心地が良くないことが多い。ゆっくりとリラックス

して本を読むに適した椅子であるかどうか……。

 

 椅子という存在は、難しい。なぜなら、良い椅子とそうでない椅子との違いに

ついて、比較する機会があまりないからだ。ちょっとの時間ではなく、せめて3

0分や1時間は欲しい。自分に合った椅子かどうか、実践の読書を行いながら確

かめることは簡単ではない。しかも高額である。それなりに良いと言われる椅子

であれば、10万円を超えたりする。名前のあるブランド椅子がいろいろと存在

している。残念ながら、本好きの人との会話でも、「どこの椅子が良いよね」と

いう話のでることはほぼ無い。

 

 集中して効率の良い仕事をするために、リラックスして本を読むために、健康

を維持するために、椅子という存在は、その本質的な部分として意味を持つはず

だ。

 

 仮に、ブックカフェ、書店などに、いろいろなメーカーの椅子が置かれていた

ならば、ぜひその椅子に座って本を読みたいと思う。「椅子の指名予約制」みた

いなのがあってもいいのではないか。間違いなく心がトキメクだろう。次はどの

椅子を指名して本を読むか。読む本と椅子との相性というのもあるだろうが、ど

のような読書になるか、考えるだけで楽しいではないか。

 

今村洋一 (リーディングフィールズ代表 http://readingfields.com/

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■■ 一匹と一編の物語 ライオン            ■■

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梅雨の合間にからっと晴れると、じっとりした雨のにおいと相まって、まるでぐ

つぐつ沸騰する鍋の蒸気に当てられているような鬱陶しさと、湿気をまとった空

気にずっしりと寄りかかられる気だるさにおそわれることがある。そんなある日

の動物園では、来園者を喜ばせるはずの動物の誰も彼もがお尻を向けて、だるそ

うにごろんと横たわっている。

 

目の前にある檻越しのライオンだって、例に漏れずこちらにお尻を向けて、心な

しか、立派なたてがみがふにゃんと元気なさそうに見える。まるで休日のお父さ

んだ。そこに張り付く小さな先客は、リュックサックを背負いメモ用のプリント

を持っていた。遠足の途中なのだろうか、数人の児童が必死にライオンの顔を拝

もうと工夫を凝らしている。

 

その中にいる博識そうな女の子が、「ライオンのオスは、あまり子育てしないん

だって。ご飯をとってくるのもメスなんだよ」

と、自慢げに話したと思ったら、気の強そうな女の子が「最悪! そんなダメな

男と結婚する意味ないじゃない」と心底嫌そうに叫んだ。

わたしは子供たちに気づかれないようにふっふっと笑って、このふてぶてしい姿

を見せる男の胸中を想い描いてみた。

 

――子供より親が大事、と思いたい。

三人の子供の世話や家事をせず、来客、饗応を理由に家を空け一週間帰らないこ

ともある、そんな宿屋住まいでもしているかのような父親を描いた小説である。

そんな父親である「私」は、人の機微に敏感で、心が小さくて、そんな自分の弱

さをわかっている。それでもどうすることもできない。そうしてやりきれなくな

って家をふわりと出て酒を飲む場所へ行きついた「私」に大皿に盛られた桜桃が

出されるのだ。そして蔓をつないで子供の首にかけてやれば珊瑚の首飾りに見え

るだろうそれを極めてまずそうに食べるのだ。子供より親が大事、と思いたい。

子供よりも、その親の方が弱いのだ――そうやって心の中で虚勢のように「子供

よりも親が大事」とつぶやくのだ。

 

ここで桜桃を子供のために持って帰ってやれる「私」なら、きっと「思いたい」

などと言わないだろう。やっぱり子供は大事で、ふらっと飲みに来た場で子供の

ことを思い浮かべるけれど、だからといって店の主人に「やっぱり帰るわ」なん

て言って子供のために桜桃を包んでやる強さや器用さは誰もが持てるわけではな

い。

ライオンのオスは、他のオスから縄張り内のメスを守る。群に危機が迫ったらオ

スが自分の家族を守るのだ。父は父の戦いに身を投じ、死ぬか生きるかの戦いや

葛藤を味わっている。母の「涙の谷」とは違った種類の苦しみや痛みを突き付け

られながら、それでも生きるのだ。

だけれども、この動物園にはもっと協力して子育てをしたり、オスが”イクメン”

なんて言われる種類の動物もいたりするはずだ。そのような多くの種族と比べら

れて、すねるように寝こけるオスライオンの後ろ姿を見ると、虚勢を張りながら

まずそうに桜桃を食べては種を吐き、食べては種を吐きする「私」の寂しげな後

ろ姿と重なって、なぜかたまらなく愛しい気持ちになるのだ。

そう思いながら眺めていると、さっきの強気な女の子がつぶやいた。

「あーやだ、なんかこのライオンうちにいるお父さんに見えてきた」

わたしは我慢できずぶふっ! と盛大に吹き出した。

 

※紹介した本 「桜桃」太宰治 著

 

 

本好きの事務員 わたなべみさと

 

 

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■ 雨の日はBAHALA NA  

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天気予報に傘のマークが増えてきた。

北国出身のわたしにとって、

大学生の頃はじめて東京で経験した梅雨は衝撃だった。

洗濯をしても、一向に乾く気配がない。

ネットで「梅雨 洗濯物」と検索をし、

扇風機を一日中回していた記憶がある。

 

日本の梅雨よりも、もっと長いのはフィリピンの雨季だ。

6月から10月頃まで雨の季節は続く。

2年近く暮らしていた経験があるが、これも初めての時は驚いた。

引き出しの中に閉まっていた財布を、

ある日取り出すと、緑色に変わっていた。

まさに「言葉を失う」経験だった。

 

それでも、フィリピンの雨季にも良いところもあった。

それは、気温が下がること。

4月〜5月にかけてはものすごく気温が高くなる。

現地の人ですら「もう仕事は止めだ!」というくらい、とにかく暑い。

ペットボトルの水なんて、放っておけばすぐにお湯になってしまう。

ところがその気温も、雨が降ると下がり始めるのだ。

雨季の夜は、とにかく眠りやすい。

夜中に屋外でカラオケを始める人もいないし、吠え続ける犬もいない。

「サーーーーー」と雨の音が響き、シーツを1枚かぶって丁度寝やすい温度に

なる。

 

実際、フィリピン人は雨の日によく眠る。

土木関係の作業も中止になるし、農作業も中止になる。

普段は一生懸命働く人も、早起きをして雨を確認し、少し横になる。

お昼ご飯を食べたらまた眠り、夜は普段より早く布団に入る。

 

仕事をしようとパソコンに向かっていたり、

打ち合わせの連絡を入れると、

決まってこう返ってくる。

「寝なさいよ、雨なんだから。 BAHALA NA!

最初の内は言葉を失うことも多かったが、

やがて、その習慣にも慣れていくようになった。

 

実際にフィリピンの雨季の雨の降りかたは尋常じゃない。

降っていない時間帯もあるが、

突然バケツをひっくり返したようなスコールが降ってくる。

 

無理して外に出ようとすれば、

傘をさしていても、全身滝にでも打たれたかの様にびしょぬれ。

女性であれば下着の色やラインも透けてしまい、

そのまま外出を続けるには危険な状態になってしまう。

さらに財布を開けば、お札までもがぬれていることに気付く。

一枚ずつ丁寧に剥がしていかないと、破れてしまう。

 

BAHALA NA

バハラ ナ

 

それはフィリピン人がよく口にする言葉。

「神のみぞ知る」の様な意味で、

「仕方がないよ」「なんとかなるよ」という時に使われる。

 

雨の季節に、雨に抵抗しようとしても、どうしようもない。

雨の日に、晴れた日と同じことをしようとしても仕方がない。

雨の日には雨の日の仕事の仕方があり、楽しみ方がある。

 

梅雨の季節。

湿気を帯びた通勤電車の中で思う。

「寝なさいよ。雨なんだから」

そう言ってくれるBAHALA NA精神の上司や取引先が、

日本のどこかにいてくれないか、と。

 

マーケティングライター 木村保絵

 

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■ アサーティブでいこう!適切な考え方を馴染ませる         ■

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コミュニケーションのスタイルには、

率直な自己表現

受身的

攻撃的

の三種類があることを説明してきました。

 

率直な自己表現は自分にストレスを溜めることなく、他者へ配慮したものになり

ます。

よいとわかっていても、なかなか率直にはなれません。

 

率直になれない、それは思い込みが邪魔をしているからです。

 

思い込みを見つけたら、どうしたらいいのか。

 

人見知りの人が抱いているかも知れない「思い込み」

 

『他の人は、わたしが望むように行動をしなければならない、

そうしない人はダメだ』

という思い込みをどのように、粉砕していくのか。

 

3つの質問で、思い込みをチェックして、どうやら不当な思い込みだなとわかっ

たら、

思い込みの文章を適切なものに、合理的なものに変えました。

 

「他の人は、わたしが望むように行動をして欲しい。もし、望むような行動をし

てもらうに越したことはないが、もし、そうでなかったとしても、その人がダメ

だとはいえない」

という文章になったのです。

 

この新しい考え方を自分のものにするためには、次の二つのことをします。

1つ目はこの考え方を確認しながら、前の思い込みになっていた場面をもう一度

想起することです。

例えば、初対面の人とうまく話ができなかった時のことを思い出す。

そして、書き直した文章を思い浮かべてみるのです。

思い込みがあったときと、感情は変わっているでしょう。

怒りや、憐憫などで、身動きがとれなかったのが、

書き直した文章で、感情は抑制され、もしかすると、自ら話しかけることができ

る、かもしれません。

感情が変われば、行動も変わるのです。

 

2つ目は、書き直した文章を見えるところにおくことです。

思い込みから、適切な考え方に書き直しました。

ですが、残念なことに、人はすぐに忘れてしまいます。

忘れて、元の思い込みに戻ってしまうのです。

ですから、変わった考え方を忘れないようにします。

忘れないようにするためには、すぐに思い出せるようにしておく必要があります。

思い出せるようにするためには、目に付くところに書きだし貼っておくのです。

冷蔵庫の扉に、トイレの扉に、寝室の天井に等々。

携帯の待ち受けにしてもいいかもしれません。

忘れないように、何度モメにしていけば、考え方が身に染みて、自分のものにな

っていきます。

 

考え方は変わった、それでは行動はどう変えればいいのでしょうか? 

それは次号で。

 

REBTアサーション・ファシリテーター 西部直樹

 

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○ ディベートベーシック講座            東京

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20170709日(日) 12301430 【福岡】

20170715日(土) 13301530 【東京】

20170827日(日) 10001200 【大阪】

 

●● ディベート・オープン・スペース(ディベート勉強会)例会 ●●

 

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□ ディベート・オープン・スペース(ディベート勉強会)例会案内 □

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※ディベートの勉強会は、東京・大阪・福岡で開催です。

◆◆東京◆◆

○日時:0625日(日)午後2時~5

○場所:足立区北千住 東京芸術センター 9階 会議室

■内容

 ●自己紹介(スピーチ練習付き)

 ●論題「日本はソーダ税を導入すべきである」

・リンクマップの作成

・マイクロディベートなど

○費用:一般 1,000円 大学生・高校生・中学生 0

○申込:ディベート・オープン・スペース 申込

https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01hxd6ys2rgg.html

 

○予定:

0716() 北千住 東京芸術センター

0820() 北千住 東京芸術センター

0924() 北千住 東京芸術センター

 

◆◆大阪◆◆

○日時:0827日(日)午後2時~430

○場所:大阪市中央区北浜東3-14 エル・おおさか 会議室

■内容

 ●自己紹介(スピーチ練習付き)

 ●論題を決めるところからはじめます

・論題の検討

・リンクマップの作成

・マイクロディベートなど

○費用:一般 1,000円 大学生・高校生・中学生 0

○申込:ディベート・オープン・スペース 申込

https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01r9q5ys4xpw.html

 

◆◆福岡◆◆

○日時:079日(日)午後3時~445

○場所:福岡市中央区天神1-1 アクロス福岡 会議室

■内容

 ●自己紹介(スピーチ練習付き)

 ●論題を決めるところからはじめます。

・論題の検討

・リンクマップの作成

・マイクロディベートなど

○費用:一般 1,000円 大学生・高校生・中学生 0

○申込:ディベート・オープン・スペース 問い合わせ・申込

https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01hd5uys4ss3.html

 

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□ ぷちゼミ コミュニケーション「力」UP――朝の読書会―― □

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○日時729() 10時~1130

○場所:タリーズ 八重洲地下街店

○カフェ会の流れ

 

・自己紹介

・ワンポイントセミナー 「本を紹介しよう――1分間プレゼンテーション」

 聞いている人に、この物語を読んでみたいと思わせるプレゼンを目指します。

 本を一冊お持ち下さい。

 これは 是非読んで欲しい という本をお持ち下さい。

 文芸書(小説・エッセイなど)に限ります。

※ビジネス書・自己啓発書・ノウハウ本・スピリチュアル系の本はお断りします。

・フリーディスカッション

○費用:500円+各自の飲食代

○申込:https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01i2nmyygpz6.html

 

 

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――■ 編集後記 ■――

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梅雨入りしました。
北海道生まれには、辛い季節です。

ただ、北海道に住んでいた年月の倍を東京で過ごしてしまいました。

梅雨の季節になれることはありません。

馴染んだものを変えるのは、容易ではないのです。

思い込みを適切な考え方に変えるのも、簡単なことではありません。

スキルを獲得するのもそうです。

3日や一週間やまして3時間では、無理なのです。

しかし、1年かかります! と書くと

誰もそのような講座を受けようとはしないでしょう。

辛いところです。

 

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─◆本誌のバックナンバーは

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